荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 荒木飛呂彦著

「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な荒木飛呂彦さんの著作です。

ホラー映画好き&「ジョジョの奇妙な冒険」好きということで、迷わず購入してしまいました。

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書) Book 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

著者:荒木 飛呂彦
販売元:集英社
発売日:2011/06/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

内容紹介のようなもの

荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は「ジョジョの奇妙な冒険」をはじめ、自身の描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。

本書では、自身の創作との関係を交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー論を展開する。

巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画Best20」も収録。

ホラー映画には一家言ある著者の、1970年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!

収録

第一章 ゾンビ映画

第二章 「田舎に行ったら襲われた」系ホラー

第三章 ビザール殺人鬼映画

第四章 スティーブン・キング・オブ・ホラー

第五章 SFホラー映画

第六章 アニマルホラー

第七章 構築系ホラー

第八章 不条理ホラー

第九章 悪魔・怨霊ホラー

第十章 ホラー・オン・ボーダー

感想

いや~、面白かったです。

ジョジョ好きにはたまらない内容ということではなく(中にはあそこのアレはやっぱりこのホラー映画の影響だったのかというような楽しみはありましたが)、ホラー映画好きとして非常に楽しく読めました。

なのでジョジョ好きが読んで楽しめるかとなると、微妙なラインだと思います。というか面白くないと感じる人も多いような気がします。

ホラー映画好きってまわりにいないので、そうそうその映画はそうなのよと、うんうんと頷いたり、それは違うんじゃないかなってな感じでつっこんだりしながら読んでました。

また、100選の中の大半が部屋主も好きなホラー映画が取り上げられていたというのもツボった理由の一つですね。

とも思うものの、よく考えたら7歳か8歳くらいから「ジョジョの奇妙な冒険」に魅せられていた部屋主としては、知らぬ内に荒木さんに洗脳されてた可能性もなきにしもあらずで(笑)

なんにせよ気が付いたら読了、1時間半があっという間に経っていてるという感じでした。

実に愉しい時間を過ごせましたね。

とりあえず色々と見てみたい(もう一度見たい)ホラー映画が増えました。

最後にジョジョの中のディオ様に向けたあの伝説の台詞のもじり「我々のできないことを平然とやってのける存在としてシビれる、憧れる」といった感じで本文中にも出てきたりします。

しかもそこにシビれて憧れてる人物は、部屋主もシビれて憧れている人だったのでそれまた嬉しかったりで。

ちなみに、荒木飛呂彦が選ぶベスト20の中の、

ゾンビ(近々購入予定)、

ジョーズ(持ってる、お気に入り)、

アイ・アム・レジェンド(欲しい)、

エイリアン(そのうち買う予定、かなり好き)、

リング(小説版が好き)、

28日後…(持ってる、けっこう好き)、

エクソシスト(そのうち買う予定)、

ホステル(持ってる)

は部屋主も好きな作品です。

あと本文中に出ていた作品の中では、

オーメン(特に買う予定はなし)、

サンゲリア(いつか欲しい)、

シャイニング(まぁ欲しい)、

13日の金曜日(いつかシリーズ全部集めたい)

死霊のはらわた(いつかシリーズを集めたい)、

遊星からの物体X(持ってる、大好きな作品)

エルム街の悪夢(いつかシリーズを全部集めたい)、

バタリアン(そのうち欲しい)、

ペット・セメタリー(持ってる)

羊たちの沈黙(持ってる、レクター博士にシビれる憧れる)、

セブン(持ってる、大好きな作品)

キューブ(いつか欲しい)

シックス・センス(欲しい、好きな作品)

ディープ・ブルー(持ってる、そこそこ好き)

インビジブル(特に欲しいとは思わない)

呪怨(日本版の4作全部持ってる)

マイノリティ・リポート(そんなに欲しいとは思わない)

アイデンティティ(持ってる)

ソウ(ようやく完結したんでBOX待ち)

ホステル(持ってる)

蝋人形の館(持ってる、けっこう好き)

ってな感じでした。

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原発のウソ 小出祐章著

mixiの方の知人の評価が高かったので購入してみました。

原発のウソ (扶桑社新書) Book 原発のウソ (扶桑社新書)

著者:小出 裕章
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:B

内容紹介のようなもの

第一章 福島第一原発はこれからどうなるのか

第二章 「放射能」とはどういうことか

第三章 放射能汚染から身を守るには

第四章 原発の“常識”は非常識

第五章 原子力は「未来のエネルギー」か?

第六章 地震列島・日本に原発を立ててはいけない

第七章 原子力に未来はない

感想

勉強になりました。

福島の原発事故以来、放射能などについて勉強しなければと思いつつも、日々の仕事に追われてニュース程度の知識しかなかったのですが、ようやくちょっと改善できました。

内容に関しては普通のことを普通に、というか当たり前のことを当たり前に書いてある感じとでも言えばいいのでしょうか。

「情報をしっかり開示しろ」とか「子どもに被曝を受けさせてはならない」とか「地震列島に原発を立ててはいけない」とか「原子力に未来はない」とか。

それを専門的な知識やらなんやらで補強してる、もしくは政府や企業の欺瞞などをつくような感じで書かれてるかなと。

とはいえこういう当たり前であろうことが、TVのニュースなどでは当たり前に報道されていない。

これがむしろ問題のような気が。

いたずらに不安を煽ってはいけないのもわかるが、あくまで情報は正確、少なくとも別の可能性があることを伝えておかねばならないと思います。

それを本書が担う一助となるかと。

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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか 若宮健著

パチンコ業界の進出に危惧を抱いている何度かつぶやいたことがありましたが、ちょうど良い感じの本が「樽井さん」の「樽井さんの読書&電化よもやま話」で紹介されていたので購入してみました。

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226) Book なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)

著者:若宮 健
販売元:祥伝社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:C

内容紹介のようなもの

「韓国にできて日本にできない恥辱

 日本はまともな国といえるのか!?」(帯より

「マスコミ業界、政治家、官僚、パチンコ業界の人間。

 たった数千人の利益のために数百万人を泣かせて、

 21兆円が闇に消えているのが、

 日本のパチンコ業界の現状なのである」(本文より)

「韓国がパチンコを禁止したことを、

 日本では著者が初めてリポートしたが、

 それを報道した日本のマスコミはない。

 その上、韓国以上に被害が大きい日本で、

 なぜ違法な状態のままで

 パチンコが永年放置されて続けているのか、

 素朴な疑問が深まるばかりである。

 なぜ韓国がパチンコを禁止できたかを検証したくて、

 その後、何度も韓国を訪れた。

 その度に浮かび上がってくるのは、

 韓国と比較して救いようのない日本の現状である。

 パチンコの問題に、

 この国の政治、行政、マスコミの実態が凝縮されている。

 なぜ韓国はパチンコを廃止でき、日本はできないのか。

 この問題を日本人も真摯に受け止める必要がある」

 (著者の言葉より)

目次

一章 なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

二章 なぜパチンコは、廃止されねばならないのか

三章 なぜ日本は、パチンコを廃止できないのか

感想

思っていたよりも内容は薄いと思いました。

個別ケースが豊富なのはよかったのですが、そのほとんどは感想や意見が多く、もう少し大局的なデータなんかも使ってもらえるとありがたかったです。

が、パチンコへの、ひいてはそれを支える政治やマスコミに対する著者の考えには、とても強く共感を感じます。

内容を部屋主的に要約してみますと、

・韓国がパチンコを全廃できたのは政治にスピードがありかつ、しっかりしていたから。

・日本がパチンコを全廃できないのは、献金のためにパチンコ業界を擁護するパチンコ議員の存在、広告費のためにパチンコ業界を批判しないマスゴミ、パチンコ業界への警察官僚の天下り。

といった感じでしょうか。

本文にもありましたが、日本の様々な問題の病根と、パチンコの病根が一致していますね。本当に日本はどこへ向かってるんでしょうか。

パチンコ問題を通して日本の現状が見えてきます。。

なんとかせねばです。

まずパチンコを廃止してその経済効果に期待したいところです。

あと本編とはさほど関係はないかもだけれど、「韓国では軍隊経験を経てる男が多いから、法律で決まったことには潔く従う」や「韓国では身分証明書の携帯が義務付けられている」というあたりに、比較文化論的な面白さを感じました。

抜粋

「俺はその後、一か月くらいでパチ屋を辞めた。

 負ける奴で成り立つ商売やってて平気でいられなくなったわけさ」

「パチンコ、競馬、競輪、オードボート、さらに宝くじにサッカーくじ。これにカジノが加わったらどうなるのか、かつて、中国のナンバー2が、日本を指して「あの国は20年もすれば消えてなくなる」と発言したことがあったが、現実のものとなりかねない」

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ネットカフェ難民と貧困ニッポン 水島宏明 

部屋主自身ネットカフェ難民の一歩手前なので、この手の本はよく読んでます。(この記事も一年程前に書いたものです)

ネットカフェ難民と貧困ニッポン (日テレノンフィクション 1) Book ネットカフェ難民と貧困ニッポン (日テレノンフィクション 1)

著者:水島 宏明
販売元:日本テレビ放送網
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:A

内容紹介のようなもの

2007年の流行語ともなった「ネットカフェ難民」という言葉の名付け親でもある著者が語る貧困日本の真実の姿です。

Ⅰ 漂流する何人

CHAPTER_1 ネットカフェ難民たち

ネットカフェとはどういう場所か、ネットカフェに集う人々、などについて書いてあります。

CHAPTER_2 案内人シュウジさん

ネットカフェでの生活スタイル、日雇い派遣とはどういうものか、消費者金融やゼロゼロ物件といった貧困ビジネスについて、女性のネットカフェ難民、などについて書いてあります。

Ⅱ 難民SOS

CHAPTER_3 自立生活サポートセンター「もやい」

教育からの排除・企業福祉からの排除・家族福祉からの排除・公的福祉からの排除・自己からの排除、などについて書いてあります。

CHAPTER_4 貧困ビジネス

貧困を喰いものにするビジネスである偽装請負・日雇い派遣などについて書いてあります。

Ⅲ 闘うネットカフェ難民

CHAPTER_5 ネットカフェ難民の味方

日雇い派遣者のために労働組合「派遣ユニオン」の活動について、グッドウィルの給与天引き問題、などについて書いてあります。

CHAPTER_6 日雇い派遣と社会情勢

非正社員の増加とその背景にある「規制緩和」について、違法行為をゴリ押しで合法にしようとする財界中間マージンをいくらでも取れる日雇い派遣

Ⅳ ネットカフェ難民はどこへ

CHAPTER_7 ネットカフェ難民生活からの脱出

ネットカフェ難民から脱出しようしている人たちについて書いてあります。

CHAPTER_8 国の対応

物足りない厚生労働省の調査、厚生労働省の調査に協力しなかったネットカフェ業界団体、広がる貧困、国の対策、などについて書いてあります。

CHAPTER_9 貧困は個人の責任ではない

貧困問題における社会の側の責任について書いてあります。

部屋主の感想

この手の本は今まで何冊か紹介してきましたが、これが一番わかりやすいように思います。

政治や財界の責任についてそこその紙面をさいて言及している点も評価できます。

でもって、いつも感想で書いてますが、この手の貧困問題の根の大部分は金持ちを太らせ貧乏人をさらなる貧困に落とす「労働者派遣法」にあるので、これをなんとかせねばと思うのですが・・・

とりあえずCHAPTER_6やCHAPTER_9あたりを立ち読みでもしていただけると嬉しいです。

コレを読んだ後に「ルポ最底辺」「偽装請負」「日雇い派遣」「高学歴ワーキングプア」あたりを読むと補完できて良いと思います。

この本から見えてくる日本の病巣

「イギリスであれば『社会的な構造』も合わせて報じられて、議論の対象になるはずが、日本では『鬼のような母親』『家でぶらぶらしていた子供』『責任を放棄した息子』の“個人責任”ばかりが問われ報道で糾弾される。事件の裏にある、『貧困』の問題を誰も見ようとしない。こうした背景を伝えていかないことには、同様の問題を防止できない

個人の責任は重要ですが、ことネットカフェ難民などの貧困問題については社会背景の問題も非常に重要であることは間違いないかと思います。

実感したのは、“普通”ってものすごく大切なものだった、ということです。普通に部屋に住んで、普通に毎日働いて、普通に生活するということ。一度そこから離れてしまうとなかなか取り戻せない。この生活をしていてそれを一番実感しました

ネットカフェ難民の一人の言葉です。なぜ普通の生活に戻れないかは読んでもらえればよくわかると思います。

日雇い派遣ではいきなり初めての現場に行かされても手順を教えてくれるわけではない。派遣先からはそれなりの仕事を要求される

そんな現場もあるのがしんどいんですよね。

僕だって、実際に落ちていないと分らなかった。ニートなんて馬鹿にしていました。収入が少ない人は能力がない人だから収入が少なくて当たり前だとか。ただ自分がこんな生活に追い込まれて、一生懸命働いているのになんでこんなに不幸なんだろう、自分の努力が足りないのだろうかと考えたんですね。自分は精一杯やってきたんじゃないか。きつい仕事も汚い仕事も恥ずかしい仕事も・・・どうしてここまでゴミのような生活をしなきゃいけないかと強く思いましたね

部屋主なんかもこう思ってるタイプですね。まぁ部屋主の場合はある意味自分でこの環境に身を置いてる部分も強いですが。

企業が必要な時にだけ仕事を発注し、必要がなくなったら突然でもキャンセルする。日雇い派遣は雇用する側にとって都合の良い『調整弁』だ。しかし実際に働く側の身になって考えるとどうだろう?右往左往させられて、時間を浪費し期待を裏切られて、収入なし。これではたまったものではない

いやもうまったくもってその通りです。

政府や財界が『自己責任論』をいう時、よくよく注意して聞いた方が良い。そこに必ずといってよいほど『公の責任放棄』が隠されている

自己責任は重要ですが、それは政府や財界にとっても同じことが言えるかと思います。

日本の報道は新聞もテレビも熱心だったとは言い難い。特にテレビは基本的に『明るい、楽しい、分りやすい、面白い』を売りにしているメディアであることもあって、『暗い、汚い、画にならない、制度などが分りにくい、取材しにくい』と5拍子そろった貧困もんだいは避ける傾向がとりわけ強い。当事者が顔を出したがらないという問題もある。それに、厳しい競争をくぐり抜けてきて世間から勝ち組と見られるテレビ局員たちは、往々にしてこういう問題に無関心だ。関心があるとしても『頑張れば何とかなるはず』という急先鋒ともいえる

これもまったくもってその通りですね。

『自己責任』。非常に都合の良い言葉だ。本来、責任を負うべき人たちにとって―――

最後はこの言葉でしめたいと思います。

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死刑 森達也

読みました。

同著者による「ご臨終メディア」や「いのちの食べかた」はオススメです。

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う Book 死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

著者:森達也
販売元:朝日出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:B

内容紹介のようなもの

誰かが誰かを殺す。誰かが誰かに殺される。そんな事態に対して不感症でいたくない。だからできる限りは直視して、そのうえで考えたい。死刑は不要なのか。あるいは必要なのか。人が人を殺すことの意味は何なのか。罪と罰、その償いとは何なのか」プロローグより

死刑とめぐる3年間のロードムービー。

第一章 迷宮への入り口

第二章 隠される理由

第三章 軋むシステム

第四章 元死刑囚が訴えること

第五章 最後に触れる

第六章 償えない罪

部屋主の感想

勉強になりました。

著者が基本的に死刑廃止論者で、部屋主が死刑在置論者だからということもあるかとも思うのですが、どうにもしっくりこない感があるのは確かですが(違うからこそ勉強になったという側面ももちろんあります)。

著者の言ってることに、これまでの作品では感じなかった違和感(迷い)を感じるところが多かったからだと思います(そうなるのは理解できます)。

とはいえ、言葉の一つ一つは今までどおり素晴らしいものが多かったりします。でもその情報から導き出した結論が違うから違和感を感じるのかも知れません。

ううむです。

とにかく冤罪の可能性を考えると難しいのはわかりますが、どうにもしっくりこないです。それを言葉でうまく表現できないのがもどかしいのです(というか部屋主も色々と迷いがありますので)。

死刑という問題は、なかなかに答えが出ない、というか出せない問題なのかもしれません。

となると、冤罪を出来るだけださないシステムを作り出すことに向けて動いていけばいいと部屋主は考えています。テーマと違うのかも知れませんが、そういう風なことについて触れられていなかったのが少し残念な点だと感じています。

また終身刑にした場合、それにつぎ込まれる税金の問題をどうするのかなどについてももっと考えなければならないと部屋主思うのですが、本書ではその辺りついても特に言及はなかったところも残念な点だと思います(もちろん少しは言及されてます。2億5000万円ほどかかっているそうです)。

ただ、死刑という制度そのものについてこの本を読むまで、そこまでしっかり考えてなかった自分に対して少々凹みました。

少々取材対象者がかたよってる気がしないでもないですし、内容も濃いとは思えませんでしたが、自分自身の勉強不足を痛感しました。そういう点では非常に勉強になりました。

今後も死刑について考えていきたいと思います。

抜粋

「何もよりによって死刑制度を題材に選ぶことはないじゃないないかと我ながら思う。でも仕方ない。僕は気づいている。ここにはきっと何かの本質がある。とてもしぶとくて重い本質だ。気づいてしまったからにはもう目を逸らすことはでいない。いや目を逸らすことはできたとしても、視界の端にそれはある。たぶん二度と消えることはない。ならば方法は一つ。直視することだ

こういう著者の考えは素晴らしいと思います。部屋主も直視したいです。またこれを読んでいてくれてるあなたにも直視して欲しいです。

「死刑廃止か在置かはともかくとして、被害者遺族が持つ応報感情に社会全体の治安悪化への不安や恐怖などが重なって、『許せない』や『成敗せよ』のような威勢の良い述語が、今のこの社会に流通していることは確かだと僕は思うこの述語を口にするとき人は、『俺』や『私』などの一人称単数の主語を失い、『われわれ』や『この社会』、『国家』などの複数代名詞を主語にしている。だから述語が暴走する。正義や善意を燃料にして攻撃的となる」

以前に紹介した「戦前の少年犯罪」や「治安はほんとうに悪化しているのか」などを読んでいると、もっと時代の流れと人の考えの流れがどうなっているのかを分析しなければならないと思います。

知らないことを自覚するためには、知らない何かへの想像力が必要だ。死刑にはその想像力が働かない。だから知らない自分に気づかない

まったくもってその通りかと。だから死刑は可視化さねればならないと部屋主は考えています。

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いのちの食べ方 森達也

知人に紹介されました。

で、お気に入りの本「ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人」の作者の一人である「森」さんの作品ということで購入しました。

いのちの食べかた (よりみちパン!セ) Book いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

著者:森 達也
販売元:理論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:

内容紹介のようなもの

私たちがいつも食べているお肉。

そのお肉はどこからきたのか。

それがどうやってできるのかを私たちは知らない。

僕は不思議だと思った。

そして知りたくなり考えた。

そもそも牛や豚はどこにいたのかを・・・

だから僕は思う。知ることは大事なのだ。人は愚かだと昔からよく言われていたけれど、知っていることを間違うほど愚かじゃない。知らないから人は間違う。知る気になれば知れるのに、知ろうとしないこともある。戦争は愚かだと誰もが知っている。でも戦争はなくならない。本当の悲惨さを、家族が殺されるつらさを、自分が誰かを殺さねばならない瞬間を、人はいつのまにか忘れてしまうからだ。忘れているのに知っているつもりになる。だから間違う。知らないのに知ろうとしない。だから失敗する。

すくなくともこれだけは言える。何が大切で何がどうでもよいかの判断は、知ってから初めてできる。知らなければ判断もできない。

僕は知りたい。知らない自分がいやだ。始まりと終わりは知っているのに、しかもその終わりは知っているどころか、毎日は自分の口の中にいれて『おいしいね』とか『ちょっと焼きすぎたかな』などと言っているのに、始めと終わりのその『あいだ』を知らないなんて、何だか落ち着かない。腰がむずむずする。だから僕は知ることにした。君にも知ってほしい。少しだけ残酷な描写も出てくるかもしれない。でも目をそらさずに読んほしい。きっと何かに気づくはずだ

部屋主の感想

オススメです。

非常に読みやすいので、是非とも全国津々浦々の小学校や中学校の図書館に置いて欲しい本です。

もしくはその年代の子を持つお父さんやお母さんが教育のテキストに使ってほしい本ですね。

お肉という身近なものをテーマに「知ること」の重要性をわかりやすく教えてくれます

こういうことを常に考えている方には物足りないとは思いますが、こういう本があるといつかどこかで誰かに教えてあげて欲しい一冊でもあります。

ただ、感受性の強い方なら多少気分が悪くなるかも知れません。

優しい方も同じように気持ち悪くなるかも知れません。

しかし、目を逸らさずに読んでほしい。

そんな一冊です。

抜粋

僕らは、とても忘れっぽい。言い換えればすぐに、目の前の現象や今の環境に慣れてしまう。これを思考停止と言う。少し話が大げさになるけれど、この思考停止がいくつも重なると戦争が起きる。回避する方法はいくらでもあったはずなのに、誰かが思考しなくなり、やがて皆の思考が停まり、そして戦争が始まる。すべて終わってから誰かが言う。『なんでこんなことになっちゃったんだ?』そこで皆は顔を見合わせる。責任者を探すけれど見つからない。それはそうだ。責任者は全員なのだ。でも誰もが、いつの間にかそれを忘れる。

だからしつこいと思う人がいるかもしれないけれど、何度でも書くよ。知ることは大切だ。知ったなら忘れないように、思うことを停めないように、何度でも深く心に刻もう

「『牛や豚たちはきっとこう思っている“僕たちは食べてもらって幸せだ”』と。・・・そんなごまかしやきれいごとを、僕はこの本に書くつもりはない。殺される彼らはやはり哀れだ。殺されて嬉しい『いのち』などありえない。幸福ははずない。僕が書きたいことは、彼らを殺しているのは、君であり、僕であり、僕たちすべてなのだということだ

前に書いた思考の停止、要するに麻痺だ。この麻痺がないと生活は維持できない。確かにそうだ。でも時には、この麻痺について、この矛盾にうちて、少しくらい考えた方がいい。僕たちはとても身勝手で矛盾した生き物だ。それが良いか悪いかは別にして、とにかく身の回りのほとんどは、たくさんの『いのち』の犠牲のうえに成り立っている。~僕らはどうすべきか。知ることだと僕は思う。知ったそのうえで、生きてゆくしかない。それはとてもつらいことだ。でもつらいからといって目をそむけてはいけない

歴史を学ぶときは、教えられたことを丸暗記するだけでなく、よく自分自身で噛みしめることが大切だ。~教科書や本に載っているのは一つの見方。それを頭から疑えということじゃない。でも他の見方もきっとある。大切なことは、いろんな見方があるということを覚えておくことだ

僕らは生きるために、ほかの『いのち』を犠牲にするしかない。『いのち』はそのように生まれついた。僕たちはそうやってほかの『いのち』を犠牲にしながら、おいしいものを食べ、暖かい家に住み、快適で便利な生活を目指してきた。

その営みを僕は否定する気はない。でもならば、せめてほかの『いのち』を犠牲にしていることを僕らはもっと知るべきだ。どうやって知ればよいか?しっかりと見るだけだ。眼を背けず見るだけで、あるいはきちんと見ようとする気持ちを持つだけで、きっと僕たちは、いろんなことを知ることができるはずだ

この抜粋を読んでいただけらもう何を言う必要はないですよね。

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百年の愚行

聖なる夜にふさわしい一冊を。

百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版] Book 百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY [普及版]

著者:池澤 夏樹,アッバス・キアロスタミ,フリーマン・ダイソン,鄭 義,クロード・レヴィ=ストロース,小崎 哲哉,Think the Earth Project
販売元:Think the Earthプロジェクト
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:A

内容紹介のようなもの

私たちと私たちの子孫が生き延びるために、今後どのようなことをしなければならないのか。それを考えるために一瞬立ち止まり、現実を見つめなければなりません。本企画がその一助となることを願っています」前書きより

20世紀を振り返り、21世紀の地球を考える、人類が地球環境と自分自身に対して及ぼしてきた数々の愚行の「象徴」でもあり「現実」である約100枚の写真が、5人の知識人(池澤夏樹、アッバス・キアロスタミ、フリーマン・ダイソン、鄭義、クロード・レヴィ=ストロース)のエッセイとともに収録されています。

部屋主の感想

この本に出会ったことで生き方を変えた青年のTV番組の中で紹介されているのを見たのがこの本を購入するきっかけでした。

部屋主と同世代の彼は、この本に出会ったことで自転車での移動図書館なるものをはじめ、日本各地の子供たちに環境に関する本を貸し出し、同時に各地の図書館にこの本を置いてもらうという活動をしている姿を追ったほんの10分ほどのドキュメントでした。

このブログで同じようなことを細々と訴えてかけている(つもり)部屋主は、そんな彼に敬意を表したいと思います。頑張ってください。応援しています。

で、感想です。

一応部屋主はプチエコロジストを自称していますし、紛争を研究していた手前、この手の知識は豊富でしたのでさほどの衝撃は受けませんでした(知ってる写真もちょくちょく出てましたし)。

とはいえ、写真という理解しやすくインパクトのある方法で訴えかけてくる本なので、普段あまりこういうことに意識を向けない普通の人、特に子供たちに見せてあげるのはよいのではないかと思います。

収録されているエッセイは子供たちに多少難しいかもですが、先生が生徒に、親が子供にいった風に、一緒に解説しながら、考えながら、見て、読んでもらえると嬉しいです。

中には残酷だと思われるような写真もあるかもですが、そう思うなら逆にその写真こそが人間の「愚行」の結晶だと思いますので、決して目をそらさずにお願いしたいです。

写真だけでなく、エッセイも実に含蓄があり、短いながらも非常に読み応えがあります。特にレヴィ・ストロース氏の「人権の再定義」などや、池澤夏樹氏の話はオススメです。

この本から部屋主が選ぶ格言

よかれと思ったことが予期せぬ悪夢を生んだ例は史上いくつもある。人の浅知恵は遠く神の深慮に及ばないと、常に自戒しながら物事を進めていくべきではないだろうか

神云々は別にして、まさにその通りかと思います。

まず、希望という言葉に気をつけよう。希望はいつでもどこにでもある。万事が徹底的に悪い方向に進んでも希望はある。あなたが圧倒的な戦力を誇る敵に谷の奥に追い詰められ、マラリアに罹り、弾薬も糧食もすべて尽きても、まだ希望はある。最後の瞬間に奇跡の援軍がやってくる可能性はある。しかし希望にすがって奇跡の援軍を待つのではいけないのだ。それはパンドラ・コンプレックスとでも呼ぶべき退行的な心理状態でしかない。まっても騎兵隊は来ない。なぜなら、たいていの場合、騎兵隊が敵だから」by池澤夏樹

あらゆる災厄が詰まっていると言われた「箱」を開けてしまった少女「パンドラ」。箱からはあらゆる災厄が出現したため世界は不幸に覆われていす。しかし箱から最後に出てきたのは「希望の光」だった。という話を聞いたことがあります。

この場合の「希望」は「希望」そのものなのか、それとも「災厄」としての「希望」なのか・・・上記の抜粋をふまえた上で、ここを読んでくれてる皆様はどう思いますか?

環境の悪化を前にして奇跡の援軍を待ってはいけない。自分自身の知恵で、窮地を脱する算段をしなければならない」by池澤夏樹

上記の抜粋に続く言葉です(正確に言うと間に↓や別の話が挿入されています)。部屋主もそう思います。

環境について言えば、第一の問題は資源の浪費であり、それに由来する汚染である。ぢとらも結果は次の世代でより大きく現れる。われわれは子孫の財産を奪って放蕩にふけっている」by池澤夏樹

これを意識できてる人が果たしてどれくらいいるのでしょうか。次の世代に迷惑をかけまくりでよいのでしょうか?部屋主はできるだけ節約して生きているつもりですが(貧乏だから半強制だというのは内緒です)、まだまだ無駄が多い生活を送っているのでいつも凹んでいます。ちなみに年金問題も同じような構造を持ってたりしますよね。

何がわれわれを追い詰めているのだろう。根源にあるのは消費欲である~略~人間をそのような消費者に仕立てるための説得の技術がここ百年で急速に進歩した~略~消費は中毒である。一度習慣になると、これから逃れるのはむずかしい」by池澤夏樹

いやもうまったくもって耳が痛いです。自戒します。すいません。

今の時点でわれわれの未来にとって有利なことは何だろう。それはたぶん、自分が中毒であることを知っていることだ。消費が与えるのは瞬間の快楽であって、それと幸福は違うこともわかっている。そのあたりから考え直すしかないだろう。文明の手前で一度立ち止まって、考えてみよう」by池澤夏樹

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若者を喰い物にし続ける社会

昨年末くらいに読んだ同著者による「世代間最終戦争」が実に面白かったので購入してみました。

若者を喰い物にし続ける社会 (新書y (175)) Book 若者を喰い物にし続ける社会 (新書y (175))

著者:立木 信
販売元:洋泉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:C

内容紹介のようなもの

第1章 若者政策がこの日本でなぜ必要か

適切な若者政策がとられていないこと、その原因の一つが子どもや若者が票にならないこと、いざなぎ景気超えの欺瞞、若者への不況のしわ寄せ、考えるられなくさせられている若者たち、パラサイトという窮余の策、年長者の一人勝ちモデル、若者予算の財源確保、財政再建債(シルバー債)の発行という提案、本当の弱者=若者と年金ニート、小老化政策、納税者投票、0歳児の選挙権、などについて書いてあります。

第2章 若者政策へのパラダイム・シフト

ネットでの政策オークション市場、役所の証券化、政治を年寄りの代理人政治家にまかせてシラけてはいけないこと、民主主義の弊害、バラマキをした人間達への断罪、などについて書いてあります。

第3章 世代間戦争はすでに始まっている

介護問題、日本の総貯蓄が取り崩し時代に入ったこと、将来世代への債務のつけ回しについて、女性の生き方を解体した男女共同参画社会、欧州ではすでに世代間戦争がはじまっていること、などについて書いてあります。

第4章 年長者優先社会が解体してきた家族機能

家族機能のデジタル化、消費の拡大と家族の空洞化、家族の崩壊による無意識の喪失感、郊外の衰弱、年長者からの子宮内暴力膨大な福祉負担や政府債務を後世のツケとすることに対する著者の造語)、本当のパラサイトは年長者であること、などについて書いてあります。

第5章 メディア、ジャーナリズムの本音(ウソ)を見破れ

若者蔑視の新書の増加、現実を注視させないための目隠し企画を垂れ流すメディア、就職氷河期世代の人生がまるごと氷河期になる可能性少子化は今にはじまったわけではなく3世代前からすでにはじまっていたこと、などについて書いてあります。

第6章 お年寄り帝国のまだ見ぬ全貌

税収をはるかに上回る国家予算が組まれる理由、時間リッチ&年金リッチな高齢者、早く65歳になりたい現役世代、そういう歪んだ社会と世代間不平等、などについて書いてあります。

部屋主の感想

良いところと悪いところの差が激しい評価しにくい作品かと思います。

良いと思った点はほとんど前の著作「世代間最終戦争」と同じ感じで特に目新しいことはなく、新書で若者向けに書いているためがノリがやけに良く、いかかがなものかと思ってたところがやけに目立った印象です。

さらにそのノリのいいところが、部屋主個人としてはそれはダメなのではと思うところが目立ってた印象なので、いまいちな感じがします。

できちゃった婚による出産者にお祝い金200万を出すとか、過疎化促進法、若者とお年寄りの金目的のななめ婚、などは部屋主個人としてはろくでもない提言だと思います。

無計画な人間はどうかと思うし、過疎化をあえて促進させるというのは面白い案ですが心情的にも文化的な面でもどうかと思いまうし、金銭的な考に優先の結婚はどうかと思うからです。

ただ、老人が優遇されていて若者が虐げられているという風に考えたことがない方には、それらのマイナス点を補っても余りあるほど考えさせられる著作かと思いますので、是非とも読んで欲しいと思います.。

とりあえず、シルバー債の導入、年功序列の公務員の人件費を抑えるために「高齢自治体」に罰則を与える事、小老化政策(年寄りの特典を70歳以上にうする)、ネットでの政策オークション市場の作成、民主主義の害についてよく考える、などは今すぐにでも実行してほしいものです。

というか、実行させるために若者は動き始めなければならないと思います。でないとますます困窮していくことになると思います。

いつもこういうことを言ってるのですが誰にも理解されずに常に孤独だったりするんですけどね、部屋主は。でももちっと頑張ります。

あと、老人の人たちも自分たちの生活がいかにして支えられているかもっと考えてほしいと思います。

貴方達の恵まれた生活は若者世代の苦痛の上、そしてまだ生まれてもいない次の世代に負担を回して成立しているのだということを・・・

この本から部屋主が選ぶ格言

人口が多く投票率が高い中高年層は選挙の当落を大きく左右するため、争点となる政策も彼らにむけてのものが主流となりがちだ

ゆえに若者が蔑ろにされると。この傾向は今後は今以上に大きくなると思うと凹みます。というか、早くなんとかしないと国が破綻するかと。

若者達の上げる声は“消えた”のではない。“奪われた”のだ。彼らの貴重な若い活力は、年長者帝国に奪われてるにも関わらず、その仕組みが巧妙に覆い隠されているために若者たちはそのことに気付くことができないでいる

主観的にですがこれはつくづく感じます。部屋主のまわりでまともに政治の話をできる人間はいません・・・

既得権を積み重ねてできた成熟社会では、労働市場に限らず、ほとんどの領域で新参者(若者)が損をし、必要以上に苦労するシステムになってしまっている

つくづくそう思います。

60年償還の国債は、60年後の納税者の税金を使っているわけだから、孫子の政治をあらかじめ決めていることに相当する。今から60年後に20歳になる納税者は40年後に生まれてくるのだから、将来世代を勝手に担保にする民主主義とは、そら怖ろしい制度である。『世代ファシズム』と言っていいだろう

民主主義制度にはこういう弊害があります。本気で洒落になりません。なんとかせねばです。

上に逆らわず、ゴマをすり、黙って仕事をする。こうした生成は、企業だけに災いするのではない。実は、こうした年功序列をよしとする、ことなかれサラリーマン的序列主義は、年長者の政治支配と資源配分(若者から年長者への税金や年金を通じての過度の所得移転)を問題視しないというお年寄りの応援団として機能を果たしている

ことなかれサラリーマンの皆様、いまこそ立ち上がりましょう。

諦めこそ、民主主義の弱点を補強している。若年世代の政治的無関心や不勉強で、古びたシステムは楽に再生産されてしまう

これもつくづくそう思います。若者の皆様、諦めずに頑張りましょう。部屋主も頑張ります。

いまの20代後半から30代前半は、何も就職だけが氷河期だったわけではない。彼らの人生そのものが氷河期になりそうだから、就職だけに矮小化した世間の認識には欺瞞がある

20代後半の部屋主は見事に氷河期世代です。人生そのものが氷河期になりそうだと実感を持ってそう思います。

社会保障や様々な公共サービスなど、生涯の受益と支払い負担も試算している経済財政白書の最近の試算によると、60歳以上の人は4900万円近い受け取り超となる。逆19歳以下は4600万円の支払い損なのだ

まじっすか?1億円近くも・・・

世代間最終戦争 Book 世代間最終戦争

著者:立木 信
販売元:東洋経済新報社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:

こちらの方が高いですが、こちらの方がオススメです。気になった方はポチっとここから購入してみておくれであります。

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ロストジェネレーションの逆襲

部屋主も逆襲したいロストジェネレーション世代の一人なので購入してみました。

ロストジェネレーションの逆襲 (朝日新書 77) Book ロストジェネレーションの逆襲 (朝日新書 77)

著者:朝日新聞ロスジェネ取材班
販売元:朝日新聞社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:C

内容紹介のようなもの

2005年・小泉政権の郵政選挙から、2007年・安部政権の参院選の大敗、そして崩壊の裏で、虐げられてきたロスト・ジェネレーション若者たち声をあげ、立ち上がろうとしています。

第1章 逆襲という名の政治改革

ロストジェネレーション世代で地方議員になった人へのインタビュー、その背景、などについて書いてあります。

第2章 ロスジェネの一票が選挙を決める

有力国会議員に聞くロストジェネレーション世代の特徴、ロストジェネレーション世代の怖さ、などについて書いてあります。

第3章 仕掛ける若者たち

議員の事務所にインターンを派遣する組織、ネット時代の到来とその効果、つながる出会い、などについて書いてあります。

第4章 ロスジェネ地方議員たちの挑戦

様々なロストジェネレーション世代の政治家、政治家養成塾、などについて書いてあります。

第5章 若者たちの意識調査

有識者へのインタビュー、朝日新聞のインターネット調査の結果、などについて書いてあります。

第6章 座談会・成功モデルつくって世代は元気になる

ロストジェネレーション世代政治家を生み出すゆりかご役になってきた佐藤大吾氏や高橋亮平氏と取材班の対談が書かれています。

部屋主の感想

正直内容は薄いように思います。

ただ、地方で部屋主と同じロストジェネレーション世代が頑張っているのだと知って、実に嬉しかったです。

それにしても色々と活動してる方たちがいるのですね。

そういう面では凄くためになりました。

政治家を目指したいと思っている方には、何かしらの参考なるかと思います。

部屋主も彼らに負けないように頑張らないといけないと思いました。

この本から部屋主が選ぶ格言

政治ってどうしても強い人、声の大きい方が勝ってしまうという現実もあって、不安定な仕事に悩む人たちは何より、政治にかかわる時間も余裕もないし、組織化されていない。でもそこから声をあげないと、そういう人たちに有利な政治にはならない

これをどうするか。具体的なことは世代枠くらいしかないですが

若い人が関心を持つアジェンダを出せてないことは問題だ。政治以外に関心のあることが多い。就職氷河期の先頭集団であるフリーターやニートの問題は本当に何とかしないといけない。この世代のためというより日本のためにならない

それがわかってるのになぜ自民党は動かないんですかね。

若者が投票に行かないからで、投票してくれない若者たちを議員も相手にしない。このままでは若者にとって暮らしにくい街、暮らしにくい国になってしまう

まったくもってその通りかと。ゆえに若者は動き出さねばと思います。

若い人が選挙に関心を持たず投票に行かないとすれば、明日を担う若者が政治に興味を失えば、未来に向けた政策が作られず、現状の利益に固執する政治が横行しかねない

今の日本はまったくもってこの状態でしょう。この本で書かれているような動きは出てきてますがまだまだだと思います。なんとかせねばですよね。

絶対得票率が1%減るだけで、これだけドラスティックな結果になった。つまり、若者の投票率がちょっと動いただけで選挙結果は大きく変わる。若者がキャスティングボードを握ることになるのだ

ロストジェネレーションの皆様、今こそ立ち上がりましょう!それ以外の皆様も次の世代のためのことを考えて投票お願いします。

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偽装請負 格差社会の労働現場

最近この手の勉強をはじめました。

偽装請負―格差社会の労働現場 Book 偽装請負―格差社会の労働現場

著者:朝日新聞特別報道チーム
販売元:朝日新聞社出版局
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:A

内容紹介のようなもの

長期不況の中で大きく広がった、企業にとって都合のよい雇い方「偽装請負」という雇用形態についてのルポです。

偽装請負:電話1本で集められ、必要がなくなれば、いつでも使い捨てることができる労働力を得ることのできる雇用システムのことです。もちろん違法行為です。

「実態としては、雇っているのに、雇用契約を結ばず、形の上では請負契約であるかのように装う。あるいは実態としては、外部から手伝いに来てもらったり、派遣で来てもらったりしているのに、労働者派遣契約を結ばず、表面的には請負契約であるかのように装う。これが「偽装請負」の定義である」本文より。

プロローグ 若者の死が意味するもの

一人の若者の自殺を通して、「勝ち組」メーカーのとった道、企業側に「おいしい」システムの「偽装請負」の構図、使い捨てられる労働者、守られない法律、などにちて書いてあります。

第一章 キャノン「偽装請負」工場

キャノンで偽装請負がはじまった流れ、現場の社員の無知、現場の悲鳴クビにするのは非常に簡単なこと、広がる偽装請負、遅れる偽装請負の解消、是正公約と開き直り、キャノンとの戦い、などについて書いてあります。

第二章 松下の超奇策

大量出向という奇策について、逃げ腰の労組、松下のご都合主義兵庫県との怪しい関係内部告発への仕打ち、リストラで拡大する偽装請負、などについて書いてあります。

第三章 巨大請負会社の盛衰

巨大請負会社「クリスタル」の盛衰を通して、「失われた10年」で急速に拡大した人材派遣サービス業界ついて書いてあります。

第四章 偽装請負が「安全」を脅かす

偽装請負で曖昧になる安全責任労災隠しとその原因、などについて書いてあります。

第五章 脱「合成の誤謬」へ

犯罪である偽装請負、正社員化、中長期的には害となる外部労働力の多用、キャリアアップ、などについて書いてあります。

合成の誤謬:ミクロでは正しくても、マクロでは必ずしも正しいとは限らないこと。

部屋主の感想

就職氷河期世代で現在日雇い派遣労働者としてしのいでいる部屋主は、ある程度知っていたこととはいえ、読みながら胸糞悪くなりました。イライラして何度も読むのを止めるくらいに

腐っている腐っているとは思っていたけれどここままで腐っていたとは。特に「キャノン」は非道ですね。

平然と法律を破っておいて、その違法状態を合法状態になるように法律を改定しようとしてるあたり最低です。

また、松下の工場誘致の際の補助金と労働者につてもキレました。ごくごく簡単にかいつまむと、派遣労働者なら受け取れる補助金を受け取ると、そのすぐ4ヵ月後に補助金の前提となっていた「派遣」を一斉に「請負」に変えるあたり最低です(派遣より請負の方が安い)。さらにそれを認めるあたり兵庫県の行政もなめてます

今後部屋主はキャノンや松下の製品は買わないようにしようと心に決めました。こんな奴等を儲けさせてたまるものかと思います。

とはいえ、買わないとさらにしたの労働者たちにしわ寄せが行くと思うと、またまたやりきれないわけですが。

日本の労働状況は確実におかしいです。

この本を読むとそのおかしさの一旦を垣間見ることができます。皆さんこういう事実に目を向けてください。お願いします。

この本の中で紹介されている不当な現場で働いている人たち、そして死んでしまった人たちは、部屋主たちのような人間の今、そして明日の姿です。

この本では主に3つのケースが扱われているわけですが、あくまで氷山の一角かと思います。

200Pちょっとの上、行間も広めなので読みやすいのはいいのですが、部屋主個人としては、もっと様々な現場の様子も知りたかったし、労働現場の改善に伴う対策なのどには少ししか触れていなかった点が少し残念な気もします。

その部分である4章と5章はとってつけたような短さでしたし。

でも色々な人に読んで欲しい本ということで評価は高めにしておきたいと思います。

あと、細かい感想は↓の格言コーナーで。

この本から部屋主が選ぶ格言

この時期に就職を迎えた人は、大変だった。なかなか正社員の口がなく、やむなくアルバイトとして働き始める人も多かった。こういう人たちは、『フリーター』と呼ばれた。働き口に恵まれず、自宅にこもりがちな若者は、働く意欲がない者としてひとくくりにされ、のちに『ニート』と呼ばれた。社会も他人事のように冷たかった。『不況で工場がどんどん海外に出て行くのだから正社員採用が減っても仕方ない』と多くの人が投げやりに語った。働きたくても就職口がないという状況に目をつぶり、『若者が働かないのは、道徳感や意欲が欠けているからだ』という意見さえまかり通った

ですね。ただ、正直なところ働く意欲や道徳感の欠けてる人間は多いと思います。ただ、だからといって働かなくては生きていけないですし、その働く場所すらなく、場所があっても苛烈で不正なのが問題なのだと思います。

生産量にあわせて、労働力を増やしたり減らしたりできる偽装請負は、メーカーにとって麻薬のように危険で魅惑的だった。いったん使うと、中毒を起こし、手放せなくなる

それはそうでしょう。メーカーが儲かる分、多数の労働者が苦しみの声を上げているわけですから。

キャノンの新入社員が現場に配属されることもまれにあった。黒川らの方が圧倒的に経験豊富のため、職場には、新入社員より外部スタッフを「上」に扱う雰囲気があった。しかし正社員の給料はどんどん上がり、黒川らの給料を引き離した

これは辛いでしょうね。部屋主も様々な現場よく感じることなので、実感をともないよくわかります。

クビにするのは簡単だった。派遣元の会社に連絡すればいい

仕事ができても、正社員との折り合いが悪い人は、クビ切り対象のリストに載りやすかった

読めばわかりますが、反吐が出ますよ。1つ上で現場では「上」に置かれていても、少しでも言う事を聞かなければこうなります。しかも言う事とは休日出勤や残業を断るといったこと、違法に関することなどですからね。最低です。

ちなみに部屋主も、とある仕事で現場の違法について責任者に訴えたら、数日後にクビになったという経験があります。その時に直訴した責任者は政治家だったりします。

「雇用主が変わっただけで、年収が100万円前後アップして400万円弱になった。裏を返せば、同じ職場で同じ仕事をしていても、所属する請負会社が違えば、全く待遇が違った。たまたま入った請負会社によって年収に大きな差があることに黒川は理不尽さを感じた」

これもまったくほぼ同じ経験をしたことがあります。他の会社の日雇い派遣の人たちと昼食中に話していたときに自分ひとりだけが給料が安いということがありました。

「偽装請負が万円した理由について、前出の大手人材サービス会社幹部は『本当の請負にはコストがかかるからだ』と打ち明けた」

実に簡単でかわりやすいですね。ふざけるのもたいがいにしろと。

「『偽装請負』は将来的に若年世代の成長を阻害し、結果的に社会の活力を失わせる可能性さえ否定できないのだ

まったくもってその通りでしょう。ただ、社会が活力を失っていっても、一流企業の上層部や、死ぬまでなんとかもてばいいと考えてるような勝ち組老人たちには痛くも痒くもないから偽装請負は蔓延するのでしょうね。

企業が生産現場の合理化を進める中、労働組合は正社員の既得権益を守ろうと懸命になっているのだろうか。だが、その結果、労組に入れない非正社員の労働者たちにしわ寄せが及んでいるとすれば罪は重い

その通りかと。

結局のところ、派遣期間の制度を撤廃してしまえばこういう問題も起こらず、低賃金でいつでもクビ切りが出来る非正規雇用の労働者を使い続けることができる、というのが松下の本音ではないのか

これはあくまで記者の推測ですがそうだという可能性は高いでしょう。そのすると儲かるわけですから。この派遣期間の制度に関してはどんどん悪い方向に進んでいる気がするので、なんとかならないかと思います。

僕の闘いというのは、後に続く人のためにも絶対に負けられない闘いだという思いがこみ上げてきました。人間を人間でないとこに追い込むような卑劣な行為をなくすための、人間の尊厳をかけた闘いです。他の若い人の運命をかかっている闘いです。絶対に負けられない

松下と雇用問題で闘っている吉岡氏の言葉です。ろくでもない判例が出ると今後に影響するので、確かにその通りだと思います。是非とも頑張って欲しいと思います。応援します。

偽装請負が続くのは、メーカー側だけの都合ではなく、請負会社側の収入源が絶えないように、という側面があることをこの説明は示している。だが、メーカーと請負会社の都合で板ばさみになり、労災のリスクも高い請負労働者はたまったものではない

まったくもってたまったものでないです。

請負は適正な形でやれば利益は出ない。偽装請負だからもうけることができる

それで割りを食うのは現場で働く労働者たちです。こういうふざけたシステムは早く撤廃せねと思います。

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