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サイレント・ブラッド 北林一光著

前作の「ファントム・ピークス」が非常に面白かったのでさっそく購入してみました。

帯のコメントがお気に入り作家の貴志裕介氏なのですが「山に対する畏敬の念が、底なしの恐怖へと変貌する。もう、この著者のホラーは読めないのか…残念でたまらない」とあり作者がすでに亡くなっているのを知りました。

…いやほんと残念です。

前置きが長くなりましたが読書感想です。

サイレント・ブラッド (角川文庫) Book サイレント・ブラッド (角川文庫)

著者:北林 一光
販売元:角川書店
発売日:2011/08/25
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部屋主の独断ランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

失踪した父の車が、長野県大町市で見つかった。

その発見現場で息子の一成は深雪という地元の女性と出会う。

ある理由で一緒に父親の足取りを追う2人だったが、何者かにより妨害される。

父にはこの地に秘密があったのだ。

手がかりは「タケル」という名前と「カクネ里」という地名のみ。

果たして父は何者だったのか!?

感想

まずまず面白かったです。

とはいえ前作の「ファントム・ピークス」と比較すると、だいぶ落ちる感じでした。

山に関する畏敬や恐怖の念の素晴らしい描写はそのままに、今作ではさらにそこに厳しさのようなものが加わったのと、美しさの表現がさらに上がっていたという印象です。

物語的にはホラーではなくミステリやサスペンスで、面白くないわけではないけれど、特筆するほど面白いかと問われると微妙かなと。

とにかく主人公の言動が気に食わない場面が多すぎで、どうにも感情移入できなかったのもその理由かと思いますが。

とにかく読み終わった後は登山に行きたくなる。

そんな小説ですね。

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コメント

こんにちは

結構若くして亡くなってるんですね。
僕もすでに亡くなっている吉村昭とゆう人の本を読もうかな、と思ってます。

今、「幸福な生活」(百田尚樹著)を読んでるんですけど結構面白いですよ。

投稿: nori | 2011年9月10日 (土) 14時43分

>noriさん
こんにちは。

もっとこの人の作品を読んでみたいと思った時には
すでに亡くなってるというとても残念なことで…

吉村昭に幸福な生活ですね。
またチェックしてみます^^

投稿: シン@部屋主 | 2011年9月10日 (土) 15時19分

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