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Fate/Zero 6 煉獄の炎 虚淵玄著

最終巻の表紙はセイバーとアイリスフィールです。

…やっぱり不満。

Fate/Zero(6)煉獄の炎 (星海社文庫 ウ 1-6) Book Fate/Zero(6)煉獄の炎 (星海社文庫 ウ 1-6)

著者:虚淵 玄,武内 崇
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

ついにその本性を顕にした言峰綺礼の罠に敢えて真正面から立ち向かう衛宮切嗣。

燃え盛る煉獄の炎の中、絶望に打ち拉がれたセイバーを待ち受けるアーチャー。

熾烈な第四次聖杯戦争を生き残った英霊と魔術師は今まさに満身の力を振り絞り、最終決戦に挑む。

感想

よかったです。

最終巻の相応しく手に汗握る戦闘に、熱いセリフの応酬、そしてゼロに至るエピローグと盛りだくさんでした。

ラストのあれはずるいな。

ここまでガマンしてたけど泣いてしまいました。

ということで各場面感想。

まずはウェイバーとおじいさん。

「それがお前さんにとってどれほど大切な事柄なのかは解らんが

 これだけは言わせてほしい

 人生、長生きした後で振り返ってみればな

 命と秤にかけられるほどの事柄なんて

 結局のところ一つもありはせんものじゃよ」

やっぱりきましたじぃさんキャラの見せ場。

あぁ、こういうの大好きです。

お次は言峰綺礼とアイリスフィール。

「あの人は追い求めた理想のためにすべてを喪ってきた…

 救いようのないモノを救う矛盾のために

 常に罰せられて奪われてきた…

 理想を追うには優しすぎる人

 いずれ喪うと解りきった相手でさえ

 愛さずにはいられないなんて…」

アイリを通して対比される二人の男の人生。

ここは実に熱いですね。

この相反する二人の両方に共感できる自分がちょっと怖いです。なんでだ。

次はウェイバーとイスカンダル。

「余の朋友であることに違いはあるまい」

ウェイバーの決意とイスカンダルの男前さ。

このコンビ、本当にたまらんです。

次は英雄王と征服王。

「孤高なる王道か

 その揺るがぬ在りように余は敬服をもって挑むとしよう」

「良い 存分に己を示せよ

 お前は我が審判に値する賊だ」

この二人のやりとりはこれまで何度もありましたが、かなり好きです。殺し合う同士なのにどこか友のような感じもして。

「オマエら、本当は仲がいいのか?」

ウェイバーじゃないけどそう言いたくなります。

そして決戦。

はじめて名を呼ばれた少年の胸中はいかほどだったか。

じわっときました。

部屋主としてはエピローグで出てくる方の返事がくるのと思ってたのですけどね。

決着。

二人の王のあまりの男前さに思わず笑顔が。

器の大きな男の戦いの決着はこういうのがハマりますね。

少年の矜持。

「忠道、大義である

 努その在り方を損なうなよ」

少年の小さな勝利と成長。

「あのとき あの言葉があったというだけで

 もう彼は孤独ではない」

あぁ、こういうのたまらんです。

お次は切嗣vs言峰綺礼。

ここは単純にバトルとして手に汗を握りましたね。

実に楽しかったです。

次はセイバーvsバーサーカー。

「正しい道を貫いて 正しい結末に至らぬとしたら

 齟齬があったのは天の運気だと」

この二人の戦いは痛いけれど決着としては微妙な感じ。

これはゼロに至る物語ゆえ仕方ないとは思うのだけれど。

次は雁夜。

これはひどい…もうただひどいとしか言いようがない…

彼にはけっこう感情移入していただけに余計に。

ゼロに至る物語ゆえこうなるのはわかっていたけど、これはあまりに惨いのでは…

で、エピローグ。

まずウェイバー。

うん、いいですね。

でもって、凛。

「それを自らの運命と認め 受け入れ

 そして毅然として立ち向かっている」

その類希なるプライドと克己心が素敵すぎると。

そして綺礼の密かな下卑た楽しみは、原作を知ってる身としてはついついそれはね…と思ってしまうと。

最後はやはりこの人、衛宮士郎。

「しょうがないから俺が代わりになってやるよ

 俺なら大丈夫だろ

 まかせろって爺さんの夢は―」

受け継がれる理想と想い。

「僕はね 正義の味方になりたいんだ―」

泣いてしまいました。

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