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屍鬼 (三)

「一」「二」に続き「三」のレビューです。

屍鬼〈3〉 (新潮文庫) Book 屍鬼〈3〉 (新潮文庫)

著者:小野 不由美
販売元:新潮社
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部屋主の独断ランク:A

   作品全体ランク:S

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

深夜、何者かの影が蠢き、往来の人影は途絶えはじめ、住人が亡くなり人気のないはずの廃屋からは漏れる仄暗い灯。

そんな中、新たに営業をはじめる葬儀社と、洋館のお抱え医者が開院した病院

ついに謎の死の原因「屍鬼」に辿り着いた医者の「尾崎敏夫」は、友人の「室井静信」とともに対処策を探しはじめます。

時同じくして村の変化とその原因に気づきかかっている高校生の「結城夏野」、普段のその言動のために頭がおかしいと思われいる中年女性「郁美」、「田中かおり」「田中昭」の中学生兄弟は、それぞれに「屍鬼」を確認するために行動に移ります。

しかし、「屍鬼」の謎に気づいたものたちの背後には、静かに冷たく白い手が伸びはじめており・・・

部屋主の感想

実に部屋主好みの展開になってきて楽しいです。

登場人物たちがそれぞれに屍鬼の存在に半信半疑ながら気づき、それを独自に追っていく過程が面白いです。

同時に、その登場人物たちがすれ違いなかなか重ならないのにやきもきします。早くお互いに手を取り合わないと屍鬼にやられちゃうよ!と、思わず手に汗を握ってしまいました。

しかも予想を完全に裏切られるまさかの展開

あのキャラがここで戦線を離脱するとは想像していませんでした。これまでの言動からして後半の主人公はこの人だと思っていただけに。

やられました。

また、ここまでの伏線というか謎がかなりの部分解消されていくのも気持ちいいです。

ってな感じでゾンビ的な展開をみせるわけですが、屍鬼には生前の・・・なので、この後の残酷な展開を想像すると先が実に楽しみです。

この巻の部屋主のグッときた台詞

人間は自分だけは、という思考回路から逃れられない。それは事態を舐める、という行為とも、ある種の傲慢とも別次元の事柄だ~(中略)~人間というのは複数ある選択肢のすべてに対しネガティブであるとき、得てして存在しない第三の―ポジティブな選択肢を捏造するのだ

自戒しておかねばと思いますね。

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コメント

こんばんは。
続々レビューが進んでいきますね。

ジャンプスクエアはこの間本屋さんに行ったら残ってたのでつい買ってしまいました。
漫画の予告を見て、私も早く読まねばという気持ちが強くなりました!
入れられそうなところで読みます!!

投稿: ちきちき | 2007年11月25日 (日) 20時58分

>ちきちきさん
こんばんは^^
ジャンプSQをお買い上げでございましたか!
この作品は名作だと思いますので、
藤崎さんの作品の印象が入ってしまう前に
原作を読んでおく事をオススメします。

投稿: シン@部屋主 | 2007年11月25日 (日) 22時34分

どんどんおもしろくなってきましたね☆
シンさんのハラハラドキドキ感がすごく伝わってきました。
それに、「予想を完全に裏切られるまさかの展開」が
とっても気になります。
うーん、やっぱり読んでみようかなぁ(*^^)

投稿: caren | 2007年11月26日 (月) 18時21分

>carenさん
いやほんとどんどん面白くなるんですよ、この作品^^
carenさんも是非ともお読みくださいませです!
この巻はほんと見事に予想を裏切られました。
後の展開における何かかとも思いました、
そちらでもある意味で予想を裏切られました。
正直かなり悔しかったりです(>_<)

投稿: シン@部屋主 | 2007年11月26日 (月) 19時41分

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