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同葬会 藤ダリオ著

前著の「出口なし」がまずまず楽しめたので購入しました。

同葬会 (角川ホラー文庫)

同葬会 (角川ホラー文庫)

著者:藤 ダリオ

同葬会 (角川ホラー文庫)

部屋主の独断ランク:D

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

芸大に通う奈央の元に高校の同窓会の案内が届いた。

久しぶりの地元で、奈央はテニス同好会のメンバー雅也と再会し、胸をときめかせる。

しかしその夜発生した同好会リーダーの死亡事件が、予想もできない恐怖へとメンバーを引きずり込む。

その日以来、同窓会出席者が次々と不審な死を遂げていく。

この謎の葬列の連鎖を食い止めることはできるのか!?

そして最後に残ったのは?

感想

いまいちでした。

「リング」や「着信アリ」と同タイプの心霊現象を追っていくという、ホラーではありがちだけど、それがむしろ心地よいという感じの構成ですが、微妙でした。

まずタイトルですが、こういうの一文字変えてってのは何気に好きというか、自分がいつかホラー小説を書くならこういうのがいいなと思ってたタイプだったりします(幽園地とか路血裏とかね)。

とはいえ、同窓会はあくまできっかけにすぎず、なんとなく作品の内容を考えるとタイトルにはちょっとふさわしくない感じも。

というか、前作の「出口なし」と同じく同窓会中に閉じ込められて・・・的なシチュエーション・ホラーを勝手にイメージしてまして。

まぁタイトルに関してはそのあたりにして内容ですが、これが正直かなりお粗末な感じがしました。

構成自体もそうですが、都市伝説や噂、呪いに伝説など、どこかで聞いたようなのが満載で、うまくつなげたといえばそうなのかもですが、それぞれが薄く切り貼りされてる感がどうにもダメでしたね。

展開自体も読み易いですし、さすがにこういうラストはないだろう、きっとどんでん返しがあるはず!と思って読んでましたが、まさかこれだけはないだろうというかなかってほしかったところに落ち着いてしまいましたしで。

他にも魅力的なキャラクターが出てくるわけでもなく、教訓や風刺といった感じもなくで、色々と期待していただけに残念でした。

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