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12人の怒れる男 シドニー・ルメット監督

久々の映画紹介です。

前からずっと見てみたかった名作と呼ばれる一作。

ちょうど貸してくださる方がいたので見てみました。

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部屋主の独断ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

18歳の少年が父親殺しで起訴された。

事件を審議する12人の陪審員のうち、11人の結論は有罪で一致。

しかし、8番陪審員だけが有罪の根拠がいかに偏見と先入観に満ちているかを主張する。

審判には12人全員の一致が必要だが、次第に少年の無罪を示唆する証拠が浮かび上り、ひとり、またひとりと審判をひるがえしていく・・・

感想

何十年も前の作品ですが実に面白かったです。

名作と言われるだけはあると思いました。

まず11人を敵(?)にまわして、たった一人で論理を武器に闘う名優ヘンリー・フォンダ演じる8番陪審員がカッコよかったです。

その後の展開はサスペンス物としては正直現代ではもう通用しないかもな内容でしたが、論理至上主義者(?)の部屋主としましては、論理が感情論を打ちのめしていく姿が爽快でもありました。

何より驚くべきなのは、この物語のほとんどが陪審員室の一室だけ、そして会話だけで構成され、進んでいくということですね。

しっかりした物語と良い俳優がいれば、作品によっては派手な演出もCGもいらないということを再確認させてくれる良い映画でした。

裁判員制度がはじまった今、この映画を見て、裁判というものについて色々と考えておくべきかと思います。

あと、個人的なことですが、この作品の主演であるヘンリー・フォンダですが、介護の仕事をしてる時に担当していたおばあさんの大好きな俳優さんでした。

当時、死ぬほど忙しくて(倒れるほど疲労してました)彼の出ている作品を見る時間がないまま、そのおばあさんは亡くなってしまいました。

少し遅くなりましたが見ましたよ。面白かったです。ヘンリー・フォンダ、カッコよかったです。

そして見る機会を与えてくれたあの人にも感謝です。

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コメント

こんばんは。裁判員制度も、犯罪に対する贖罪の重さなどもいつまでも完成はないと思って議論し続けないといけないテーマですね。これ、コンビニかなにかで1000円版が出ないかな。

投稿: 樽井 | 2011年3月 3日 (木) 22時04分

>樽井さん
こんばんは。
民主主義制度といい裁判員制度といい、
制度自体が一人ひとりの人たちが
きんちんと考えていることが前提あるものですからね。
はじまってしまったものはもう仕方がないですが、
きちんと議論は続けなければですよね。

これは3枚で3000円とかいうキャンペーンでも
売ってたと記憶しています。

投稿: シン@部屋主 | 2011年3月 4日 (金) 01時25分

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