エヴリブレス 瀬名秀明

瀬名秀明氏のファンだったりします。

エヴリブレス Book エヴリブレス

著者:瀬名 秀明
販売元:エフエム東京
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部屋主の独断ランク:C

あらすじらしきもの

「永遠の世界に生きるとして、そんな世界で人を愛するってどういうことなんだろう?始まりも終わりもない、時間に忘れられた世界で、誰かを好きになるってどういうことなんだろう」本文より

高校一年生の「杏子」は、大好きな「トシオ」先輩に連れられて世界の果てを見ました。

杏子は卒業とともに行方がわからなくなった大好きな先輩の後を追い、そして世界の果ての先を見たくて、研究者へとその足を進め、今は金融の世界で働いていました。

そんな時、杏子は「BRT」という仮想現実の世界で先輩の描いたと思われる絵を目撃し・・・

感想

期待していたほどではありませんでした。

基本的に部屋主は恋愛モノが苦手だからかも知れませんが。

とはいえ、ところどころいい言葉があったりして、色々と考えさせてくれました。

また、仮想と現実の境界が曖昧になった近未来における、人間の「想い」についても色々と考えさせられました。

それにしても、いつもながらサイエンティストとしての目の付け所が面白かったです。

結局のところ何が言いたかったのが微妙な感じもしましたが。

それなのに読中や読後には妙に爽やかな感じがしてました。

好きな台詞

「いまという時間は、いまだけがあるから存在するわけじゃない。いまきみがここにこうしているのは、きみの過去があって、そしてきみがまだ知らない未来があるからだ。マジシャンがカードを上から下へとドリブルする。たとえきみがそこで“いま”という一枚のカードを選んだのだとしても。その前後のカードがあったからこそなんだよ」

こういう言い回しは好きですね。

「『いま苦しかったらどうするんですか。私なんかが言えることじゃないけど、でもいまどうしても辛くて、どうしようもなかったら?永遠に苦しむことになったら?できることで、できないことを変えるなんて本当にできるんですか?』

 『だからぼくたちには、優しさと勇気の両方が必要なんだよ』

 『それが過去と未来ですか?』」

ここのやりとりは妙に気に入っています。この返事は読んで確認してみてください。

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ゆがんだ闇

面白そうなホラーを探してるときに、大好きな作家の一人である「瀬名秀明」氏の名前、そして日本を代表するホラー作家の面々が揃っていたので購入してみました。

ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫) Book ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

著者:小池 真理子,篠田 節子,鈴木 光司,瀬名 秀明,小林 泰三,坂東 真砂子
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「生きがい:小池真里子作」のあらすじ

飛行機事故で夫と息子を亡くして以来、ぬけがらのように過ごす「わたし」。老後のためにと夫が購入したアパートの管理人として過ごしていましたが、また一人また一人と住人は減っていきます。

最後に残った息子に似た大学生「ノボル」。彼が病気になったとき、わたしは親切に看病するのですが・・・

「ナイトダイビング:鈴木光司著」のあらすじ

結婚して数年、子どもが欲しいと思っている「高宏」と、子どもは欲しくないと思っている「奈緒」。

共通の趣味である「ダイビング」を数々とこなしてきた彼らが最後に残しておいた「ナイトダイビング」中、奈緒が行方不明になり・・・

「子羊:篠田節子著」のあらすじ

「神の子」として、争いばかりの汚い外界とは完全に隔離された施設で何不自由なく生活する少女「M24」。

彼女が特別な存在となる「儀式」の前日、以前に娯楽として楽しんだ外界の汚らしい「詩人」の奏でる素晴らしい「音楽」をもう一度聞いてみたいと彼女は望んだのですが・・・

「白い過去:坂東眞砂子著」のあらすじ

一流企業の勤める夫「陽治」のおかげで特に不自由のない生活を送っている「千春」。ある日彼女のパート先に、交通事故で植物状態になった恋人「仁志」から花束が送り届けられます。また留守番電話には、仁志とかつてかわした会話が録音されていたのです。

仁志の意識が戻ったのだと、彼の病院に問い合わせるのですが、彼は半年前にすでに亡くなっており・・・

「兆:小林泰三著」のあらすじ

クラス中で苛めていた「直美」が自殺をしました。直美を苛めていた中心メンバーの一人「欒花(らんか)」は彼女の自殺以降、「兆」と呼ばれる人外のものに変異した直美につきまとわれることに。

一方、なんとしてもスクープが欲しい貧乏フリーライターの「なえ子」は、この事件に目をつけて事件を追うのですが・・・

「Gene:瀬名秀明著」のあらすじ

分子生物学を博士後期課程で学んでいる「映子(はゆこ)」は、後輩である「河村」か「Gene」というゲームを借ります。

その妙にリアルなゲームは、氷の中から発見された「悪魔」の遺伝子を解析するという内容で・・・

部屋主の感想

「生きがい」の感想

うーん、かなり微妙です。

珍しく予想外の展開といえばそうなのですが、いきなりオチがきてすぐ終わってしまい(短すぎ)、その上、全く怖くないしで、「それで?」と思わず唸ってしまいました。

独断ランクはEくらいで妥当かと。

「ナイトダイビング」の感想

これまた微妙です。

夜の海で泳いだことのある人なら、あの特有の惹き込まれるような感覚を思い出して少し怖くなるかもです。

物語的にはこれまた「それでどうなの?」って感じですし。

ゆえに独断ランクはDくらいですかね。

「子羊」の感想

これまた微妙です。

展開などは予想通りでしたし全く怖くないしで。

設定等は嫌いじゃないんですけどね。

独断ランクはDくらいでしょうか。

「白い過去」の感想

ホラーではないですね。全く怖くないですし。

ただ、こういう話は嫌いではありません。

独断ランクはCくらいで。

「兆」の感想

まぁまぁですかね。ちゃんとホラーで、それなりに怖いですし。

「兆」との追いかけっこは楽しめました。こういう閉鎖された空間からの脱出シチュエーションは大好きです。

オチに関しては想定の範囲内で、イマイチな感じがしないでもないですが(というかあのわかりやすいミスリードをあそこまでひっぱった上、このオチかというのはありましたが)。

総合して独断ランクはCくらいでしょうか。

「Gene」の感想

部屋主の好きな作家の一人がこの「瀬名秀明」氏なわけですがやはり面白いです。というか好みなんでしょうね。こういう話が。

展開自体は読みどおりでしたが、悪魔の遺伝子解析の意味がソコにあったとはさすがの発想です。

独断ランクはBくらいでいきたいと思います。

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ハル-2

昨日に引き続き「ハル」のあらすじと感想です。

ハル Book ハル

著者:瀬名 秀明
販売元:文藝春秋
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部屋主の独断ランク:

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

機械と人間を結ぶ、切なくも考えさせられる「あした」を描いた物語が5編収録されている短編集です。それぞれの短編の間には「WASTELAND」という数Pから成る連作短編が挿入されています。

「亜希への扉 心の光陰

雪のちらちらと降る夜、細々と「ロボット・コンサルティング」を営む「良祐」の店に、1人の女の子が駆け込んできます。捨てられていたというロボットを胸に抱えていたその少女は、良祐に直してほしいと懇願しました。

少し悩んだものの、少女の真っ直ぐな瞳の奥の決意を見て取った良祐は、ロボットを治してあげることにしました。元気になったロボットを見て喜んだ少女は「亜希」と名乗り、ロボットに「ロビイ」と名づけました。

それ以来、9歳の亜希は良祐のところでお礼のお手伝いをしながら、ロビイを大事に大事に育てていきました。また、ロビイも彼女の愛情に比例するように成長していくのです。

亜希が良祐のところに来なくなってから2年の月日が流れたある日、彼のもとにロビイに何かあった時に送るように設定しておいた緊急報告メールが届くのです。翌日、大きくなった亜希がやってきました。出会った頃のように壊れて動かなくなったロビイを胸に抱いて・・・

「アトムの子 夢みる装置

ロボット工学者の「竹内」は、「鉄腕アトム」の誕生日である「2003年4月7日」、その日に合わせて開園した「手塚治虫記念パーク」のオープニング・セレモニーに行っていました。工学者であり鉄腕アトムファンである竹内は、セレモニーに登場する鉄腕アトムの「実物」を見に行ったのです。

しかし、発表された鉄腕アトムは、アトムの形はしていたものの、ただよく動くだけの心をもたない木偶の坊だったのです。それを見て愕然とした竹内は、同時に日本人がロボットに持っていた幻想がこれで壊れてしまったことを悟りました。以来ロボット・ブームは急速に萎んでいきました。

それから26年の月日が流れ、ロボットはあらゆるところに溢れるようになりましたが、ロボットの知能と意識の研究はこれといって進んでいません。そんな中、すでに高齢のため退官した竹内は、昔を懐かしむように再び訪れた手塚治虫記念パークで、東大でロボットの認知科学を研究していた「海渡」と偶然再会します。

海渡に誘われて訪問した研究室には、自分と同じように高齢のために一線を退いたロボット工学の分野で活躍していた面々が揃っていました。そして驚く竹内に海渡はこう言うのです。「アトムをつくるんだよ、ぼくらの手でね」と・・・

部屋主の感想

「亜希への扉の感想」

これはきました。亜希もロビイも可愛いです。あらすじでは割愛しましたが、良祐の父親の渋さも非常に光ります。先の短編に出てきたあのキャラのその後も描かれているという演出もいい感じです。

なによりも、亜希の悩み、そして亜希の悩みを知ったことによって発生した良祐の悩みは、これからおそらく来るであろうロボット社会を生きるヒトに必ず発生する類のもので、今から考えておいた方がいいかと思います。

また、それらの重いテーマをホロリとくる物語に詰め込んでいるあたりも凄いです。ということで独断ランクはにしたいと思います。

「アトムの子の感想」

これもきました。実にツボです。一見救いのない物語のように思わせておいて、部屋主が大好きなとある映画と同じように希望を見出せるラストになっています(このタイプのラストに異常に部屋主は弱いです。目から汗が出そうになります)。

ちなみに「この救いがないように見えて最後にはちゃんと希望が・・・」という感想は、この短編集の全体に当てはまる感想かと思います。悲劇も嫌いではありませんが、物語の最後はきっちり、そして希望を見出せるものになってくれてる方が好きだったりしますので。

また、一線を退いた老人が集まって、かつての夢に向かって努力するという物語の構成もいいですね。きっと今後の高齢化社会ではこういうことが起こってくるのでしょう。彼らのように年をとっても夢をみれる、そしてそれに向かって頑張ることのできるような老い方をしたい、そういう風にできる社会を作っていきたいものです。いまはヒッキーだけど。

なにより、「ロボットの心」、「ロボットにとっての正義」といったテーマに悩む人物たちの姿を通して、ここまでの作品と同じように色々と考えさせてくれるところがいいです。他の短編同様、ロボットのことを語りつつ、同時に人間というものについて書かれていますので本当に考えさせられます。けっこう重いですがここまでこの記事を読んでくれた皆様も是非とも一緒に考えてみてほしいと思います。

他にも、ここまでの短編で登場した人物(を示唆する)やロボットが色んなところに登場していたりするあたり、連作としての楽しさもあります。ということで独断ランクは文句なしににしたいと思います。

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ハル-1

ずっと前から読みたかった本を購入しました。気合入れてレビューを書いていたらだいぶ長くなったので2回にわけたいと思います。

ハル Book ハル

著者:瀬名 秀明
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

機械と人間を結ぶ切なくも考えさせられる「あした」を描いた物語が5編収録されている短編集です。それぞれの短編の間には「WASTELAND」という数Pから成る連作短編が挿入されています。

「ハル たましいと体

「ハル」という犬型ロボットが「生きている」という現実離れした報告が続いていた2001年、小説家である「私」と舞台女優である妻「今日子」は、友人「横木」のヒューマノイド型ロボット製作に協力していました。完成した今日子の外見と動きを精巧にトレースするロボットに、一同はうまく言葉にできない違和感を感じるのでした。

やがて、事態をマスコミが嗅ぎ付け、様々な論争を巻き起こします。下世話な議論にうんざりした私は、今日子とロボットを同じ舞台に上げることにより事態の収拾を図りました。試みが成功したかに見えたある夜、「ロボットの魂」について今日子は私に語りかけてきます。そして翌日、あの事件が起こるのです・・・

あの日から数年経った2010年、事件以来疎遠になっていた横木に私は呼び出されます。彼は「自分の研究は間違っていたのかも」と苦しみを露わにすると同時に、悩みの根幹をSF作家に転化して小説家である私を責め立てました。反論しながらも私の心は揺れ、自分のやったことが果たして正しかったのだろうかと悩みはじめます。そして、私はその答えを探すべく事件以来電源が落とされていた妻の姿をしたあのロボットに会いに行くのです。

「夏のロボット 来るべき邂逅

ロボット工学者と結婚し、自らも研究室勤務の「恵」のところに叔父が死んだという連絡が入ります。その電話で、近頃はずっと疎遠だったものの、小学生のころは毎年叔父の家に遊びに行っていたことを恵は思い出しました。本当に遭遇した出来事なのがどうかもあやしいあの夏の記憶を・・・

最後に叔父の所を訪れた12歳の夏休み、恵は叔父の家の近所にある科学館へと1人で遊びに行っていました。そこで恵は1体のロボットに出会います。彼の名前は「ロボ次郎」。恵は「メグミサンヤ チキュウノ ミライノコト シッテルヨ」というロボ次郎と夢中になってお喋りしました。

恵は次いで、自分で勝手に「先生」と名づけた人物のことを思い出します。ロボ次郎との楽しい時間を過ごした後に話し掛けてきた先生は、真夏なのに長袖に手袋をはめ、それでいて汗一つかかずに麦藁帽子を被っていました。先生は、「人の心」「ロボットの心」「考えるということ」について恵にもわかるように問題提起をした後、麦藁帽子を彼女にプレゼントして去っていきました。先生と会ったのはこの1度きりでした。

叔父の葬式の後、恵は自分の曖昧な記憶を確かめるべく、思い切って叔母に麦藁帽子の話をしました。すると叔母は帽子を探しだしてきてくれたのです。つまり、あの夏の出来事は、恵の空想ではなく実際にあったことなのでした。

それを確信した恵の脚は科学館へと向かいました。もちろん目的はロボ次郎に会うためです。しかし、科学館にいたロボ次郎は・・・

「見護るものたち 絶望と希望

カンボジアとタイの国境付近の地雷地域に住む少女「リー」は、不思議な首輪をつけた傷ついた1匹の犬と出会います。地雷の爆発に巻き込まれたと思われるその犬は、リーをとある場所へと導きました。そこには壊れかかった1体のロボットが横たわっていました。

リーがそのロボットに触れようとしたその時、首輪から「動くな」という声が聞こえてきました。なんとそこは地雷原だと声は言うのです。さらに声は、犬は地雷探査犬だからついていけば大丈夫だと続けました。

その声に従いなんとか生還したリーを待っていたのは、地雷撤去ロボットを製作している「杵島(きしま)」たちのチームでした。地雷原で壊れていたロボットは彼らのもので、つまり今回の地雷撤去作業は失敗したということでした。

2年半後、再度この村に戻ってきたチームは、今度はプロジェクトを成功させます。中にはあの「アインシュタイン」と呼ばれていたあの懐かしい犬もいました。そしてその夜、何故かアインシュタインはリーの所へやってきました。そしてリーは、アインシュタインに導かれて、再びあの地雷原に横たわるロボットのもとへと向かうのです・・・

部屋主の感想

「ハルの感想」

エンターテイメントとして面白いかと問われると微妙ですが、相変わらずの(というか今まで読んできた「デカルトの密室」や「第九の日」よりもこっちの方が先に出版された作品なのですが)ロボットと魂、そして人間とは何ぞやという深遠なテーマに切り込んでいるあたりとても面白いと思います。これまた毎度ながらとても考えさせらます

また、私や横木の悩みに自分を重ねながら読むと心が痛くなりました。ラストの私の独白もホロリときます。部屋主もそう思います。ということで独断ランクはAにしたいと思います。

「夏のロボットの感想」

こういう昔を回想して、その思い出を頼りにっていうタイプの話に部屋主は弱いんですよね。ツボです。ロボ次郎、たまらんです。ロボ次郎を探して科学館に再び訪れたときなんかはドキドキものでしたよ。

ロボ次郎以外にも「先生とは誰なのか?」「先生の目的とはなんなのか?」といった楽しみもありますし、何より先生の投げかける「人の知性」についての問題提起にはこれまた考えさせられます。というか、このへんは日頃から部屋主も悩んでいることだったりします。

はたして人とはなんなのか、そして自分とはなんなのかといったことをを見つめ直す機会を、この本を紹介することにより皆様に提供できたらいいなと思う次第であります。もちろん独断ランクはにしたいと思います。

「見護るものたちの感想」

物語としてはちょっと退屈でテンポが悪いように感じました。とはいえ、テーマの1つに地雷があるのはポイント高しです。今でも世界中には数え切れないほどの地雷が埋められていて、毎年何人もの人間が傷ついてるということを日本人はもっと知るべきだと部屋主は思うからです(戦争についてもっと知りたいと思った方は「世界で一番いのちの短い国」「戦争広告代理店」の記事あたりを読んでみてください)。

それにしても、まさかあんな展開になるとは意外でした。というか、途中からその展開はやめてと心の中で叫んでました。それはそれで現実や次につなげる物語の演出としては悪くないとは思うのですがそれでもやっぱりね。

それに加え、どうぶつとロボットどうぶつとヒトといった、これまた重いテーマかつ、部屋主があんまり意識してなかったところについて描かれてるところもありがたかったです。勉強になりました。とはいえ、なぜか唐突にスピリチュアル的な存在が描かれたりといったマイナスポイントもあしますね。ということで独断ランクはこれまたAでいきたいと思います。

この本から部屋主が選ぶ格言

「ロボットの研究者は、未来のことを考え続けていてください。中途半端じゃ駄目です。一所懸命に考えてください。それがあなたたちの使命なんだ。多くのことは実現しないかもしれない。でもその努力を続けることが、今という時代を未来の希望に近づけるんです。あなたたちだけの分野だけじゃない、この世界を、世界全体を、未来の希望に近づける、それくらいの力があるんです。一歩ずつ。ほんの少しずつ。わかりますか?」by田中

挫折した杵島を励ましたときの台詞です。ロボット研究者である杵島に向かって発した台詞ですが、これは彼に限らずあらゆる人に当てはまる言葉ではないでしょうか。心に沁みる一言ですね。

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第九の日 The Tragedy of Joy

瀬名秀明氏の作品は大好きなので購入しました。一番好きな作家は誰かと問われると、現時点では彼の名前を部屋主は答えるかと思います。

第九の日 The Tragedy of Joy Book 第九の日 The Tragedy of Joy

著者:瀬名 秀明
販売元:光文社
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「デカルトの密室」の後日談である表題作「第九の日」を含む、4編からなる短編集です。「デカルトの密室」を含め、全ての作品は「ロボット」シリーズとしてつながっています。物語の流れは「メンツェルのチェスプレイヤー」→「デカルトの密室」→(「モノー博士の島」)→「第九の日」→「決闘」になります。

この4編の短編は、それぞれ過去の名作を、著者がロボットを取材した過程で得た視点で再構築した、「リスペクト」、もしくは「オマージュ」作品ということです。

ロボット技術がいまよりも進んだ近未来の物語です。

「メンツェルのチェスプレイヤー」

進化心理学者の「レナ」と、そのパートナー「ケンイチ」は、レナの恩師であり、ロボット工学や人工知能の権威である「児島」名誉教授の研究所に招かれます。児島教授がレナを研究所に招待した理由は、彼が作り出した「メンツェルのチェスプレイヤー」と対局してもらうため、そして、人とロボットの知能と心、脳や自由意志などについて議論するためでした。

結局、2人の議論はかみ合わず、レナとケンイチは翌日早朝の帰宅を決め、眠りにつきます。そして真夜中、けたたましいピープ音で目覚めた2人が見たものは、「私の研究は成功を収めたことになる。私はロボットに殺された。自由意志を持ったロボットに」と語る児島教授の映像と、死体のない血塗れの密室だったのです・・・

「モノー博士の島」

レナとケンイチは、軍需産業で金を儲け、その資金で遠隔操作型外科手術支援のロボットや義肢や車椅子などの福祉機器を造る軍事企業「BodyGen」の特別顧問であり、老化メカニズムの研究でノーベル賞医学生理学賞を受賞している「ジャン・ジャック・モノー」博士が傷痍軍人や障害者のための再生医学と福祉ロボットの研究の実践を行っている島へと、動物行動学の研究をしている父の身に危険が迫っているという理由で呼び出されることになります。

人間の本性を「人間性を拡張してゆくこと」だと主張し、肉体改造により銃で胸を撃たれても平気なモノー博士に届いた「殺人予告」と、「欺瞞に溢れた紛い物の人間性から守って欲しい」という不可解な頼みに2人は・・・

「第九の日」

エジンバラからロンドンまでの道程を、1人で旅行しているケンイチは、とあるバス停で自分と同じくらいの背丈の子供ロボットとしゃべる子犬と出会い、彼らの住むリタイアした人たちが余生を過ごす町全体がコンピュータで管理されている「エヴァービル(永遠の町)」へ一緒に行くことにします。

けれどその町にはなぜか人の気配はないし、謎のライオンが闊歩している上、ケンイチは教会で監禁されてしまうのです。

一方、レナと同じくケンイチのパートナーであるロボット工学者であり、ケンイチの物語の小説として出版している半身不髄の「ユウスケ」が、そこに名前が記載されると殺害される可能性も高いキリスト教系の過激なファンダメンタリストの断罪リストに載ってしまい・・・

「決闘」

あらすじ自体が「第九の日」のネタバレになるので割愛させていただきます。

部屋主の感想

まず、書いておくべきは、基本的に後の物語が前の物語のネタバレを含むので、上記した物語の流れ順に読んで欲しいということです。

と、帯のあの宣伝文句はなんなんですかね。特に「畢生の恋愛科学小説」ってところと「物語の力が世界を救う」ってところ。正直かなり意味不明です。さらに帯裏のネタバレ本文抜粋・・・出版社の方、読者を舐めてるんですか?

全体的な感想としましては、部屋主にとっては相変わらず考えさせられる内容だったため、前作の「デカルトの密室」同様、読後は凹みました。ロボットに関してはほとんど知識はないものの、脳、進化、認識といったテーマは多少はかじってしてますので、自分の能力の低さが浮き彫りになるのがその理由です。まぁ、もっと努力しろってことなのですがね。

とはいえ、「BRAIN VALLEY」、「デカルトの密室」、「パラサイト・イブ」と比較するとレベルは落ちるかと思います。ただし、心、脳、意識、神といった答えの出ないものに対し、真摯に向き合う姿勢、ロボットを通してそれを表現しようとする試みは相変わらず素晴らしいと思います。ということで以下はそれぞれの感想です。

「メンツェルの~」は、最初は少々退屈なのですが、児島教授が語りはじめるあたりから目が離せなくなりました。自由を求めて没頭するロボット、人間的な身体、人間的な知能と外部からしか判断できないといった主観の問題自由意志と没頭の関係、脳の働きや身体と環境との関わり、生命進化と適応、リスク評価と行動決定、そして・・・

短編なのにやたらと考えさせられます。しかもこれらがきちんとミステリ小説の中に収まってるあたりがすごいです(ミステリとしてだけ見ると普通レベルですが)。

ただ、「デカルトの密室」を先に読んでいたため、ラストのオチ(?)が推測できていたので少々残念でした。一応、ここでもそのオチは隠して記事作成してますが、カンの良い方なら予測できてしまうかもですね。独断ランクはBといったところでしょうか。

「モノー博士~」は、人間の本性(ヒューマンネイチャー)、精神・肉体・環境の総体である知能(インテリジェンス)、人間の区別と差別の意識人間の超える精神と肉体と環境の取得と人間性の拡張、そして神への挑戦とその消去・・・

これまた短編なのに考えさせられます。「メンツェル~」の児島教授の論理はイマイチ納得できなかったのですが、モノー博士の主張は理解できますし、彼のようは人格は好きですね。モノー博士の意見に対するレナの反論(?)なども興味深いです。

これもミステリ仕立てなのですが、ミステリとしては普通レベルといったところでしょうか(トリックが簡単すぎです)。ただ、レナのご都合主義的な設定がけっこうゲンナリします。でもまぁこのマイナス点を考慮にいれても気に入ったので独断ランクはAとしたいと思います。

「第九の日」は、第一の日からはじまるといった手法で書かれているのですが、ラストあたりまではかなり退屈でした。クライマックスあたりは上記2編と同じく非常に考えさせられますが。

ただ、ユウスケとファンダメンタリストのやり取りも少々納得いかない箇所もあるし、これまた何でそうなるの?ってところも少々あるのが残念です。ラストのあの展開も、わからないでもないのですが、部屋主としてはいまいち好きになれません。リスペクト作品を読んでないってのもわからない理由かもですね。

内容としましては、視点の切り替え、全能の視点(オムニツシェンド・ポイント・オブ・ヴュー)、宗教と信仰と自己の関係、本当の読者、個性、物語、偶像でしかないロボットの自己と痛み、創造主の与えたもうた贈り物、そしてブリキの神・・・

これまた盛りだくさんで考えさせられます。視点の切り替えはあらゆる場面で重要な概念だと思いますので、意識したことのない方も今後考えてみてはいかがでしょうか。でもまぁ物語としてはあまり好みではないので独断ランクはBにしたいと思います。

「決闘」は、上記3編の約3分の1の長さです。うとうとしながら読んだことが理由なのか、リスペクト作品を読んでないからなのか、正直、よくわかりませんでした。展開もいまいち納得できませんでしたし。でもまぁなんとなく何を目指しているかはなんとなく理解はできた感はあるし、続編への掛け橋っぽいので、独断ランクはCくらいにしておきたいと思います。

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BRAIN VALLEY 下

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昨日は上巻についてつぶやいたので、今日は下巻についてつぶやくことにしますかね。

BRAIN VALLEY〈下〉 Book BRAIN VALLEY〈下〉

著者:瀬名 秀明
販売元:角川書店
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部屋主の独断ランク:S

上巻よりも話の展開が早いため(ウンチクが少なめ)一気に読めてしまいます。

著者が作中で描く神の概念や人間の進化の理由などはとにかく興味深いです。

物語のエンターテイメント性も申し分なしです。

下巻は渋い場面が多いのですが

「なぜヒトは神を必要としたのか。もしかすると~」

からちょうど1Pくらいが個人的に大好きです。

もちろん好きな登場人物は北川です。

彼のいう「知の欲求」論・・・

これを実践できる人物になりたいものです。

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BRAIN VALLEY 上

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記念すべき第1回目の記事なんで、一番好きなこの小説についてつぶやくことにします。

BRAIN VALLEY〈上〉 Book BRAIN VALLEY〈上〉

著者:瀬名 秀明
販売元:角川書店
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部屋主の独断ランク:S

この小説は、脳・人工生命・複雑系の科学・類人猿の言語研究・UFO・臨死体験といった様々な要素(他にまだまだあるけど以下略)が絡み合い、神の存在へとストーリーが展開していきます。

最初に読んだときはまだ高校生だったこともあり、単純に「凄い面白い」と思ったものですが、大学院のときにもう一度読み直したおきは科学と物語の見事な融合に震えがきたものです。

上巻のお気に入りの場面は、「神から答えを授かるのではない。我々は神と対話することによって真理を掴み取ってゆくのだ。それが科学なのだよ。」という台詞を含む前後3Pほどです。

ぜひ一度手にとってみてください。あなたの知的好奇心の扉をあける鍵がきっとそこにあるはずです。

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