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どこの家にも怖いものはいる 三津田信三著

お気に入り作家の三津田氏の最新作。

もちろん即購入、即読了。

表紙はお気に入りのいつもの人じゃなくて残念。

にしてもこの表紙はなんなんだろうね。

本編と何も関係がない…

部屋主の独断ランク:C

部屋主の独断ホラーランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

人物、時代、内容…

バラバラなはずなのにある共通点を見つけた時、ソレは突然、あなたのところに現れる。

読書感想

少々物足りない感じ。

まずはホラー度。

ものすごく怖いかとなるとそこまでではないが、毎度のことながらのしっかりした怖さは健在。

そしてこれまた毎度のことながら追いかける描写が巧い。

だが怖さでいえば今回は、特に屋根の上の老婆のようなものが妙にツボにハマり怖かった、かなり。

おそらく読書時ちょうど台風が日本列島を直撃しており、いつもとは違う変な物音が天井から聞こえてきてきたせいかもしれない。

ちょうど作中の老婆のようなものが立てる音のように。

(なお部屋主の住んでるアパートはちょくちょく変な音が天井から聞こえる。ネコあたりが飛び降りたような音。だがネコが飛べる距離、部屋主の部屋より高いところない)

これまたいつもながらの、「怪を語れば、怪に至る」の要素ももちろんその怖さにいい具合に加味されているはず。

ミステリ度に関しては、正直かなり早い段階で推理というよりも直感と消去法でミッシングリングがわかってしまったのが痛い。

ゆえにラストの謎解きの部分に関していまいち楽しめなかった。

これまたいつもながらよく考えて書かれているなと感心はしたが。

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