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Fate/Zero 3 王たちの狂宴 虚淵玄著

表紙は相変わらずセイバーです。

Fate/Zero(3) 王たちの狂宴 (星海社文庫) Book Fate/Zero(3) 王たちの狂宴 (星海社文庫)

著者:虚淵 玄,武内 崇
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

“魔術師殺し”こと衛宮切嗣の悪辣極まる謀略によって、第四次聖杯戦争は早くも佳境を迎えつつあった。

その最中、征服王・イスカンダルは“王”たる“格”を自他に問う真剣勝負の「聖杯問答」を仕掛ける!

英雄王、そして騎士王が全身全霊を懸けて答える“聖杯の王”に相応しき“王の器”とは―!?

感想

面白かったです。

英霊同士の闘いもいいのですが、切嗣vsケイネスの人間(魔術師)バトルがあるのは部屋主としてはうれしいですね。

なんというか英霊同士だと無茶な感じがするのですが、人間同士の戦闘となると駆け引きが重要になってきて、そっちの方が部屋主好みであると。

でもって面白いのが綺礼の心境。

「誰にも理解されず 肯定されない

 世界と隔絶した魂の持ち主でなければならなかったのだ」

このあたりの苦悩が実にいい感じ。

でもってあらすじにもある聖杯問答。

ここは実に面白かったですね(笑えるという意味でも)。

三者三様の王の有り方。

どれもカッコいいけど、気が合うのはセイバーで(この三人の中では一番嫌いなのだけど)、こうなりたいってのはアーチャーで、憧れるのはライダーという感じでしょうか。

“正義”と“理想”。

“救う”ことと“導く”こと。

「果てにあるのは不可避なる破滅の運命だと

 それでも駆け抜けた

 覚悟はあっても諦観はなかった

 たとえ希望を信じられなくても

 自らの祈りが正しいものであると信じ抜くことはできた

 だからこそ受け入れることはできなかった

 祈らずにはいられなかった

 願望せずにはいられなかった

 これは何かの間違いではないかと

 自らが信じて貫いた道には

 もっと他に相応しい結末があったのではないかと…」

考えさせられますね。

抜粋

「人間というモノは生死の境に立たされれば

 どこまでも醜悪に 卑劣に 残虐になれる

 女を犯し 子供を殺し 飢民から略奪する二本脚の獣

 血みどろの戦場はそんな餓鬼たちで溢れかえるのが常だ

 だが 否だからこそ

 そんな地獄の直中にあっても“証明”が要る

 たとえどんな逆境においても

 ヒトは貴く在ることが出来るのだと

 身を以て示す誰かが必要になる」

そういう人間になりたいものです。

「余の決断 世に付き従った臣下たちの生き様の果てに

 辿り着いた結末であるならば その滅びは必定だ

 悼みもしよう 涙も流そう だが決して悔やみはしない」

いいなぁ、こういう考え方。

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