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壊れた少女を拾ったので 遠藤徹

かなり特徴的な表紙とタイトルの「姉飼」が面白かったので新作も購入しました。

今回も面白いタイトル、そしていい表紙ですね。

壊れた少女を拾ったので (角川ホラー文庫 123-2) Book 壊れた少女を拾ったので (角川ホラー文庫 123-2)

著者:遠藤 徹
販売元:角川書店
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部屋主の独断ランク:B

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「弁頭屋」のあらすじ

「この際だからやってしまいましょう」。

多数派を占める首相のその一言で軍事国家となってしまった国のとある大学では、立地の都合上、移動式弁当屋が流行っていました。

美人双子「ミチ」と「サチ」の弁当屋に姉のミチ目当てで通う大学生の「靖之」は、抜け駆けしてミチに手を出そうとした友人が弁当箱となって並んでいるのを発見し・・・

「赤ヒ月」のあらすじ

望んで人と関わらずに孤独に生きてきた「ぼく」。

ある日、お気に入りの場所で生物の美人教師「高槻」が生徒の内臓を貪り喰っているところを目撃してしまします。

翌日、ぼくは先生から話しかけられます。「君は食べたい方?それとも・・・食べられたい?」と。

「カデンツァ」のあらすじ

「できちゃったみたい」。

妻「夕菜」の一言にあんぐりとする夫「拓郎」。

妻の相手はわかりきっています。そう、IH炊飯ジャー「炊き出し」です。

しかし拓郎にとってそれはどうでもいいことでした。

なぜなら、彼にはホットプレートの「アンナ」という恋人がいたからです。

「壊れた少女を拾ったので」のあらすじ

「ぎぎぎぎぎぎぎぎぎ」。

軋んだ音に導かれて、死にかけたペットが捨てられて山に行った「わたくし」は、そこで壊れた少女を見つけました。

青い目の人形のよう少女を拾って帰った「わたくし」は、血と粘液に塗れながら、自分の体の部品を使いながら少女を修理することにしました。

そう、彼女はとてもきれいだったから・・・

「桃色遊戯」のあらすじ

空から降り続くピンクのダニ。

ダニはあらゆるものを食べ、驚くべき速さで増殖し、世界をピンクで覆っていきます。

残された人間たちは・・・

部屋主の感想

「弁頭屋」の感想

こういうのツボですね。

人間の頭を弁当箱の容器として当たり前に使う世界を舞台にしてるあたり、相変わらずいいセンスしてます。

なのに暗い感じの話ではなく、むしろ明るいコメディタッチで、日本の社会情勢を皮肉ってるあたりも良いですね。

笑わせていただきました。特に「9.11」をもじったところ「7.11」はふきました。

ストーリー性はあってないようなものですが、独断ランクはBくらいでいきたいと思います。

「赤ヒ月」の感想

これまたいいセンスしてます。

是非とも映像化したところが見たいですが、けっこうエグいと思うので99%無理でしょう。

あと、短いわりには色々と伏線があったり、妙に文学的だったりと、なかなかに楽しめました。

それにしても、この作品を楽しめる人はきっと変態、もしくは犯罪者予備軍の可能性があると思いますね。

独断ランクはBくらいが妥当かな。

「カデンツァ」の感想

これもいいです。

ある意味でホラーですが、まったく怖くなく、かなり笑わさせていただきました

映像化したらきっと面白いと思います。

コメディタッチなら普通に笑えると思いますが、真面目に映像化したらきっと怖いと思いますし。

独断ランクはBくらいで。

「壊れた少女を拾ったので」の感想

まぁまぁですかね。

あえて変えてある文体もいいし、それにマッチした気持ち悪い雰囲気もいいです。

著者特有のグロさや気持ち悪さいい感じです。

ただ、オチがだいぶ弱いです。

なので独断ランクはCくらいで。

「桃色遊戯」の感想

ストーリーもへったくれもないけれど妙に好きですね。

想像するとかなり怖いですし。

なので独断ランクはBくらいで。

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コメント

ホラーでグロくてコメディとは、
何とも不思議な世界ですね。(*^^)

人間の頭を弁当箱として使うから、「弁頭屋」
こ、怖いですね・・・(((゛◇゛)))
「カデンツァ」の結末が、かなり気になります。(f^^)

投稿: caren | 2007年12月19日 (水) 11時46分

人の頭を弁当箱に(><)キャー
映像化したらすごいことになりそうです。
「カデンツァ」
素でどう浮気するのか想像してしまいました(^^;

投稿: 陸抗 | 2007年12月19日 (水) 15時49分

こんばんは

何か不思議な感じの本ですね。
ホラー界の宮崎駿(笑)

投稿: nori | 2007年12月19日 (水) 20時02分

すごそうですね~(^ω^;)
ちょっと読んでみたい私です~

投稿: ゆり | 2007年12月19日 (水) 22時31分

>carenさん
この作品は読みやすいしいいかと思いますよ^^
「弁頭屋」も「カデンツァ」もコメディタッチですし。
読んでみてくださいな♪

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月20日 (木) 01時08分

>陸抗さん
ここだけの話、浮気相手には子供できて、
ドロドロの展開を見せますから(笑)

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月20日 (木) 01時11分

>noriさん
ちなみにこの作者は大学教授だったりするんですよ(笑)

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月20日 (木) 01時13分

>ゆりさん
笑えるホラーなので是非とも読んでみてくださいな^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月20日 (木) 01時15分

『姉飼』以来読んでないです。
笑えるホラーか…
かなり気になります。
なんかイッちゃった表紙とタイトルも…

投稿: ちきちき | 2007年12月20日 (木) 22時04分

>ちきちきさん
相変わらずのイッちゃってる具合がいいですよ。
内容的に「姉飼」ほどのインパクトはないですが、
表紙とタイトルは匹敵する感じですね。

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月21日 (金) 02時17分

 こんばんは、ご無沙汰しています。
 何カ所かでこの本の感想が載っていて近々読もうかなと思っています。結構独特の世界のようで、楽しみです。ただ寝る前に読むとシュールな夢を見そうですね。

投稿: 樽井 | 2007年12月23日 (日) 00時51分

>樽井さん
お久しぶりです。
遠藤氏の作品はけっこう独特で、
個人的にはけっこうツボな作品が多いです。
確かに読むとシュールな夢を見そうな感じもあります^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年12月23日 (日) 01時31分

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