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首折り男のための協奏曲 伊坂幸太郎著

いまだにモンハンプレイ中と仕事が忙しいため久々の記事。

伊坂さんの作品は映画化した「ゴールデンスランバー」と、会社の人に薦められて読んだ「オーデュオポンの祈り」に続き三作目。

「死神の精度」も別の社員から薦められているが未読。

なぜこっちを先に読んだかと問われるとサイン本だったからつい購入してしまったから。

部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

殺し屋の事情、黒澤の窮地、クワガタの憂鬱―

首折り男は首を折り、

探偵は物を盗み、

小説家は物語を紡ぎ、

あたたはー、この本を貪り読む!

「贅沢すぎる連作集!」

(帯より)

収録

「首折り男の周辺」

「濡れ衣の話」

「僕の舟」

「人間らしく」

「月曜日から逃げろ」

「相談役の話」

「合コンの話」

感想

上記の2作と比較して面白かった。

連作集ということでもちろん当たり外れもあるが、各話とも短い中にも色々と趣向がこらされていて楽しめる作品集かと。

ただ、すべての作品が絡んでるタイプの連絡集と思って読むと少し凹む。

絡んでいる作品もあるが、登場人物が微妙にかぶっていたり、少し触れられているくらいで本編と関係ないという形が主なので。

ということで各話感想。

●「首折り男の周辺」

首折り男の設定が面白い。

が、ただそれだけどいう印象。

ラストがというか彼の死は納得いかずというかよくわからん。

●「濡れ衣の話」

1話目の続きというか補完というか。

こういう投げられた感のラストは好きじゃないのよね。

そこまでは面白いだけに・・・

●「僕の舟」

好き。

たぶん昔は嫌いなタイプの話かもだが。

無理やり感のある当てはめも(作中でキャラクター自身もつっこんでる)含めてほっこりした。

●「人間らしく」

メタ的というかなんというか。

嫌いではない。

●「月曜日から逃げろ」

こういうタイプも好き。

もちろん途中で気付いたよ。

蛇足かもだけど結末を書いてほしかったな。

勧善懲悪的なね。

●「相談役の話」

ホラーポジションだったのかな?

この作品中で一番面白くなかった。

●「合コンの話」

書き方が面白かった。

肩すかしをくらった感じも多大にある(連作集の最後の話と言うことで勝手にこれまでの不明な点がつながる期待もしてたから)。

が、それを抜きにすると良い短編だと思う。

舟の話と同じく昔なら面白さが理解できなかった可能性あり。

とまぁこんな感じ。

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コメント

好き嫌いが分かれる作品ではないかと思いますが、
私には短編として読んでも面白かったです。
今回も存分に楽しむことができて全体的に満足でした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

投稿: 藍色 | 2016年6月14日 (火) 13時19分

>藍色さん
お返事遅くなりました&お久しぶりです。
伊坂作品は面白くないなぁとハードルが下がっていたためか、
想定より面白く読めた気がしています。
TBありがとうございますm(__)m

投稿: シン@部屋主 | 2016年8月 5日 (金) 19時13分

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