« 化身 宮ノ川顕著 | トップページ | 人間競馬 悪魔のギャンブル 山田正紀著 »

嘘神 三田村志郎著

第16回ホラー小説大賞長編賞受賞作。

嘘神 (角川ホラー文庫) Book 嘘神 (角川ホラー文庫)

著者:三田村 志郎
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:B

あらすじらしきもの

愛する弟を失ったコーイチは失意の日々を送っていたが、高校で初めて友達と呼べる仲間たちとであった。

しかし、ある朝目覚めると、5人の仲間と出口のない部屋にいた。

「嘘神」の声が非常なゲームの始まりを告げる。

ルールは7つ。

しかし、嘘神の言葉には1つだけ嘘がある。

与えられた水と食料はわずか。

仲間の命を奪って脱出するのか。

それとも・・・

感想

まずまず面白かったです。

こういう閉じ込められ系+頭脳バトルという設定は大好きなのです。

が、途中かなり中弛みな感じはするし、キャラや物語の展開も微妙、余計な描写も多い気がしないでもなかったです。

とはいえ物語のキモとなる部分は個人的に好みのもので(思わず笑ってしまう単純なもので)、こういった仕掛けは好物なのでございます。

途中、彼のあの行動は、よくぞやってくれたと思います。時と場合を間違えると嫌悪感しか抱かないアレは普通は避けると思うのですが(最低の犯罪行為の1つですし、個人的には虐殺や惨殺よりも嫌い)、絶妙のタイミングだと思います(P230前後のDさんがYさんにするあれ)。

エピローグはなんだかなぁですが、最後の最後のアレもよかったです。

デビュー作でこれだけ書ければ合格(何を偉そうにと自分でつっこむ)。

今後の成長と続編に期待です。

あとこれはホラーではないと思います。

|

« 化身 宮ノ川顕著 | トップページ | 人間競馬 悪魔のギャンブル 山田正紀著 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/80175/36647323

この記事へのトラックバック一覧です: 嘘神 三田村志郎著:

« 化身 宮ノ川顕著 | トップページ | 人間競馬 悪魔のギャンブル 山田正紀著 »