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水滸伝 10 濁流の章 北方謙三著

ずっと続き水滸伝です。

水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53) Book 水滸伝 10 濁流の章 (集英社文庫 き 3-53)

著者:北方 謙三
販売元:集英社
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼将軍に出撃命令を下した。

呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫に宣言し、韓㴞・彭玘とともに、戦の準備を着々とはじめていく。

凌振の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。

一方、梁山泊は晁蓋自らが本体を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。

感想

まずまず面白かったです。

中盤以降いつもながらよい緊張感が素敵です。

韓㴞、彭玘のおじさんコンビがなかなかいい味が出てて気に入りました。

各場面ごとだと、まず晁蓋。

実はそんなに好きなキャラではないんですが、ここのセリフは気に入ってます。

「自分は死ぬのだろうか。ふと、思った。

 やりたいことを、力のかぎりやってきた。

 しかし、まだやり足りない。

 生ききってはいない。

 夢はこれから広がるのではないか。

 死ぬかどうかなど、誰にもわかりはしない。

 ただ、もういいと思うことはあるだろう。

 まだだ。これからだ。

 今はそうとしか思えない。

 それでも死ぬ時は死ぬ。

 人にとって、死とはそういうことだ」

あと、晁蓋と史進との会話。

「夢に過ぎなかったものが、近づいてきた。

 すと、どうしようもなく、重たくなってきた。

 こんなはずではなかったと、しばしば考える」

お次は朱貴。

ここは涙がでました。

抜粋

「夢が、夢のままで終わる。

 それも、悪くない。

 その夢はおまえが受け継いでくれる。

 夢が死ななければ、私も死なないのだ。

 おまえの抱く夢の中で。生き続けている」

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