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冷たい密室と博士たち 森博嗣著

森さん小説2冊目の読書感想です。

冷たい密室と博士たち (講談社文庫) Book 冷たい密室と博士たち (講談社文庫)

著者:森 博嗣
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:D

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお穣様学生の西之園萌絵だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で男女二名の大学院生が死体となって発見された。

被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか?

感想

うーん、微妙でした。

前作の「すべてがFになる」はいい感じのグロさというかホラー要素かがあったのですが、今作に関してはそういった要素はまったくなし。

なんのひねりもない密室もの。

アレやコレはどういう伏線、もしくはどういう効果があるんだろうと考えていたのがさっぱり意味がなかったという…

無駄に長いだけのつまらない作品でした。

物語的にもみるところはないといった感じです。

よかったところといえば、国枝助手の結婚話を聞いた時の犀川先生の反応が面白いという本編とは全く関係のないところと、下に抜粋するところくらいでしょうか。

抜粋

「問題を解くことがその人間の能力ではない。

 人間の本当の能力とは、問題を作ること。

 何が問題なのかを発見することだ」

うん、確かに。

「どう答えますか?

 数学は何の役に立つのか、きいてきたら」

何故、役に立たなくちゃあいけないのかって、聞き返す。

 だいたい、役に立たないものの方が楽しいじゃないか。

 音楽だって、芸術だって、何の役にも立たない。

 最も役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。

 人間だけが役に立たないことを考えるんですからね

目から鱗でした。

これは使おうと思いますね。

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コメント

こんばんは

あっ、これは微妙でしたか
買わなくてよかった(笑)
最近よく本屋さんに行くんですが、森さんの小説はよく目にします。
「すべてがFになる」はシンさんの評価も高いのでいつか読んでみようと思います。

「ザ・フライ」観ました!
面白かったですね。
シンさんの言うとおり、怖いとゆうより哀しい感じの作品でした。
グロさも中々でした。
1回目のヒヒの実験と爪が取れて汁がビュッと出るとこが特に良かったです。
2も面白そうなので購入します。
あと、「遊星からの物体X」も買いました。
これはシンさん的にいかがでした?

投稿: nori | 2011年10月 3日 (月) 21時47分

>noriさん
こんばんは。
これは微妙というか面白くなかったです。
すすめてくれた方に話を聞くと、
やはり当たり外れは大きいみたいですね、森さん。
「すべてがFに~」は良い作品かと^^

おっ「ザ・フライ」観ましたか。
気に入っていただけようで幸いです★
そうそう、ヒヒの実験後と爪が剥がれて汁が…
のそのあたりはたまらんでしたよね♪
「2」は私もまだ購入してないですが、
近いうちに購入しようと思っています。

「遊星からの物体X」は大好きな作品ですね。
好きな映画ベスト5に入るかもです^^

投稿: シン@部屋主 | 2011年10月 3日 (月) 23時21分

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