« 地元にいながら都会に負けない地方発信型ビジネスモデルの作り方 上野真歳 | トップページ | 仮面の告白 三島由紀夫 »

湘南人肉医 大石圭

読みました。

湘南人肉医 (角川ホラー文庫) Book 湘南人肉医 (角川ホラー文庫)

著者:大石 圭
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:C

あらすじらきもの

湘南で整形外科医として働く「小鳥田優児」は、神の手と噂されるほどの名医だった。数々の難手術を成功させ、多くの女性を見違えるほどの美人に変貌させていた。

しかし、彼には小さな頃から人肉に対して憧れを持っていた。そして、ある日、手術で吸引した女性の臀部の脂肪を食べてしまう。

それは麻酔が施されていたため、苦かったが、人の肉と食べるという禁を破ったことに対して、優児は強いエクスタシーを感じた・・・・・・。

感想

まずまずでした。

怖い描写もグロい描写もすごい感じではなく、ただ淡々と場面が進んでいく感じです。

とはいえ物語性はほぼ皆無に等しいので、その点ではさっぱり面白くありません。

また、犯行がものすごく行き当たりばったりでいくらでも逮捕されそうなのに、さっぱり逮捕されないのもかなりご都合主義的で少々いらっときます。

ただ、深読みすればけっこう深く思考できる構造ではあるかとも思います。

人肉に関するマメ知識なんかも悪くないです(人類学や犯罪心理学をかじってるのでほとんど知ってることでしたが)。

ストーリーの幕の引き方なんかも好みでしたし。

抜粋

「言い訳をするつもりはない。そんなつもりは、まったくない。ただ僕は、他の人間たちが豚や牛や鶏の肉を平然と食うように、人間の女を平然と食うというだけのことだ。僕に殺されて食われる女が哀れだと言うなら、人間たちに食われる豚や牛や鶏だって哀れだ。僕を非道と言うなら、豚や牛や鶏の肉を食う者だって非道だ」

人気blogランキングへ←ポチっと応援お願いしますm(__)m

にほんブログ村 本ブログへ←こちらもポチっと応援お願いしますm(_ _)m

|

« 地元にいながら都会に負けない地方発信型ビジネスモデルの作り方 上野真歳 | トップページ | 仮面の告白 三島由紀夫 »

コメント

 こんばんは。
 あんまり怖くなかったですか。
 未読ですけれど、ぱっとサイトを見にきたら、いきなりのその赤黒い表紙が怖そうだったもので^^

投稿: 樽井 | 2008年9月 3日 (水) 21時50分

カニバリズムですね~
ハンニバル博士~
もしくは佐川君を思い出しました(笑)
佐川君でググるとわかります
遠い昔の事件です~

投稿: ゆり | 2008年9月 3日 (水) 22時15分

>樽井さん
こんばんは。
私の怖くないは世間一般どはだいぶずれていると
最近思うようになっています。
例の「生き人形」もそこまでではなかったですし。
とりあえずこの赤黒い表紙は気に入っています。
赤黒好きですし。

>ゆりさん
ハンニバル博士とは趣きはだいぶ違いますけどね。
佐川君でググりました。
あの有名な事件ですね。
すぐに思い出しました。
…ってそれはそれで病んでる証拠でしょうか(苦笑)

投稿: シン@部屋主 | 2008年9月 3日 (水) 22時24分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/80175/23019202

この記事へのトラックバック一覧です: 湘南人肉医 大石圭:

« 地元にいながら都会に負けない地方発信型ビジネスモデルの作り方 上野真歳 | トップページ | 仮面の告白 三島由紀夫 »