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のぞきめ 三津田信三著

お気に入り作家の三津田信三さんの最新作。

ということで発売日に即購入。

どうでもいいけど探してたらちょうど店員さんが持ってきたので、大阪梅田の紀伊国屋本店で最初に購入したのは部屋主です。

だからなんだということですが書きたかったので。

表紙は如きシリーズのお気に入り絵師・村田修さんではないですが、これはこれで趣があっていいかなと。

どこかで見た記憶はあるけど思い出せない。

とりあえず遠田志帆さん、憶えておかねば。

部屋主の独断ランク:B

独断ホラーランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

作家の「僕」が知った、二つの恐ろしい体験談。

それはやがて、一つの呪われた村の物語へと収斂していく―

「覗き屋敷の怪」

昭和も残り少なくなった、ある夏。

辺鄙な貸し別荘地にバイトに来た茂留たちは、禁じられた廃村に紛れ込み、恐怖の体験をする・・・

「終い屋敷の凶」

昭和の初期。

四十澤は、学友の鞘落から自分の家には<のぞきめ>という化物が憑りついていると打ち明けられる。

やがて四十澤は、鞘落家を訪ねるのだが・・・

読書感想

面白かったです。

まず怖さですが、そこそこよかったです。

部屋主的には前編の方が怖かったです。

ガムテープでぐるぐるってのが素敵で。

山の中で何かに追いかけれる系の怖さはさすがというものの、いつもながらなので慣れてしまった感はあります。

が、さびれた村に入ってというのはホラースポットに行きたい病の部屋主にとってはツボなシチュエーションでして。

後半の怖さに関してはそんなにでした。

「蛇棺葬」とか「厭魅~」と同じことをやってる感じが強くて。

物語的には、映画の1とビギニング系を一気に楽しめるような構成が非常に楽しめました(例えば、「悪魔のいけにえ」と「テキサスチェーンソー・ビギニング」のような)。

前編のアレはここでこうなってこうなったんだろうなと、色々と想像する楽しみがありました。

ミステリ的には細かい齟齬はあったものの概ね正解でした(だから後編が怖くなかったということもありますが)。

「厭魅~」ほどではないですが、ホラーとミステリが融合している良作かと思います。

で、いつもながらの「読んだら駄目。あれが覗きに来る。」という怖さを増幅する文言も。

しかもいつも以上に念入りに。

特にいくつもパターンをわけて、特に3番目には注意とか書いてあるあたりが、これまでと違いかつ秀逸な点。

これだけで怖さ倍増です。巧いなぁと。

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