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のび太と鉄人兵団 大長編ドラえもん VOL.7

大長編ドラえもんの中でどれが一番好きかと問われると、部屋主は「鉄人兵団」を選びます。

再映画化ということで購入しました。

大長編ドラえもん (Vol.7) のび太と鉄人兵団 (てんとう虫コミックス) Book 大長編ドラえもん (Vol.7) のび太と鉄人兵団 (てんとう虫コミックス)

著者:藤子・F・不二雄
販売元:小学館
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「人間vsロボット!!

 迫り来る鉄人兵団にどう立ち向かう!?」(帯より)

のび太は偶然北極で巨大なロボットの足を拾い、自宅に持ち帰った。それ以来、家の庭に次々と降ってくるロボットの部品を、ドラえもんと協力して鏡面世界で組み立ててザンダクロスと名づけ、しずかを呼んで遊んでいた。

だがその最中、そのロボット(ザンダクロス)に恐るべきミサイル兵器(原作ではビーム兵器)が組み込まれていたことが判明。安全のため、ロボットを3人の秘密にすることを誓ったが、のび太のもとにロボットの持ち主と名乗る少女リルルが現れ、のび太はうっかり口を滑らせてしまう。のび太はロボットを返すことを断れず、更に鏡面世界へ入り込むために必要なひみつ道具「おざしきつり掘」まで貸してしまうのであった。

実は、ロボット惑星メカトピアから派遣された少女型スパイロボットであるリルルは、メカトピアの地球侵略作戦の足がかりとして、尖兵である他のロボットとともに鏡面世界で前線基地を建設し始めた。偶然現場に侵入してきたドラえもんたちを追うため、リルルたちが鏡面世界の入り口を無理やり広げようとした結果、時元震による爆発が発生し入り口は塞がれた。それにより危機は免れたかに見えた。

しかしそれも束の間、メカトピアから鉄人兵団が地球へ送り込まれてくることを知り、のび太たちはジャイアンやスネ夫と協力し、取り返した巨大ロボを改造して味方につけ、鏡面世界を舞台に鉄人兵団を迎え撃つことになるが…。(Wikiより抜粋)

感想

2歳年上のいとこの兄ちゃんが大長編のみそろえていたから、昔何度も何度も読んだ作品。

映画の方は見たような気もするけど、実際はどうだったか実は記憶になかったりする。

再映画化にともないコンビニで売ってたので、懐かしくてつい購入してしまった次第です。

そんなこんなで20年ぶりくらいに読み返してみたわけだけど、色んなところがショボかったです。

展開に微妙なところも多かったし。
(タイムパトロールに逮捕されっぞとか)

でも、それでも好きなんだな、この作品。
特にラストのアレは。

各場面感想としては、まず自分を殺そうとしたリルルをほおっておけないしずちゃん。

「やっぱりほっとけないわ…」

この一つ前のコマの空を見上げて涙目が妙にツボ。

でもって、

「…人間のすることってわからない
 どうして敵を助けるの?」

「ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ」

人のため、誰かのためなら理屈がうまく機能しないのよね。
だから人は争ったりもするのだけど、それだからこそ人は愛おしいんだろうなとも。

お次はあの方。

「他人より少しでもすぐれた者になろうという心だよ
 みんなが競い合えば、それにつれて社会も発展していく
 ただし、ひとつ間違えると…
 自分の利益のためには他人をおしのけてもという…
 弱い者をふみつけて強い者だけが栄える弱肉強食の世界になる

 他人を思いやるあたたかい心を…」

これが書かれたのはバブル期に入ったくらい。
大した先見の明とでもいえばいいのかな。

ノブレスオブリージュの思想がもう少し日本にあれば、失われた20年はなかったかもしれないな…と少し思ってしまいました。

話をもとに戻してクライマックス。

「すばらしいと思わない?
 ほんとの天国づくりに役だてるなんて」

「今度生まれ変わったら…」

「お友だちになってね」

泣けますね。

こういうのにはとにかく弱いです。

そしてラスト。

うん、少年少女の向けの物語はこうでなくっちゃね。
思わず笑顔になります。

…読んでいて気付いたんだけど、部屋主が大好きな、大軍に小軍で立ち向かうシチュエーションや、自分の命でもって仲間を助けその後ろにいる多くの人を救うというシチュエーション。

その大本はここにあったんだと思いました。

初版は1987年。
映画公開も同じくらいだとすると私は当時8歳くらい。
(調べてみたら映画公開は86年らしい)

多少ひねはじめていたかもだがヒーローに憧れてるお年頃だ。

(今でも正義の味方になりたいとか思ってるのは内緒の話)

20年以上も前に読んだ1シーンを記憶してることから、きっと彼女の行動は子供心にすごいものだと思ったのだと想像できます。

心身ともに疲弊している今、偶然にも君に再開できてよかった。

初心を思い出した感じ。
うん、まだ頑張れる。

あと、こんなものも。

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ちょっと欲しいです。

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