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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか 若宮健著

パチンコ業界の進出に危惧を抱いている何度かつぶやいたことがありましたが、ちょうど良い感じの本が「樽井さん」の「樽井さんの読書&電化よもやま話」で紹介されていたので購入してみました。

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226) Book なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)

著者:若宮 健
販売元:祥伝社
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部屋主の独断ランク:C

内容紹介のようなもの

「韓国にできて日本にできない恥辱

 日本はまともな国といえるのか!?」(帯より

「マスコミ業界、政治家、官僚、パチンコ業界の人間。

 たった数千人の利益のために数百万人を泣かせて、

 21兆円が闇に消えているのが、

 日本のパチンコ業界の現状なのである」(本文より)

「韓国がパチンコを禁止したことを、

 日本では著者が初めてリポートしたが、

 それを報道した日本のマスコミはない。

 その上、韓国以上に被害が大きい日本で、

 なぜ違法な状態のままで

 パチンコが永年放置されて続けているのか、

 素朴な疑問が深まるばかりである。

 なぜ韓国がパチンコを禁止できたかを検証したくて、

 その後、何度も韓国を訪れた。

 その度に浮かび上がってくるのは、

 韓国と比較して救いようのない日本の現状である。

 パチンコの問題に、

 この国の政治、行政、マスコミの実態が凝縮されている。

 なぜ韓国はパチンコを廃止でき、日本はできないのか。

 この問題を日本人も真摯に受け止める必要がある」

 (著者の言葉より)

目次

一章 なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

二章 なぜパチンコは、廃止されねばならないのか

三章 なぜ日本は、パチンコを廃止できないのか

感想

思っていたよりも内容は薄いと思いました。

個別ケースが豊富なのはよかったのですが、そのほとんどは感想や意見が多く、もう少し大局的なデータなんかも使ってもらえるとありがたかったです。

が、パチンコへの、ひいてはそれを支える政治やマスコミに対する著者の考えには、とても強く共感を感じます。

内容を部屋主的に要約してみますと、

・韓国がパチンコを全廃できたのは政治にスピードがありかつ、しっかりしていたから。

・日本がパチンコを全廃できないのは、献金のためにパチンコ業界を擁護するパチンコ議員の存在、広告費のためにパチンコ業界を批判しないマスゴミ、パチンコ業界への警察官僚の天下り。

といった感じでしょうか。

本文にもありましたが、日本の様々な問題の病根と、パチンコの病根が一致していますね。本当に日本はどこへ向かってるんでしょうか。

パチンコ問題を通して日本の現状が見えてきます。。

なんとかせねばです。

まずパチンコを廃止してその経済効果に期待したいところです。

あと本編とはさほど関係はないかもだけれど、「韓国では軍隊経験を経てる男が多いから、法律で決まったことには潔く従う」や「韓国では身分証明書の携帯が義務付けられている」というあたりに、比較文化論的な面白さを感じました。

抜粋

「俺はその後、一か月くらいでパチ屋を辞めた。

 負ける奴で成り立つ商売やってて平気でいられなくなったわけさ」

「パチンコ、競馬、競輪、オードボート、さらに宝くじにサッカーくじ。これにカジノが加わったらどうなるのか、かつて、中国のナンバー2が、日本を指して「あの国は20年もすれば消えてなくなる」と発言したことがあったが、現実のものとなりかねない」

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