« キングダム 17巻 | トップページ | 購入漫画記録 2010年10月~2010年3月 »

7SEEDS 14巻 田村由美著

表紙は春チームの「花」と秋チームの「くるみ」です。

7SEEDS 14 (フラワーコミックスアルファ) Book 7SEEDS 14 (フラワーコミックスアルファ)

著者:田村 由美
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

政府が実施した、隕石落下による人類の滅亡回避を狙った7SEEDS計画。

冷凍保存から目覚めた若者たちは変わり果てた地球の姿と、想像を絶する現状を目の当たりにする。

いくつもの邂逅は対立を生み、敵対する者同士、一触即発の状態に陥ってしまう。

共通の脅威の出現で収まるかに見えたが!?

感想

毎回ですが面白いです。

夏Aチームと春秋冬混合チームの危機を通した交流と告白。

明らかになっていく花と先生の関係。

いつもながらよい展開です。

ということで各場面感想。

まずは夏Aチームの告白と秋ヲの反論。

「わかるか?わからないだろうな おまえらには

 わからないだろう あの寒さ わからない

 わからない あれはなんだったのか

 なんのために 何をしたのか わからない

 何を失くして 何を得たのか わからない

 もうわからない」

これを超える辛さを知らないから反論できない花。

あの寒さを知ってるだけにだまりこむ読者。

そんな中、秋ヲだけが静かに反論。

「人生を決めてもらって疑問も持たずその通り頑張って

 そりゃ楽だな

 おまえらの言う一般人も人生テストの連続なんだよ

 生まれた時から競争してるのは同じだ

 ライバルは数百人じゃない すべてだ

 受験に失敗して首くくったヤツもいれば

 会社を興して潰して逃げて樹海で骨になったヤツもいる

 おまえらと違うのは

 それが全部自分で選んで歩いた結果だってことだ

 わかるか

 一番恐ろしいことは

 数多ある道の中から目標も方向も手段も場所もつきあう人間も

 全部自分で決めなきゃならないってことだ

 その責任は重いぜ」

うん、たしかに。

花のように黙り込んでしまってた自分に反省。

それプラス「自分で選んだ道には喜びもあるんだぜ」

うん、たしかに。

そしてあえて沈黙してた新巻さん。

「僕も言いそうになりましたよ

 『あの寒さは誰にもわからない』

 でもそんな風に自分をかわいそうだと思うのはよくない傾向だって

 彼らを見てたらよくわかった

 今 みんなの寝顔を見てて思いました

 これだけたくさんの人に会えて僕は今幸せだって」

・・・いつものことだけど新巻さんカッコよすぎです。

しかも健やかに。

お次は小姑・花と流星。

「確かめるのは間違いなくいいけどさ

 でも今思うと手抜きだったよ

 相手のためじゃなくて

 自分が楽するためだもん」

耳が痛いっす。

次から頑張ります。

「オレが惚れた女だもん」

それを正面から言えない流星に共感(笑)

お次は新巻さんと源五郎。

「動物が好きとかそんな資格僕にはないです」

「資格なんかいらない」

まっすぐな新巻さんの瞳が素敵です。

次はハル。

「あんたら趣味とか生きがいとかないの

 じゃあなんで戦時下でピアノを弾くのさ

 絵を描きながら飢え死にするのさ

 内戦のさなか歌を歌うのさ ボールを蹴るのさ

 人して生きていくためじゃないか

 そういうことがわからないからすぶ暴力に走るんだよ」

ここまでの流れがあっての真っ向勝負。

これまでにないハルの直球さが素敵です。

|

« キングダム 17巻 | トップページ | 購入漫画記録 2010年10月~2010年3月 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 7SEEDS 14巻 田村由美著:

« キングダム 17巻 | トップページ | 購入漫画記録 2010年10月~2010年3月 »