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コッペリア 加納朋子

読みました。

コッペリア (講談社文庫) Book コッペリア (講談社文庫)

著者:加納 朋子
販売元:講談社
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部屋主の独断ランク:A

あらすじらしきもの

恋をした相手は人形だった。

作者は如月まゆら。

だが、人形はエキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。

修復を進める僕の前に、人形に生き写しの女優・聖が現れた。

まゆらドールと女優が競演を果たすとき、僕らは?

感想

非常によかったですね。

特にラストが。

物語の最後はこうでなくちゃと思うパターンが部屋主にはいくつかあるのですが、こういう感じの終わり方は特に好きだったりします。

ミステリとしても、まさかあのタイミングで部屋主好みのアレが来るとは思ってなかったので(というかミステリとして読んでなかった)、珍しく意表をつかれました。

嬉しい誤算でした。

詳しく書くとネタバレになるのであれですが、人形を通して行われる人間ドラマも秀逸です。

物語の展開も絶妙で、実に色々と考えさせられました。

あと、人形が欲しくなりました(前から何気に欲しかったりはするのですが)。

抜粋

「取り返しがつかないということは、たぶんこの世で最大にして、最高の恐怖だ」

「執着の陰にあるものが、常に愛情とは限らないさ」

「呪いが成就したとき、人は何か悪いものになる」

「みーんなそうなんだから。恋愛ごっこ、恋人ごっこ、家族ごっこ、仲良しごっこ・・・みんなそうやって、観客を騙しているだけなのよ」

「勝手な思い込みさ、すべてはね。人は人形を見て、この子はこれこれこういう子だと思うとき、結局は自分の心を覗いてることには気づかない・・・人間に対してだって同じことだよ。鏡と同じでね、そこに映ってるのは自分なんだ」

「そんな自分を踏み越えて、今の私がある」

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コメント

人形は怖かったりしますけど、
抜粋に書かれているセリフいいですね。
読んでみたくなりました。

シンさんが欲しい人形って
どんなタイプの人形なのかな?smile

投稿: カレン | 2008年10月 2日 (木) 19時09分

>カレンさん
人形は怖いですよね。
色んな意味で。
是非とも読んでみてください^^

私が欲しい人形は球体関節人形ですかね。
高くて手が出ませんが。

投稿: シン@部屋主 | 2008年10月 2日 (木) 19時30分

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