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魔法少女 まどか★マギカ 2巻

表紙はさやかと杏子です。

このコンビは好きです。

魔法少女まどか☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) Book 魔法少女まどか☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

著者:原作:Magica Quartet,作画:ハノカゲ
販売元:芳文社
発売日:2011/03/12
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部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「魔法少女になって くれないか?」

鹿目まどかの前に現れた不思議な生き物キュウべえ。

そして謎の転校生・暁美ほむら。

不思議な出会いが一気に重なる中で、まどかは「魔法少女」がどういう存在なのかをすこしだけ覗いてしまう。

それは、まどかの運命をさらに大きく変えてしまう予感がするものだった―

感想

今巻はさらにいい感じですね。

色々とわかってくる魔法少女の仕組みと魔法少女たちの絶望(特に下で抜粋しまくるさやか)、そしてキュウべいの黒さ。

こういう風にまだまだ謎を残しつつも、複雑でかつ暗い展開が続くってのはとっても大好きです。

次にも非常に期待ですね(この終わり方は実にいいですね)。

ということで各場面感想。

まずは友人を想うまどかとお母さんの会話。

「自分の正しさを信じ込んで意固地になればなるほど

 幸せって遠ざかっていくもんだよ

 悔しいけどね

 そいつばっかりは他人が口を突っ込んでも

 綺麗な解決にはならないねぇ

 それでも解決したいかい?

 だったら間違えばいいのさ

 正しすぎるその子の分まで 誰かが間違えてあげればいい

 ずるい嘘をついたり怖いものから逃げ出したり

 最初は理解してもらえないかもしれないけど

 後になって正しかったと解る事もある

 どうしても行き詰ったらいっそ間違えるのも手なんだよ

 あんたはいい子に育った

 嘘もつかないし悪いこともしない

 いつも正しくあろうと頑張ってる

 子供としてはもう合格だ

 だから大人になる前に上手な転び方を練習しておきな

 大人になるとプライドとか責任とか…

 どんどん間違えるのが難しくなっちゃうんだから」

このお母さん、男前で気に入ってます。

見た目が若すぎる気がするのがちょっとあれだけど。

お次はさやかと杏子。

「自業自得にしちゃえばいいんだよ

 自分の為だけに生きてれば全部自分のせいだ

 他人を恨むこともないし後悔なんてあるわけがない…

 そう思えば大抵のことは背負えるもんさ

 あたしの祈りが家族を壊しちまったんだ

 他人の都合を知りもせず勝手な願い事をしたせいで

 結局誰もが不幸になった

 だから 心に誓ったんだ

 二度と他人の為に魔法は使わないってね

 奇跡ってのはタダじゃない

 希望を祈った分だけ同等の絶望が撒き散らされる

 そうやって差し引きゼロにして世の中は成り立ってるんだよ」

「あたしは人の為に祈ったことを後悔してない

 高過ぎるものを支払ったとも思ってない

 この力 使い方次第でいくらでも

 素晴らしいものにできるはずだから」

杏子の達観とさやかのまっすぐさ。

さやかの綺麗な願いがいいですね。

そしてこれを受けてのさやかと仁美。

「今日 後悔しそうになっちゃった

 あの時 助けなればってほんの一瞬だけ思っちゃった

 最低だよ…

 正義の味方失格だよね

 でもあたし…なんにもできない

 だってもう死んでるんだもん

 こんな身体で抱きしめてなんて言えない

 キスしてなんて言えない…」 

じょじょに壊れていくさやか。

そして…

「結局あたしは何が大切で何を守ろうとしたのか

 なにもかもわけ分からなくなっちゃった

 希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって話

 今ならよく解るよ

 確かにあたしは何人か救いもしたけど

 その分心には恨みや妬みが溜まって

 一番大切な友達さえ傷つけて…

 誰かの幸せを祈ったぶん

 他の誰かを呪わずにはいられない 

 あたしたちってそういう仕組みだったんだね

 あたしってほんとバカ」

杏子やまどかの心配をよそに絶望へと吸い寄せられていくさやか。

最後の笑顔が非常に印象的です。

読んでて痛くて苦しいです。

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