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くちびるに歌を 中田永一著

映画化ってことで読んでみた。

部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

長崎県五島列島のある中学に、産休に入る音楽教室の代理で「自称ニート」の美人ピアネスト柏木はやってきた。

ほどなく合唱部の顧問を受け持つことになるが、彼女に魅せられ、男子生徒の入部が殺到。

それまで女子部員しかいなかった合唱部は、練習にまじめに打ち込まない男子と女子の対立が激化する。

一方で柏木先生は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲「手紙 拝啓十五年後の君へ」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう部員たちに宿題を課した。

そこには、だれにも言えない等身大の秘密が綴られていた。

読書感想

面白かった。

感動系かと思いきや(感動系であることにかわりないけど)、色々と伏線を貼ってる好みのタイプの物語だった。

「手紙 拝啓十五年後の君へ」は大好きな曲で作中でどういう風に使われるのなぁと楽しみにしていたが、手紙の使い方が実に巧いなぁと。

ミステリ系のように奇をてらっているわけではないが、手紙の使い方のおかげが次が気になりページをめくる手がとまらなくなる。

ラストに関してもここがクライマックスと思ったところの後にもう一つクライマックスがあるのがよかった。

あぁ、これが歌のいいところだなとも実感。

ちょっと泣きそうになった。

にしても、新垣結衣主演ということでピアノ教師柏木が主人公かと思いきやまったく違うことに少し驚いた。

あと短い物語の中に(作中経過時間も短かい)色々とエピソードを入れ過ぎて、ひとつひとつが軽くなりすぎてる感じも否めないかなと。

中学生とか高校生に戻って青春をやり直したくなる一作。

さて次の休みはカラオケに行こうっと。

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