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流星ワゴン 重松清著

ドラマ効果で本屋さんで山積みされていたので、とりあえずあらすじを読んでみて購入。過去をやり直す系のタイムスリップものは好きなので。

重松清さんの作品を読むのは10年ぶりくらいかもしれん。

なおドラマに関しては読了後に途中から見始めた。

演技が巧い人ばっかりで毎週楽しみながら見ている。

(子役の巧さにびっくりしている)

原作小説と流れは同じだが、設定が変わっていたりボリュームが増しているゆえ、今後の締めへの長れも楽しみだ。

部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

死んじゃってもいいかなあ、もう…

38歳・秋。

その夜、僕は5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。

そして―自分と同い年の父親に出逢った。

時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。

やり直しは叶えられるのか―

読書感想

面白かった。

父親とあまり仲が良くないや年齢などといった、この物語の登場人物たちと重なる条件が多かったのもそう感じた要素だと思う。

あと子供がいたり、さらに夫婦仲がよくなかったりすると共感要素が増すので、より泣けるかも知れない。

最初の方は煮え切らない主人公に苛々するが、チュウさんとのやりとりを経て微妙に変化が出てくる感じが良い。

チュウさんも無茶苦茶な性格でリアルにこれが父親だったら反吐が出るなぁとは思うものの、けっこう可愛いところも多くて憎めない。

というかけっこう好きになってしまうだろう。

特に「黒ひげ危機一髪」のくだりはオチも含めて妙に好きだ。

橋本さん親子に関しては、ベタといえばベタだけどあれでよかった思う。

「わしゃあ、こげな別れ方は好かん」

「好かん言うたら、好かんのじゃ」

ここでもチュウさんが可愛らしい。

で、主人公。

聞こえなかったけど、

「うまく言えないし、なんかキザな、恰好つけた言い方なんだけどさ・・・幸せになれよ」

のくだりは好き。

からの、

「それでも―僕は、ここから始めなければならない」

これ。

ここまでガマンしてたがここで泣いてしまった。

この物語の主人公のように特に大きく失敗してるわけではないが、なんか明日から頑張ろうと思える作品である。

あと、嫁だけはなんなんだと思う。

さすがにドラマでは設定自体が変わっているっぽいが。

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