慟哭 貫井徳郎著
知人数名のオススメ作品ということで読んでみました。
![]() |
![]() |
慟哭 (創元推理文庫) 著者:貫井 徳郎 部屋主の独断ランク:C |
多少ネタバレ注意です。
あらすじらしきもの
連続する幼女誘拐事件の捜査は行き詰まり、捜査一課長は世論と警察内部の批判を受けて懊悩する。
異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。
こうした緊張下で事態は新しい方向へ・・・
感想
うーん、微妙です。
「この手のタイプ」のミステリ小説を読んだことがないならもっと評価は高かったと思うのですが。
残念なことに読み始めて20Pもしないうちにオチが見えてしまい(もちろんこの時点ではまだいくつも可能性はあった)、100Pも読まないうちに確信した通りところに物語が収束してしまったという・・・
ちょっとわかりやすすぎる構成はともかくとして、内容がよければそれでもかまわないわけですが、その内容も宗教や洗脳絡みとなると、一応これでもそこそこまじめに勉強してきたわけで・・・
でもって、慟哭に関してはいまいち共感できずという・・・
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント