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斜め屋敷の犯罪 島田荘司著

会社の後輩のオススメ本ということで購入。

御手洗シリーズはこれで3作目。

部屋主の独断ランク:A

あらすじらしきもの

北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。

「流水館」と名付けられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。

招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…

読書感想

面白かった。

わかりやすい館系本格ミステリ。途中で警察が介入してくるが、そういう状況にも関わらず殺人事件が起こり続けるというタイプ。

本格&館モノとなると基本的に閉ざされ系が好きといえば好きなわけかつそいうのを主に読んでいた記憶ばかりなのだが、途中介入系もこれはこれで面白いなと。

動機に関しては納得できず。

最初の殺人に関してはありえんと思うレベル。

この小説の大きなマイナス点はココ。

犯人に関してはおそらくコイツだろうなというか、コイツしかダメだろうなと思ってたヤツで正解という感じ。

推理した結果というよりも消去法と直感ゆえ、当たっていたことは当たっていたが嬉しいという感じは特にない。

むしろ、トリックに関して犯人に当たりがついていたのにも関わらず、なんでコレが浮かばなかったのかと、してやられた感というか敗北感が半端ない。

と同時に、あれだけの伏線を一本で解決してしまうトリックに脱帽。

シンプルイズベストとはよく言ったものだ。

アレに関しては、同じものを過去に見たことがあったゆえ多分こうなるのだろうなと思ってたので正解。

これをちゃんとしてれば動機・犯人が正確にわかり、トリックにも辿り着いたというのに…

アレが家にあればと悔やまれる。

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コメント

これは大好きなミステリです。

読んだのはずいぶん昔で、
文庫ではなく新書でした。
島田荘司との最初の出会いでした。
ですから、メイントリックには驚愕しました。
こんな変なこと考えるやついるのかと。
島田荘司の登場→新本格の台頭と続いて
今では珍しくなくなりましたけどね。
その頃はびっくり仰天でした。

それ以来作者のファンになって、
御手洗ものはほとんど読んでいます。

投稿: じっちゃん | 2014年11月 4日 (火) 07時06分

>じっちゃんさん
島田荘司もほぼ読んでいるとはさすがです。
御手洗シリーズは読みたい読みたいと思いつつ、
また片手で足りるくらいしか読んでません。

このメイントリックにはしてやられました。
まさかこうくるとは。
解けなくても飽かされた時の爽快感。
これぞミステリの醍醐味ですね(´∀`)

投稿: シン@部屋主 | 2014年11月19日 (水) 10時54分

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