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コブラの眼 下巻

先日に引き続き下巻のレビューです。

コブラの眼〈下巻〉 Book コブラの眼〈下巻〉

著者:リチャード プレストン
販売元:飛鳥新社
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「自己食人」が「生物兵器」によるものだと突き止めたCDC(アメリカ疾病対策センター)の女性医師「アリス・オースティン」。

彼女はFBIの生物兵器担当の特別捜査官の「ウィリアム・ポプキンス」や、生物兵器の権威の退役軍人である「マーク・リトルベリー」らと共に、大規模な捜査体制を起こすように進言します。

「ホワイトハウス」をも動かしはじまった捜査ですが、犯人の手がかりはいっこうに発見できません。

一方、「コブラ」と名づけられた遺伝子操作されたウイルス兵器の被害者は続々と見つかり・・・

部屋主の感想

面白かったです。ラストの展開は個人的には不満ですが(挟まったポプキンスの描写が少し笑えるけれど想像するとかなり怖ろしいですが)。

上巻に続き、そのリアリティは見事です。

下巻でそれが巧みに表現されているのは、やはりその捜査手法のリアルさでしょうか。やっぱりここまで細かい捜査をしてるのかと思いましたよ。

そして何より驚いたのが、(ネタバレになるかもだけど)この「コブラ」によって引き起こされる症状(自己食人)は実際に存在する病気だということです。

そのうち病気について勉強してみたいと思いました。何かそういう本を知ってる方がおりましたら情報お願いします。

あと、犯人の行動理由にはちゃんと意味があるのです、それに部屋主は共感できたりします。その手法はともかく、何か対策を立てて動きださねばとは思います。

それにしても生物兵器テロ・・・怖ろしいです。どうやって防ぐのがいいのでしょうか・・・・

この本から部屋主が選ぶ格言

伝染病が拡大しはじめるとき、生と死を分かつのは往々にして<偶然>なのである

最近この手の本を読み漁ってましたがつくづくこう思います。ただ普段からの心がけと知識で生存の確率が上がることはもちろんです。

一方では病気の原因をつくって金を稼ぐ。もう一方ではその病気の治療法を開発して金を稼ぐ

よく漫画や映画の設定で見かけますが最低の発想かと。

ウイルスは常に一つの種から別の種に移り棲む。彼らは自分たちに集うの良い生態系の隙間―病原体に適した環境―を見つける能力を持っているのではないか、と考える研究者もいる

そしていつか人類を襲うと。これがウイルスの怖いところでしょう。

危険なのは、あくまでもそれを使う人間の意図なのだ

人ほど怖ろしいものはない。つくづくそう思います。悪意に限らないところなんかも特に。

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