勇午 ロシア編 下

部屋主の好きな「ロシア」編の後半です。「ロシア編 上」の記事はこちらです。

なぜかアフィリエイト画像が小さいのしかなかったのでこれでいきたいと思います。

アフタヌーンKC版の5巻の表紙のタイトル「勇午」の文字はロシア語だったりします(ロシア編は4巻の途中から6巻の途中までの約2冊になります)。

勇午―The negotiator (ロシア編下) Book 勇午―The negotiator (ロシア編下)

著者:真刈 信二,赤名 修
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:

   作品全体ランク:

だいぶネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

様々な謎を秘めたままに始まった「ナージェンカ」の亡命交渉。

その中身を知るべく行動した勇午が、協力を依頼した「リューバ」とともにたどり着いたのは、2000億ドルを超える「ロマノフスキー家の財宝」でした。

しかしこの情報を入手した直後、財宝をを手に入れるために必要な「指輪」を隠していた勇午は、そのためロシア内務省対内防諜局に拘束されてしまいます。

拘束された勇午は、科学者でもある「ヴィクトル中尉」による最も効果的な拷問を1週間にもわたり受け続け、ついに精神に異常をきたし指輪の所在を言ってしまいます

拷問により精神的におかしくなり、切り札である指輪すら奪われしまった勇午の運命、そして交渉の行方は・・・

部屋主の感想

いやぁ、この巻はじつに熱いですね。いつもながらどこから始まるかは不明なので、勇午が拷問されてる場面から感想を開始したいと思います。

勇午の醍醐味の1つである拷問ですが、今回は2つあります。まず1つ目が、科学者である「ヴィクトル中尉」いわく最も効果的な拷問である「無意味で単調な質問を繰り返し、その都度回答を強制する」というものです。こうすると個体差はあるものの「いずれは自我が崩壊しますが、その直前に全ての記憶が取り出せる」というわけです。

で、あらすじはここでとめてあるわけですが、ぶっちゃけ(なんかキムタクが流行らせてからこの言葉嫌いなので使いたくないのですが)精神が崩壊するまでが演技です(たぶん)。指輪を奪われるのも含めて(たぶん)。

頭がおかしくなったフリをして監視が去ってから、すぐに普通に戻る場面はある意味で予想通りとはいえ(だってほんとに狂ってしまったら物語が続かないわけです)、笑えるくらいの豹変ぶりです。

でも、この場面では、リューバが拷問を受けているのは予想外だったようで、ちょっと勇午にしては考え不足かなって気がしないでもないです。

次は対内防諜局に捕まらないように、零下40℃の吹雪(「マロース」というらしい)の中を渡るシリアスな場面ですが、「小暮(勇午の仲間、メカニック担当)」の機械(GPSかな?)に文句をつけてるあたりが、「上」のこの物語の最初の小暮とのやりとりと比較して面白かったりもします。

でもって次は、実はロシアのスパイで、指輪回収の目的で8年もの長期に渡り「セルゲイ(依頼者の死んだ父)」と「アンドレイ(依頼主)」の秘書についていた「オリガ」との交渉場面なのですが、ここがまた熱いです(どう熱いかはいつも通り↓の台詞コーナーで)。

言葉、そして表情が実に巧みで(今後もまだ上達する絵を見ていると、絵がまだついていってない部分もありますが)、これぞ言葉の戦いの醍醐味ということを教えてくれる場面かと思います。というかそういう熱い交渉場面がこの後続きます。

で、次はヴィクトル中尉との交渉場面ですが、ここでは相手を意図的に操作する交渉がお目にかかれます。まぁ交渉というほどではないかもですが、場面としてはけっこう好きです。今後の展開も含め、言葉が如何に力を持つかがよくわかるシーンですので。彼に関してはこの後の彼自身の拷問シーンも渋いです。さすがロシアですってタイプの拷問です。

にしても、勇午の交渉を見ていて気になるのは、どこまでが相手を操作するためのもので、どこまでが本心なのかなのですよね。

ヴィクトル中尉との交渉は最初から最後まで計算づくという感じですが、オリガ大尉との交渉は、計算づくで近づき、心を揺さぶった後、相手の逃げ道をちゃんとつくりそこへ誘導してるわけですが、その途中が本心を熱く語ってるという感じで。もちろん途中のソコも計算と言えなくもないですが、その辺はやはりそうじゃないと部屋主は思いたいです。

再びというか、対内防諜局にわざと捕まって計算どおりの交渉にして2回目の拷問がはじまるわけですが、ここは実に熱いです。部屋主が勇午にハマった(出会った)のはここからでした。ボコボコにされて自白剤を打たれた後のあの台詞にビビました。よくまぁこんな発想が出たものです。ここは是非とも読んでみて欲しいところです。

この後の行き詰る「ガラーホワ少将(対内防諜局の最高責任者)」とのやりとりもいいですね(顔の傷が治ってるのは愛嬌です。きっと)。拳銃を額に押し付けれても表情1つ変えない勇午が素敵です。またガラーホワ少将の見下す表情が残忍でいい感じです。

でもって、ラストのナージェンカの前での(「の前での」ではなく・・・というまさかの展開だったりもします)指輪の謎解き場面が非常に熱いです。勇午はラスト2話くらいが非常に熱いことが多いのですが、ロシア編のラストである26話「ロシア」はひたすらグッときます

というか、とにかくクサイです。よくまぁ「僕は人の心に賭けたんです」なんて台詞がサラリ出るもんです。彼以外が言ってたら殴ってるところです(ちなみにこの台詞の背景の絵は宗教画を意識してるのかなって感じのとても素敵な絵だったりします。もちろん部屋主は好きです)。

でもって、ナージェンカがありえんくらい可愛らしいです。「萌え~」という意味ではなく、その熱い言動によってです。ネタバレするので書けませんが、色んなカッコいい台詞や場面がたくさんあるこのロシア編でも、もっとも泣けるこのラストの一連の場面の中で、とても素敵な台詞を彼女は言ってくれます。

ナージェンカの言動に触発されての、オリガの言動がまた泣けます。勇午の「12歳の少女でさえ~(以下自主規制)」の台詞もきますね。この後の勇午とガラーホワ少将のやりとりもまた。

この場面は、脇役のオッサンを含め、全員要所要所で非常にいい表情をしてますので、是非とも漫画で確認して欲しいです。特に↓に書いた場面のオリガの表情は秀逸です。上記の「僕は人の心に~」って言ったときのガラーホワ少将の表情も(妙に笑える)。

それにしても勇午のラストはやはりたまらんですね。皆様も是非ともお試しあれです。あくまで評価は部屋主の独断なのであれですが、勇午という物語自体は色んな友人に好評をだったりですので、皆様も楽しんでもらえると思います(血を見るのが嫌いな方はダメかもですが)。

この巻の部屋主がグッときた台詞

・・・・・初めて 何かが愛しいと感じた」byオリガ

8年前、わずか19歳で指輪回収の任務についたオリガに勇午が話しかけてる(交渉している)時の台詞です。

勇午「その頃の君は任務をどう考えていた?」→オリガ「何も考えない 感じない そのように訓練されていた」→勇午「君は外国から自分の祖国が音を立てて崩れて行くのを見たわけだ それでも君は何も感じなかったのか?」という言葉に続く台詞がコレです。

この後のセルゲイとオリガの回想シーン、「それは僕も同じだ」という台詞、セルゲイの遺言を執行する形でというよくわからん形での依頼の承諾はここへの伏線だったのかということも含めて、この場面全体が好きです。

そんなに自分が可愛いですか」by勇午

ヴィクトル中尉とのやりとりの最後の台詞なのですが、勇午らしからぬいやらしい顔で言ってます。

あなた本当にこの国が好きなのね 私も大好き ただ 今まで 愛し方を忘れてたのね ありがとう」byオリガ

ラストの一連のシーン中からの抜粋です。他との関連性が見えてこないので上げてみました。台詞もいいですが、ここはオリガの表情が絶妙です。泣けます。

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勇午 ロシア編 上

部屋主の一番好きな青年漫画である「勇午」と出会ったのは、このロシア編でした。そのためがどうかはわかりませんが、このロシア編は好きな物語の1つではあります。

部屋主の持ってるの文庫版ではないので、微妙に語ってる内容が変になるかもですがその辺は勘弁してください。ちなみにアフタヌーンKC版では、「パキスタン編」からこの「ロシア編」に入るまでに、2話の短編として日本編があります。

勇午―The negotiator (ロシア編上) Book 勇午―The negotiator (ロシア編上)

著者:真刈 信二,赤名 修
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:A

   作品全体ランク:

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

パキスタンから帰国した交渉人「別府勇午」は、帝政ロシアで栄華を誇った貴族の末裔「アンドレイ・セルゲイビッチ・ロマノフスキー」から交渉の要請を受けます。

彼の依頼は、叔父である「ウラジミール」の12歳の孫娘「ナジェージュダ・イワノーヴナ・パヴレッカヤ(愛称「ナージェンカ」)」の幸せを願った父「セルゲイ」の遺言を守るべく、彼女をロシアから呼んできて欲しい(亡命させる)ということでした。

なぜそれができないかを訝しがる勇午に、彼の秘書である「オリガ・エレノワ」が答えます。「ロマノフスキー家は3代に渡り反社会主義運動を続けてきました。たとえソ連が崩壊してもロシアは純然たる社会主義国家です」と。

つまり、依頼主であるアンドレイは今も政治犯として狙われていて、ロシア政府は彼を国内に呼びよせるために、ナージェンカを利用しているということなのです。

アンドレイではなく、死んだセルゲイの遺言を執行するという形で依頼を受けた勇午。しかし、意図的になんとかしてあげたくなる表情で撮影されたナージェンカの写真信頼できないクライアント、そして、セルゲイとウラジミールに分けられた謎の数字が刻まれた指輪と問題は山積みです。

困難な交渉になることがわかっていながらも、ロシア政府の監視下でたった1人で暮らすナージェンカのことを想って勇午はロシアへと飛びます・・・

部屋主の感想

上にも書きましたが、このロシア編は実に面白いです。たぶん部屋主の思い入れを抜かしても。

でもって、どこで区切っていいかわからないので、勇午がロシア当局に拘束されるまでの感想をということにしたいと思います。

そういわけで感想ですが、信用できない依頼人にはじまり、謎の指輪、そして「ロマノフスキー」という名前。これだけでピンとくる人はピンときますよね。そうアレの相続権やらなんやらがナジェージュダと指輪に・・・(以下自主規制)。ってことで、はじまりからしてやたら面白くなる予感はあります。

でもって、↓で抜粋しますが、勇午が依頼を受けた理由がまた泣けます。その発言をしたときもポーズといい状況といい、カッコよすぎです。いやほんと、こんな男になりたいものです。

前回のパキスタン編もそうですが、今回も勇午の人脈はよくわからんですね。前回同様、ロシアに飛ぶ前に勇午は日本でできる限りのことをしていくのですが、このロシア編では、冷凍庫のオジサンからはじまり、やたらすごい科学者と関係があったり、美人アナウンサーの家にあっさりあがりこんだりしてます(なんてうらやましいと思ったことは内所です)。

謎を徐々に解いていき、ロマノフスキーの真実に迫っていく勇午(と彼が仲間にしたリューバ)がまた渋いんですよね。ロシア当局の捜査をかわしながら事実を積み上げて行く様が。何よりも、なぜそれを調べるかの理由が。

同時に、ロシアの社会情勢(当時の)が垣間見えるものいいですね。「金さえだせば誰でも抱ける」と言い張る手配屋や、彼から紹介されてきて勇午の仕事を手伝うことになる「リューバ」、横柄で傲慢なロシア当局者など(笑えるほどに上下関係がしっかりしてるのも見ものです)、彼らの存在があってこそ、話にリアリティと奥行きがでます。

何気に渋い「寒さ」の豆知識もいい感じですね。これがここにあることで、リアリティが増すと同時に、後半の勇午のすごさが強調されるわけでございまして。

なお、多少の関連はあるかもですが、前の話であるパキスタン編とはほとんど関係なく独立した話ですので、このロシア編から読み始めても大丈夫かと思います。

多少というのは、本来なら外に漏れるはずのない(パキスタン編では依頼人である「岩瀬繭子」に口外しないことと言ってますので)パキスタンでの勇午の交渉結果である新聞記事の切り抜きが、アンドレイの机の上に置いてあるくらいなのでという意味です。

この巻の部屋主のグッときた台詞

ロシアとは魂まで凍てつく寒さのことよ」byオリガ・エレノワ

ロシアとはどういうものか知ってるかとアンドレイに聞かれ、「あなた方を前に知っているとは言えません」と勇午が言った後のアンドレイの秘書である彼女の台詞です。実に素敵な表現ですね。この台詞のおかげでこの後のシベリアの寒さが強調されるし、他にも意味深ですし。

これ以外の生き方が思いつかない」by勇午

勇午の熱い台詞の中でもかなり好きなうちの1つです。台詞というかこの場面が熱いです

美人アナウンサーの真里子宅で、勇午が依頼に関するあるお願いをしている最中、「依頼人が信用できないとわかってて、なぜ引き受けるんですか?」と彼女が聞くわけです。

勇午がアンドレイから借り受けたナージェンカの写真を見せると、「なんとかしてあげたくなる そんあ写真ですか・・・」と真里子は聞き返すわけです。

すると勇午は「意図的にその表情をさせれたふしがある」→真里子「そこまでわかっていらして?」→勇午「それでも彼女が身寄りもなく たった一人でシベリアにいる事実に変わりはない」→真里子「相変わらず損な生き方ですね」→勇午「これ以外の生き方が思いつかない」となるわけです。

いや~実に渋いですね。雨に濡れた勇午に萌えて、このやりとりに萌えて。ここでは真里子の鋭さと表情があってこそといったものもありますので是非とも絵つきで楽しんでほしいものです。

500ドルあれば1年間体を売らずに大学に行けるでしょ」byリューバ

「どうして体を売るの?」との勇午の問いかけに対する答えです。こういう台詞を読むといかに日本が恵まれている国だということがよくわかります。このやり取りの後の手配師の「我が校一の~」という台詞も別の意味で目頭が熱くなります。

私にとって国家が正義です」by-

「任務ではなく君の考えはどうなんだ」、「君自身の正義は?」と勇午が質問したときのある人物(ネタバレするので名前は伏せます)の答えです。実に社会主義国家らしい台詞でいいですね。

ならば教えてやりたまえ ロシアの海が生温くはないことを」by-

ユーゴの目的「ナジェージュダ」の亡命と勇午の行動について、ロシア当局の関係者が集まり会議しているときの、「たった一つの真珠のために 海の底を探すのか?」(真珠とはもちろんナジェージュダのことでしょう)、「ユーゴは深く潜れる男です とても深く」に続く台詞です。こういう言い回し1つをとっても非常に表現が巧みで素晴らしいと思います。なお名前を伏せてあるのはこの時点では出てきてないからというだけの理由です。

そんなことは問題じゃない ここはロシアだ」byロシア当局の男

「何も違法なことをしてない」と言う勇午への返事です。たった一言でこの場面の全てを了解させるおそるべき重さの言葉です。絶妙です。

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勇午 パキスタン編 下

パキスタン編 上」に引き続き下巻です。

勇午―The negotiator (パキスタン編下) Book 勇午―The negotiator (パキスタン編下)

著者:真刈 信二,赤名 修
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:A

   作品全体ランク:

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「ダコイット」に誘拐された日本の商社マン「岩瀬」を救うべくパキスタンに入国した「勇午」は、メッカ巡礼を果たしたものの、その名誉をダコイットの「シェイク(頭目)」である「ユスフ・アリ・メサ」に奪われた「ハジ・ラフマニ」の助力を得る代わりに、その名誉回復を約束します。

同時に、舌を切り取られしゃべることのできない旅芸人の女性に慕われ、交渉の旅に同行されることになります。彼女の助けをかりながら、なんとかダコイットに接触したものの、「アッラー」が認めた勇者以外とは交渉しないとされ、前回の交渉人同様処刑されることが決定します。

一方、身代金がダコイットに流れると困るパキスタン政府は、日本の何物かが勝手に人質の開放交渉をしているのに気づき、カシミールで「砂漠の虎」の異名を取る「シャドル中佐」を呼び寄せます。ダコイット討伐の名目で交渉人もろとも殺害してしまおうというのです。

ダコイットに捕まり処刑は目前、パキスタン政府には命を狙われるという過酷な状況下で、果たして勇午は岩瀬をその娘「繭子」のもとに無事に返し、ハジ・ラフマニの名誉を回復することができるのでしょうか・・・

部屋主の感想

勇午の話の中では面白くない部類に入ると書いたパキスタン編ですが、じっくり読むとなかなかに面白いですね。上巻をB評価にしてしまったのでA評価にしてしまいましたが、上がC、下はBくらいが妥当かもしれません。

とはいえ、パキスタン政府の横暴ややり口や(まぁパキスタンの国内事情などそ知らぬふりで勇午は交渉してるわけだから、なんともいえないわけで。ちなみ身代金は50万ドルです)、狂信的なダコイットの面々はうまく描けていていい感じだと思います。

そして、やはり触れておかねばならないのは、この漫画のある種お楽しみの1つであり、女性がおそらく苦手とする「拷問シーン」です。

毎度、その地域や集団の特色現すような何かしらの拷問を勇午は受けるわけですが、それがまた非常に痛々しいと同時に興味深いのですよね。パキスタン編では、思わず「さすがパキスタン」って感じの日本ではありえない拷問が登場します。

でもって、このパキスタン編では、拷問に続き勇午はとある行動をとる(とらされる)のですが、それがまた半端なく痛々しいです(人によっては気持ちよくなるかもです)。

ここでの勇午は非常にカッコいいと思うと同時に、ちょっとやりすぎな感じなくもなかったりするのですけどね。ここまである意味で計算づくってのもやりすぎ感はあるかと思うのですが、計画通りそれを行えるのはちょっといくらなんでもやりすぎかなぁ・・・とね。

でもやっぱりたまらんです。交渉のためにここまで体を張れる勇午のような男になりたいと思います・・・「交渉できないとすぐに処刑されるわけだし・・・」っていうツッコミはなしでお願いします。

ちなみに後のシリーズになればなるほどパターン化したのを作者が避けたのが、読者が飽きたのが拷問の表現は微妙になっていきます。部屋主のような人間はちょっと物足りなさを感じますが、それはそれで仕方ない気もしますので。

あと、勇午の見せ場はこの拷問シーンあたりが最高潮で、あとはユスフ・アリ・メサやハジ・ラフマニや繭子といったサブキャラの見せ場が続くのが、少し物足りないと感じるところなのでしょうか。とはいえ、ハジ・ラフマニや繭子の男前っぷりはかなり素敵だったりするんですけどね。

上記のようにパキスタンの国内情勢を考えると、シャドル中佐にしろ、ユスフ・アリ・メサにしろ、自らの信念の元に闘ってるわけでその姿はカッコよかったりします。もちろん身代金をとったりする行為や、「交渉人を人質ごと殺してしまえば問題ない」的な政府の思惑は褒められることではないですが。

それにしても、こうやって記事を書いていると、勇午が部屋主に与えた影響の大きさを改めて感じます。まず勇午の生き様には恥ずかしながら憧れております。また、戦争や紛争、国際情勢に興味を持つきっかけとなったのはこの漫画だったりです。ありがとう勇午って感じです。

この巻の部屋主のグッときた台詞

きさまは勇者じゃないただの卑怯者だ!」by勇午

手足を拘束され拷問された後、素手で人の首を捻って殺せるほどの怪力の持ち主であるユスフ・アリ・メサに顔面を握られた状態での台詞です。名誉を傷つけるられることを極端に嫌うイスラムの戦士には最悪の言葉だったりします。とはいえ相手をまず交渉の場に引っ張り出さないといけないわけで、そのために命を賭けて発言してるところがカッコいいです。

その前にチャイをもらおう!砂糖はたっぷりだ」by勇午

上記の状態で交渉の場を作ることに成功したときの台詞です。もちろん血まみれで顔面を握られたままでも、余裕を見せる場面では見せる姿が素敵です。

私も行きます」by繭子

ただ泣いているだけの繭子でしたが、勇午の行動を見ていて(実際は日本にいる勇午の仲間である「小暮」との連絡を聞いていて)人間的に成長し、自らパキスタンへ身代金を持っていくと決めたときの台詞です。勇午はこんな感じで作中で人を意図しないところで成長させます。それを読んでる人もきっと何かしら得るものがあると部屋主は思います。

どうやら幕を引くのは わしの役目のようじゃな~わしが行かずしてどうする その娘でさえこの地に戦いにきたというのに」byハジ・ラフマニ

齢70を超えるハジ・ラフマニが戦場(パキスタン)にやってきた繭子を見て、回りの制止を聞かず繭子のかわりに戦場(パキスタン政府に見つかれば皆殺しになるであろう身代金受け渡し場所)へ自ら赴こうと決めたときの台詞です。勇午の行動は繭子を動かし、その繭子がハジ・ラフマニを動かすという素敵な構造なわけであります。この後の2人の握手場面は妙にツボです。

この戦いが聖戦なら わしは喜んで贄となろう ユーゴ お前に感謝する」byハジ・ラフマニ

ネタバレするので状況は書きませんが、ここでやっぱりこれがきたかって感じの台詞です。驚いてる風なユスフ・アリ・メサの表情、凛とした後ニコリと笑ったハジ・ラフマニの表情、そして苦悶に満ちた勇午の表情という、三者三様の表情が印象的です。

過ちを正す勇気を示してくれ!」by勇午

何が過ちかはネタバレするので書きませんが、過ちを正すということは確かに勇気のいることだと思います。また言葉を受けての彼の発言も非常に熱いわけであります(絵の構図も好きですね)。

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勇午 パキスタン編 上

2月に買った漫画の本」で記事にしたら「じっちゃんの誤読日記」の「じっちゃん」さんや、「ぼちぼち」の「ちきちき」さんが興味を示してくれたので記事にしてみたいと思います。遅くなってもうしわけございません。

なお部屋主が持っているのはKC版なので、アフィリエイトで購入できる文庫版とは終わってる箇所が違います。なので台詞などが微妙に前後する可能性がありますがその辺はご了承くださいませ。

勇午―The negotiator (パキスタン編上) Book 勇午―The negotiator (パキスタン編上)

著者:真刈 信二,赤名 修
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:B

   作品全体ランク:S

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

パキスタンで、日本の商社マン「岩瀬」が「ダコイット(反政府組織)」に誘拐されました。彼らの目的は、政府に打撃を与えることと自らの活動資金を得るためです。その効率のいい手段が「身代金誘拐」です。

しかし、パキスタンで会社の用意した交渉人は殺され、交渉そのもが打ち切りになりそうになってしまいます。岩瀬の娘「繭子」は、一縷の望みをかけて「プロ中のプロ」と紹介された交渉人「別府勇午」に会いに行くのです。

「父を助けて」と涙を流す繭子の依頼を受けた勇午は、日本でできる限りの準備をしパキスタンへと出発するのです。交渉相手が「人を殺すこと、それもできるだけ残忍に殺すことで自分の信仰を確認しよう」とする「狂信者」で「それがわかって行くのはクレイジーだ」という忠告を受けながら・・・

部屋主の感想

部屋主の最も好きな青年漫画です。とはいえ、最初のこの「パキスタン編」、特にこの上巻にあたる部分は、他の話からすると色々な面でだいぶ劣るといわざるをえません。

下巻の伏線的部分が多く、この巻だけだと「わけわからん」という具合です。もちろん下巻を読むとあれはここの伏線で、それを想定に入れて行動してる勇午はすごいなとなりますが。この巻だけだとただの弱いキザ野郎的な感じもしますし。

他にも、この漫画の特徴は勇午が基本的に言葉と信念を武器に、たった1人で(もちろん信頼できる人間を探して助けてもらったり、彼をサポートする人はいますが)圧倒的暴力を持つ相手に交渉する際の表情が素晴らしかったりするのです、この巻ではまが絵がそこまでではなかったりします。

とはいえ、ちゃんと現地取材をこなして描かれる背景などから、その国、その町の空気は漂ってきますし、その国の色々な事情(パキスタン編では宗教的なものやパキスタンの国内事情)の勉強になるのがいいですね(当時の)。

何よりいいのが、その当時の国際情勢や事件をもとに物語が作られてるのがあったりなんですよね。このパキスタン編が書かれた当時も、実際にパキスタンで日本の技術者が誘拐された事件がありましたし(けっこう派手にニュースになってたので記憶に残ってる方もいるかと思います)。

とまぁ、まだ面白さという点では微妙ですが、最初ということですので気長に面白くなるのをお待ちください。まぁもちろん好みはありますが。

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