魔神館事件 夏と少女とサツリク風景 椙本孝思著
帯の「館ミステリへの挑戦状」というアオリにやられました。
館ものの本格ミステリは大好物なので。
部屋主の独断ランク:C
多少ネタバレ注意です。
あらすじらしきもの
覚えのない女性からの電話により「魔神館」と呼ばれる洋館の落成パーティに参加することになった高校生・白鷹黒彦。
果たしてそこは、12星座に見立てた石像と、妙な配置の部屋がひしめく妖しげな洋館だった。
そんな館での夜、不可解な殺人事件が発生。
嵐で孤立する中、その後もありえない状況で次々と人が殺されていく。
犯人は参加者か、それとも館に済む魔神像の仕業か?
感想
まずまずでした。
評価すべきはハテナが可愛いのと兄貴が面白いのとこの2点。
ミステリとしても面白いけど、これは本格かと聞かれると微妙と答えざるをえないかなというところで評価がわかれるかなと。
で、部屋主的にはミステリではあるけど本格ミステリではないと。
ゆえに評価が低くなっております。
舞台やら設定やらキャラやらその他色々についてはかなりよかっただけに、使い切れてないのがなんか色々ともったいない作品だったかなと。
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