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新装版 わたしが・棄てた・女 遠藤周作著

たまには文学作品も。

会社の後輩にオススメ本を聞いたら紹介されたゆえ、これを機会ということで読んでみた。

部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

大学生の吉岡が二度目のデイトで躰を奪ってゴミのように棄てたミツは、無垢な田舎娘だった。

その後、吉岡は社長の姪との結婚を決め、孤独で貧乏な生活に耐えながら彼からの連絡を待ちつづけるミツは冷酷な運命に弄ばれていく。

読書感想

なかなかよかった。

が、何が良かったかと問われると何と答えて良いか微妙に困る。

帯などには「100万人が涙した究極の愛」などとあるし、実際に愛の物語なのだと思うのだが、素直に愛の物語と問われと全く違うと思う訳で。

単にホラーとかストーカーとかと感じる部分も大いにあるのがその理由だろう(時代背景的なものもあるかなとも思うが)。

となると部屋主的には「無垢」なというところがポイントになるのかなとは思うのだが、無垢と言えば無垢なのだが、なかなかに葛藤してる部分があったりで、決して無垢などではないかなと。

もちろんその葛藤の末に善き選択をするミツが素敵にみえるわけだが。

ラストの急展開に関しては、その前の神の否定を含めて、なんでそうなるのと目頭が熱くなってしまった。

これはないわ(というか止めてと思ってた結末)、と思いつつ、これでよかったとも思うわけで。

男側から見ると、彼の気持ちはわからないではないが、というか非常に理解できるのだが、なんとなくバチが当たってほしいなと思ってしまった。

まぁ彼も人間らしいといえば人間らしいから嫌いにはなれないわけだけどね。

最後にこれを読んでいて宮沢賢治の「デクノボー」をなんとなく思い出した。

部屋主も彼女のような生き方をしてみたいものだ。

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雑記

久々に雑記も。

モンハン4Gをやっている。

起きてる時間は仕事かモンハンかくらいの勢い。

もうすぐ発売から2か月でプレイ時間は300時間超えたくらい。

11月は年間で一番仕事が忙しい時期なんですけどね。

ハンターランクは999。

全ての武器の使用回数が350回を超えたところ。

(4からの引き継ぎだから)

一応、双剣使い。

大剣・片手剣・ライトボウガンの方が強いと思ってるけど。

ちなみにギルクエの発光防具をひたすら集めているところ。

ドラゴンXが揃ったんで次はグリードかミラバルをと悩み中。

そんな感じ。

と、月末恒例のブロブラムのランク上げも。

羽川翼 2位

うみねこのなく頃に 2位

阿良々木暦 4位

戦場ヶ原ひたぎ 4位

中禅寺秋彦 5位

化物語 8位

ホラー・怪奇小説 12位

金田一少年の事件簿 13位

読書感想(小説) 22位

セイバー 39位

シャーロック・ホームズ 60位

こうみると西尾維新作品のランクインが目立つ。

物語シリーズの感想を書いてた時期の影響かな。

中禅寺秋彦も京極堂シリーズの感想の影響。

と考えると妥当なラインか。

ホラーのランクが上がってこないのは他にも記事にしてる人が多いからなかなぁ。

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銀の匙 中勘助著

灘の名物先生である橋本先生が授業で使用していたことで有名な作品。

3年以上積んでいたが読んでみた。

部屋主の独断ランク:E

あらすじらしきもの

虚弱で痩せて人見知りの強い臆病な私を溺愛し、生き甲斐として育ててくれた伯母。

小さな口に薬を含ませるためにその伯母が特別に探してきた銀の匙を私はいまも飽かずに眺めていることがある―

明治時代の東京の下町を背景に、身も心も成長していく少年の日々をきめ細かく、リリカルに描いた自伝的小説。

読書感想

さっぱり面白くなかった。

恥ずかしながら作中に登場する多くの言葉がわからなかったというのがその原因だという可能性も多分にあるかもだが。

夏目漱石は「きれいだ、描写が細く、独創がある」と称賛したとのこと。

確かに文章の流れは綺麗だし、描写が細かいということはそうだとは思うが、あまり抑揚のない日記にしか感じなかった。

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斜め屋敷の犯罪 島田荘司著

会社の後輩のオススメ本ということで購入。

御手洗シリーズはこれで3作目。

部屋主の独断ランク:A

あらすじらしきもの

北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて建つ西洋館。

「流水館」と名付けられたこの奇妙な館で、主人の浜本幸三郎がクリスマス・パーティを開いた夜、奇怪な密室殺人が起きる。

招かれた人々の狂乱する中で、またもや次の惨劇が…

読書感想

面白かった。

わかりやすい館系本格ミステリ。途中で警察が介入してくるが、そういう状況にも関わらず殺人事件が起こり続けるというタイプ。

本格&館モノとなると基本的に閉ざされ系が好きといえば好きなわけかつそいうのを主に読んでいた記憶ばかりなのだが、途中介入系もこれはこれで面白いなと。

動機に関しては納得できず。

最初の殺人に関してはありえんと思うレベル。

この小説の大きなマイナス点はココ。

犯人に関してはおそらくコイツだろうなというか、コイツしかダメだろうなと思ってたヤツで正解という感じ。

推理した結果というよりも消去法と直感ゆえ、当たっていたことは当たっていたが嬉しいという感じは特にない。

むしろ、トリックに関して犯人に当たりがついていたのにも関わらず、なんでコレが浮かばなかったのかと、してやられた感というか敗北感が半端ない。

と同時に、あれだけの伏線を一本で解決してしまうトリックに脱帽。

シンプルイズベストとはよく言ったものだ。

アレに関しては、同じものを過去に見たことがあったゆえ多分こうなるのだろうなと思ってたので正解。

これをちゃんとしてれば動機・犯人が正確にわかり、トリックにも辿り着いたというのに…

アレが家にあればと悔やまれる。

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