怪談 黄泉からの招待状
お気に入り作家の三津田信三さんと鈴木光司さん、中山一朗さんが入っていたので購入しました。
部屋主の独断ランク:C
独断ホラーランク:C
あらすじらしきもの
墓地近くで停めたタクシーの運転手が語る奇妙な話、
デートした女性に夢の中で付きまとわれる男、
怪異蒐集家のもとに寄せられた一本の電話、
人が死ぬところを見られるというツアーに参加したテレビ・ディレクターを待ち受ける、この世のものとは思えない光景。
ホラー小説の鬼才から実録怪談の名手まで、7人が放つ戦慄の物語。
収録作品
「怪談の作法」稲川淳二
「憑いてるタクシー」稲川淳二
「鬼ごっこ」竹本健治
「夢の家」三津田信三
「カストリゲンチャ」堀川アサコ
「屍女」中山市朗
「原罪SHOW」長江俊和
「樹海」鈴木光司
感想
良い作品が多かったです。
ということで個別感想。
●「怪談の作法」
これは怖い話ではないです。
あくまで怪談を楽しむための作法の紹介(?)です。
●「憑いてるタクシー」稲川淳二
普通の怪談です。
良くもなく悪くもなく。
独断ランク:C
●「鬼ごっこ」竹本健治
構成は面白いですが怖いかとなると全然です。
結論もどうなのって感じです。
独断ランク:C
●「夢の家」三津田信三
以前にほぼ同じような内容の話を読んだ(見た)気が。
その既視感の原因作品を思い出したいです。
独断ランク:C
●「カストリゲンチャ」堀川アサコ
この作品集の中で一番退屈でした。
怖くもないし、妙に長いですし。
独断ランク:E
●「屍女」中山市朗
ちょっと長い「新耳袋」ですね。
怖い話というより不思議な話よりかと。
独断ランク:C
●「原罪SHOW」長江俊和
「怪談」ではないですが好きですね。
展開も良いです。
ラストは読み易いですがこの短編集で一番好きです。
独断ランク:B
●「樹海」鈴木光司
グロさやリアルさ(実際そうなるのかは知りませんが)、そして展開、よかったです。
ラストをああ持ってくるとは予想外でしたね。
良い意味でしてやられました。
独断ランク:B
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