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水滸伝 15 折戟の章 北方謙三著

どこまでも水滸伝です。

水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58) Book 水滸伝 15 折戟の章(集英社文庫 き 3-58)

著者:北方 謙三
販売元:集英社
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらきもの

どの寨が崩れても、梁山泊は壊滅する。

極限状況の中、各寨は必死の防戦をしていた。

特に激しい攻撃に晒された流花寨は、花栄らが死を覚悟して闘い続ける。

しかし、官の水軍の進攻が始まり、それも限界が近づいていた。

一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。

感想

面白かったです。

宣賛の起死回生の策の時の緊張感と高揚感はたまらなかったです。

ということでいつも通りの各お気に入り場面感想。

まず呉用と慮俊義の会話。

嫌われ者キャラの呉用ですが、どこか自分と重なるところがあるので部屋主は実は大好きです。

んで、ここではその呉用が盛大に怒られるのですが、なんか自分に突き刺さった感じがしまして。

もっと大きな人間になりたいと思いました。

次は宋清と学和。

「ひとりの女を、思い続けることができた。

 それは幸せなことだったのだろうと思う」

「あんたのような男が、ほんとうに戦を支えてきたんだと、私は思うよ」

2人とも軟弱なイメージであんまり好きではなかったのですが、一気に好きになりました。

次は穆弘が趙安に感じた奇妙な友情のようなもの。

「六度、七度と攻撃を受けながら、穆弘は趙安に、かすかな友情のようなもさえ感じはじめていた。これほどまでに、自分の首にこだわる人間が、かつていただろうか」

なんかジョジョで似たようなのがありましたが、こういうのはグっときますね。

そして宣賛。

「ただ、結果を待つのではない。

 結果の先にやらなければならないことが

 また山ほど見えてくる」

シビれました。

あと、今巻も帯が素敵です。

『「私は、もっと闘える。闘うべきなのだ。

 先に死んだ者たちのためにもな」

花栄の矢、神の速さとなりて敵陣を翔る」

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