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ルポ最底辺 不安定就労と野宿

部屋主の行き着く先はここだろうと思い、今から覚悟しておこうと読んでみました。

実に興味深い記述が多く色んな方に読んでもらいたい1冊です。新書なので値段も手ごろです。

ルポ最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書 673) Book ルポ最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書 673)

著者:生田 武志
販売元:筑摩書房
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部屋主の独断ランク:

内容紹介のようなもの

大阪・釜ヶ崎(通称・「西成」もしくは「あいりん地区」)で自ら日雇い労働をしながら野宿者支援活動に20年間携わってきて著者が、野宿者やフリーターといった日本社会の最底辺で働く人たちが直面している現実を報告する渾身のルポタージュです。

第1章 不安定就労の極限

     80~90年代の釜ヶ崎と野宿者

釜ヶ崎という街について(高度経済成長を支えたといった歴史や、優しい人が多いという著者の出会った人々など)、2005年度の行路病死・行路死数は1213人(1998年は690人と増加している)、労働者が被害を訴えても警察は全く相手にしてくれないこと、暴力団日雇い労働について、労働者派遣法について(実は今も建設業への労働者派遣は認められていない)、プロフェッショナルな日雇労働者について(よく働くなど)、著者自身の日雇労働者としての生活について、賃金のピンハネと労働争議について、労災について(なかなかもらえない、もらったらもらったで仕事からほされる)、日雇労働者にまわされる危険な作業について(原子力発電所やアスベストの除去)、日雇労働者の切捨てについて、日雇労働者と雇用保険、などについて書いてあります。

第2章 野宿者はどのように生活しているのか

野宿者の生活について(1日フルで働いても1000円稼げない)、女性と若者の野宿の増加、厚生労働省の調査の甘さと奇妙な点、一般の人たちの野宿者に対する偏見不法・半合法団体によって『金を生むコマ』として使われる日雇労働者野宿者の自助努力について、水とトイレの問題(特に地域とのつきあいや女性野宿者のトイレの問題について)、野宿者の住所について、野宿者の健康状態について(大阪の野宿者のおかれている医療状態は海外の難民キャンプのかなり悪い状態に相当する)、医療からの疎外(そうされることにより悪徳病院が儲ける)、生活保護を受けられない理由、セーフティネットとしての刑務所サラ金と福祉事務所のタッグ、などについて書いてあります。

第3章 野宿者襲撃と「ホームレスビジネス」

対応の悪い警察、無視される襲撃事件(マスコミもとりあげない)、野宿者の生活保護ピンハネビジネスの横行(斡旋業者はボランティアとか支援団体を名乗っている)、などについて書いてあります。

第4章 野宿者の社会的排除と行政の対応

野宿者がどのようにして排除されているか、市民の排他性、行政のマッチポンプ、公園などから追い出しても結局のところ路上などに移動するので何の解決にもならないこと、自立支援センターの限界、国際的に見て不十分な国や行政の対応、お金を渡して働いてもらう公的就業とお金を渡すだけの生活保護、などについて書いてあります。

第5章 女性と若者が野宿者になる日

     変容する野宿者問題

元の生活よりマシと野宿する女性野宿者たち、フリーターのホームレス化、フリーターと日雇労働者の共通点、極限の不安定雇用「日雇い派遣」について、新たな簡易宿泊所ネットカフェ、戦後最長の好景気が続く中で非正規社員・職員が史上最高の比率に達したこと(2006年、33.0%)、などについて書いてあります。

第6章 野宿者問題の未来

世界のホームレス問題、世界でも拡大を続ける野宿者問題、野宿者問題の構造的背景、野宿者自業自得論について、イス取りゲーム社会所得税率の低下と社会保障費の激減(前者は70%から37%、後者は29%から19%へ)、社会保障給付費総額の国際比較で極めて低い水準の日本、ワークシェアリング克服すべきは経済的貧困と関係的貧困、などについて書いてあります。

部屋主の感想

実に面白かったです。

この本の中で極限の不安定雇用「日雇い派遣」に所属している部屋主としましては、読んでいて頷く箇所が多々ありました。

20年という長期間、野宿者と関わり、自らもずっと日雇労働者として働き、日雇い派遣も経験して書かれたこの本は、最近流行の下流本のどれよりもリアリティがあると感じました。

で、感想ですが、↓の抜粋コーナーで各々について部屋主の考えを書いてあるので短めでいきたいと思います。

ということで、まず驚いたことですが、日雇労働者には雇用保健や労災があるということです。

だとすると部屋主のような日雇い派遣労働者は日雇労働者より低い位置にいるのかも知れません(もちろん雇用の形が違うし法律的な問題は部屋主にはわからないので簡単に比較することはできないのですがなんとなく)。

実際、部屋主も腰をいわしたときは死活問題になりかかりましたし(仕事を断った時に腰を痛めしばらく仕事ができないと事務所に伝えたけれど、まったく何もなかったことがあります)。

他に驚いたのは、野宿者のおかれている医療状態です。まさか難民キャンプの悪い状態レベルとは思ってもみませんでした。

生活保護については知っていたので驚くことはなかったですが、いまさらながら行政の対応にキレます。色んな意味で。

そして、野宿者や日雇労働者をとりまく構造的問題。これをいかに解決していくかが今後の課題となります。

好きで野宿者になってるものは滅多にいないはずです。この本の中でもほとんどの野宿者は働けるなら働きたいと述べています。

ただ働く機会や場所がないのです。

これは部屋主たち超就職氷河世代が直面している問題でもあります。

本書中ではワークシェアリングについての言及がありますが、これは常々部屋主も思ってきました。

非正規雇用や派遣が増える中、正社員の負担はかなりなものらしいです(特に若者は)。

ワークシェアリングすれば両方ともなんとかなると思うのですよ。正社員の給料が多少減ったとしても全然生活していけるはずですし(生活保護より数万円少なくても部屋主はやっていけてます)。

で、一番ムカついてるのが国と金持ちどものあり方ですね。

金持ち優遇も大概にしろよと。

日雇労働者や日雇い派遣といった非正規雇用はそもそも金持ち優遇のために存在してるみたいなものなのに(ちょっと言いすぎか?でもそんなに違わない気も)、さらに所得税の税率も下げるってどないやんねんと。

さて、こんな日本をどうやって変えていきましょうかね。皆様も一緒に考えていただければ幸いです。

この本から部屋主が選ぶ格言

「『野宿をしている人は自分たちとどこか違う人なんだろう』という思い込みがぼくにもなんとなくあった。しかし、実際会って話をしてみるとどうも違う。その後、『出会いの家』や夜回りで何人もの野宿者と会ってみると、むしろ不器用な人が多いようだと気づき始めた。どっちかというと、要領よく世の中をわたっていくことができない人たちが野宿者になって、社会的な援助のないまま野宿を続けているようなのだ。一言でいえば『正直者が野宿する』という現実が目の前に広がっていた」

「そうした優しさは釜ヶ崎の労働者にたびたび感じるものだった。そしてその優しさは、世の中で下積みの苦労を重ねた人だけが時として見せるものだったのかもしれない

著者が出会った日雇い労働者に関する主観です。でもなんとなく理解できます。部屋主も苦労を重ねるごとに優しくなった気がしますから。

日雇い労働者は好景気では目一杯使われ、不景気では一気に就労から切り捨てられるという『労働力の調整弁』『景気の安全弁』として使われ続けてきた。仕事がない日が数週間も続けば、ただちに生きるか死ぬかの問題になる日雇い労働者は、雇用先の建設土木会社から(正規雇用労働者であれば保障される)健康保険、社会保険、年金、健康診断などの保障はほどんとされていない。そもそも、日雇労働者は危険、汚い、きついという「3K労働」の中で、労災もみ消し、賃金未払い、飯場での暴力、労働条件の約束違反といった問題に常に直面していた

これは常々同じく日雇い労働者である部屋主も常々感じていたりします。舐めた話です。コンピューター管理してあるはずなのに、交通費が出てなかったりなんかはよくあります。

「親切な人も多いが、その職人たちから犬や馬みたいに扱われることが多かった。『これ持ってこいや!』『そんなこともわからんのかコラ!』『さっさと帰れオリャ!』とか、そういう言葉で怒鳴られるのは現場では珍しくもなんともなかった。腹は立つが、言い返して県下になると仕事(お金)にならないので、血の気の多い人以外は無表情で我慢してひたすら仕事を続ける

これも部屋主もちょくちょく現場で遭遇します。またいつか派遣日記で書くと思いますが、コンサートの設営・撤去系にこの手の人と出会うことが部屋主の場合は多いです。部屋主はあまりミスとかしないのでこんな感じで怒られたりはしたことないですが、近くにいるだけで非常に不愉快な気分になります。怒り方、注意の仕方は重要だとつくづく思います。

ある時特定の現場でケガをするのとは違って、徐々に進行するケガの場合、労災認定は難しいということなのだ。これは、あちこちの現場で働く日雇労働者に常につきまとう問題だ。実際、腰痛のために就労不可能になる日雇労働者は多いが、現場が一定でないため、ほとんどの人は労災にできず、仕事ができないまま野宿になっていく

部屋主も腰痛持ちですので明日は我が身です・・・↑でも書きましたが現場で腰をやったことを派遣会社に言っても何もしてくれなかった経験があります。

労災を2回やらかすようなヤツに仕事は回さない、という無言の宣告だった。これは周囲の労働者には大変いい『みせしめ』になったことだろう」

著者の体験です。ここだけ読んでも酷いですが、この前後を読むとさらにエゲツなかったりします。

現在、一部の経済学者や政治家はフリーターなどの不安定就労問題・所得格差問題について『経済成長が格差解消の最良の対策』『したがって不安定雇用の使用は合理的』といっているが、こうした見解は、景気循環や雇用形態の変動で不安定就労者の受けるリスクについてあまりに無理解な『おとぎ話』である

なぜ「おとぎ話」であるかはこの本を読んでもらえればわかります。建設業全般の好調とはうらはらの日雇労働者の切り捨てが進んだ事実等が書いてあります。

アルミ缶やダンボール集めは早い者勝ちの面があるので、深夜と早朝に集める場合が多い。そうして、夜中に働いて昼間に公園などで寝る。それを見て、地域の人は『ホームレスが昼間から寝ている。やっぱり怠け者なんだ』と思っているのかもしれない

この偏見は部屋主にも実はありました。我ながらこの可能性について考えてなかったのは恥ずかしいです。ただまぁ、コンビニ店員をしてる手前、取るなら綺麗にとは何度も思ったものですが(基本的に空き缶あつめの野宿者たちはそういうことには非常に気を使ってるそうです。ちゃんと注意してないと追い出されてしまうからです)。

「このように体の調子が悪くても空き缶集めなど自力で生きていく、という野宿者は非常に多い。『野宿者は自助努力が足りない』と言う人が多いが、単に現実を知らないだろうなあといつも思う。野宿者の『自立』支援という言葉が度々使われるが、野宿者の多くは月収4万円前後という『究極の貧困』の中で工夫をこらして生きている。それを『自立してない人』と捉えるのは無理があるのではないだろうか

こういう考え方もあるのだと思いました。自助努力ではどうしもうなない場合が世の中には多々ありますし。

「現在、徳島県那賀川町ではアザラシの『ナカちゃん』、富山県入善町ではダチョウの『善ちゃん』、三重県名張市では『怪人二十面相』、愛媛県松山市では松山天守閣の『シャチホコ』に特別住民票が発行されている。一言でいえば、行政にとって野宿者は『ダチョウ』や『シャチホコ』より気にかける価値のない存在なのである

この手の動物ニュースよりも野宿者問題とかをキチンと報道してほしいものですね。あと、何かとやたらうるさい人権団体も何をやってるんでしょうかね。ほんと腹がたちます。

アパートでの生活保護であれば年間150万円程度の出費ですむのに、行政はそれを積極的に行わず、その結果として悪徳病院が医療費をもうけ続ける構造が作り出されているのである

まったく体が悪くない野宿者や日雇労働者を『スカウト』して入院させ、空きベットを埋めて診療報酬を稼ぐ病院さえ存在する

入院すると約700万円が病院から行政に請求されるそうです・・・しかもこのスカウトはNPO法人の認証を受けていたりもします(NPO法人が暴力団の新たな資金源となってる話は他の本でも読んだことあります)。

「この2000、2001年の連続放火については、29日の全身への放火だけが読売新聞の地方版に小さく載った。そして、犯人はまだ捕まっていない。この連続放火事件は一言でいば『大阪市の繁華街で無差別の殺人未遂事件が起こった。3件連続で起こり、犯人は逃走中』という事件である。このような事件があれば、普通は日本中がひっくり返るような大報道がなされる。しかし、この事件は小さな地方記事ひとつだけで終わった。これはなぜなのか。その理由としては、『襲われたのが野宿者だから』以外にどうしても思いつけない。野宿者へに対する襲撃は、社会的にあまりに無視されている」

この後に続くコメンテーターのコメント等への批判も的を得ています。

不思議なのは、われわれ支援者が『現状の行政の対応ではこの人の生活保護は難しい』と判断せざるをえないような比較的若くて体も悪くない野宿者が、これらの『業者』の手にかかるとあっさり生活保護が下りてしまうことである。野宿者をスカウトして入院させる業者の話をしたが、悪徳業者と医師、あるいは福祉事務所の間に裏の関係でもあるのではないかと疑いたくもなる

行政側の人間という視点もいるのではないでしょうか。そう考えるとさらに虫唾が走りますが。反吐が出ます。

現在、行政は野宿者対策の『公的就労』に消極的なまま結果的に『生活保護』を増やし続けているが、それは『お金を渡して、なおかつ働いてもう』か『お金を渡すだけ』にするという究極の不効率政策なのだ

まったくもってその通りかと。私はとある大阪の有名はいわゆる部落地域で働いていたことがありますが、そこでは働けるのに生活保護で生活しながら子供たちを虐待してる人たちを見てきました。あとコネで公務員というのも。反吐が出ました。

「『失業』によって野宿になった男性は、そのほとんどが『昔みたいに仕事させあったら』と言う。しかし、女性野宿者の場合、その多くは(暴力をふるう夫のいる)『家』や(朝10時から夜11時まで働いても月7万5000円くらいの上に暴言を吐かれる)『職場』に戻るくらいなら『野宿の方がマシ』と言う。『究極の貧困』としての野宿生活の過酷さについては繰り返し触れてきた。その中でも、女性野宿者は疑いなくさらに過酷な生活を送っている。しかし、その野宿生活であすら彼女たちにとっては『元の生活』より時として『マシ』なのだ。そこでは、『社会復帰』という言葉は完全に意味を失ってしまう

ここまで来ると言葉も出ないです。

「仕事は恐ろしくハードで、Tシャツいちまいでも汗をかくということがやがてわかった。フロアを見ると、社員より派遣やバイトがずっと多く、おまけに積み降ろしなどのしんどい仕事は全部派遣かバイトがやっている。フロアの責任者はメガホンを持って巡回し、『そこ遅い!もっと早くやらんかい!』『そこのヤツ、あっちと代われ!』と怒号を飛ばし続けていた」

著者が大手人材派遣「フルキャスト」に登録してクール宅急便の仕分け作業で10℃以下の倉庫で作業したときの一幕です。部屋主が派遣日記の郵便局編で書いたようなことがここでも行われているみたいですね。ちなみにこっちの方が酷いです。

「阪神大震災なのどの地震の時、被災した人たちは学校や公民館といった『公有地』で被災生活を送ってきた。そのとき、『何であの人たちはみんあの使う場所で生活しているんだ、迷惑じゃないか』などと責める人はいなかった。『公有地』は災害(天災)に対する避難所として使われても当然だからだ。つまり、『みんなの使う場所』は、『みんな』の中でも特に『今困っている人』が使えばいいんじゃないか、という考え方も成立する。では、地震などの『天災』ではない、失業などの『人災』被災者についてはどうだろうか

『公園や路上などの、みんなで使う場所にいるのは迷惑だ』とのよく聞く台詞に対する一つの考え方です。この発想はなかったので目から鱗でした。実に面白いです。

自分なりに活動を続けなければ、これからも再び三たび『遅すぎた』と後悔しなければならなくなるだろう。それくらいなら、無力だとしても野宿者問題のために何かをし続けるべきなのではないだろうか

あとがきに書かれている著者の行動原理です。部屋主は後悔タイプの人間なので見習いたちところです。

ダラダラと長くなって申し訳ございません。ここまで読んでくれて感謝です。できれば本書も読んで考えていただければ幸いです。

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コメント

こんにちは!

著者自ら体験した話だけに、本当の現実が
書かれているんですね。
それに知らなかったことだらけで驚きました。
中でもびっくりしたのが、
“診療報酬を稼ぐ病院”の存在です。
ホント、世の中どうなっちゃってるんでしょうね。
それに税金って本当に有効に使われているのかどうかも
疑ってしまいます。
是非読んでみたいと思います。

投稿: caren | 2007年10月10日 (水) 14時07分

本を買わなくてすむほど詳しく引用して貰ってありがとう。
とても面白かった。
「ホームレスのほうがずっとすばらしい」というところはぼくとまったく同じです。
飢えは何とかなるけれど、野宿場所が無いのがいちばん困ります。
何とかしたいけど……。

投稿: 田中洌 | 2007年10月10日 (水) 18時19分

 うーん。難しい問題ですねぇ。
 西成地区に限らずの話ですが、今の日本の行政のあり方や派遣労働者の方に対する扱いの悪さというのはなかなか治らないし、まじめに取り組んでいる人もいれば、食い物にしようとする人もいる。難しいです。 
 実際には所得のある人もない人も、難しい仕事をしている人も簡単な仕事をしている人でも、全ての人の中でいい人と悪い人の割合はたぶん一緒なのでしょうけれど、なにかがあった時に取り返しのつかない話になるのは低所得者層やもたざる層であることもまた事実ですからね。
 うちは経済能力のあまりない母子家庭に育ったから生活のレベルはかなり下でしたし、本来の給与を数年間もらえない事もありました。また逆に人に数倍する給与をとっている時期もあります。そのそれぞれの極端にいた者として思うのはどちらの状態であるにせよ、国があまりに頼りにならないという事実です。
 なんだかうまくまとまりせんが、、。
 

投稿: 樽井 | 2007年10月10日 (水) 18時37分

こんばんは

今、まさに読んでいる途中です(笑)
なのでレビューは本を読み終わってから読ませてもらいますね。
シンさんのブログに出会った事で、色々ステキな本に出会えそうです☆

デアゴスティーニの刑事コロンボを集め始めました。
観た事がないので楽しみです。

投稿: nori | 2007年10月10日 (水) 19時07分

>carenさん
こんばんは。
著者自身が実体験したからといって
それが必ずしも実態を表さない場合もありますが、この本に関しては私の経験とも照らし合わせてみて、
かなり頷く事も多く記述も妥当だと思うので、
他の下流本よりも真実味があるとは思っています。
診療報酬を稼ぐために病院が悪さをしていることは多々あります。
また別の本の時に書くと思いますが
精神医療の分野はかなり酷いです。
毎度のことながら是非とも読んで色々と考えていただき、
周囲の人たちと語ってもらえれば幸いです。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月10日 (水) 19時57分

>田中洌さん
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると非常に嬉しいのですが、
これはあくまで私の感想とそれに伴う抜粋ですので、
著者の意図しているものを必ずしも伝えられていない可能性は
大いにあると思っています。
また、私の都合ではしょった箇所もありますので、
興味を持ってくれたなら是非とも読んでほしいと思います。
例えば食べ物に関しては、
この感想ではあまり触れてはいませんが、
実際に入手するにはけっこうハードルがあったりすることも
本書ではきっちりと言及されていたりします。
寝床に関しても行政や怪しい業者、
悪徳アパートや支援者によるものなど、
けっこう色々と紹介されていて私は実に勉強になりました。
これを機会に色々と考えてもらえれば幸いです。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月10日 (水) 20時03分

>樽井さん
改善はなかなかに困難かと思いますが、
悪いことは悪い(彼らの生活は少なくとも憲法違反です)ので
よくしていかねばならないと思います。
問題はそこを利権にしている悪いやつらが多いということでしょう。
法治国家を名乗る以上、きっちり取り締まらねばと思います。
また、いい人と悪い人に関しては
正確なことは私はなんとも言えませんが、
良い人間がバカを見て、
悪い人間がのさばる社会構造だと思ってはいてますので、
所得の高い人間には悪いのが多いのでは思っています。
ただ、だからといって所得の低い人間がいいとも
単純にいいきれないとももちろん思っていますが。
あと、国は頼りにならないというのは
私も確かにその通りだと思いますが、
それは国家が国家としての機能を果たしていないということで、
それならば国家として意味がないと思うので
それで諦めてしまわずに、
なんとか今後改善していかねばならないと思います。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月10日 (水) 20時11分

>noriさん
こんばんは。
そういって頂けると非常に嬉しいです。
本の記事には時間をかけているのに
コメントや反応がさっぱりだったりなので、
ブログをやめてしまって
その時間を自分の読書時間に費やした方がいいかと
何度も思っているのですが、
そういってもらえるとまだ頑張れます。
ありがとです。

あと、刑事コロンボを購入しましたか。
私もほしいと思っているのですが
どうしようかかなり悩んでいるところです。
立ち読みしたところ全部で確か40巻以上あったはずですし、
以前にXファイルを同じデアゴスティーニでそろえたのですが、
収録時間を考慮に入れるとおそらくこっちのが方が安かったので
どうにも躊躇してしまってる状態です。
置く場所もないですしで。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月10日 (水) 20時17分

僕も先日ガンダムを集め終えた所です。
毎週、毎週・・・。
三年間ぐらいでしょうかね。
置き場所僕も無いんですけど、応募券を貼って送るとDVDキャビネットが貰えるので、コレいいなぁと思って(笑)

ブログは是非頑張って続けて欲しいです。
ホント参考になりますのでm(._.)m

投稿: nori | 2007年10月10日 (水) 20時56分

>noriさん
毎週毎週ガンダムを集めてたとは、
なかなかにきつかったでしょうね。
実によくわかります。
ちなみにXファイルは2年でした。
DVDキャビネットは確かに魅力ですよね。
私の場合、Xファイルは自作のダンボールラックに入れ、
応募でもらえたキャビネット(2つ)には
DVDボックスとフィギュアが入っています(笑)

ブログは今度もできるかぎり続けていく予定です。
今後ともヨロシクお願いしますm(__)m

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月10日 (水) 21時55分

こんばんは。おひさです。
熱いですね~。
読み応えありました。

そしてこれ、ダンナが読んで面白かったってゆってたのを思い出しました。
図書館で借りて読んだみたいなので手元にないのが残念…

投稿: ちきちき | 2007年10月10日 (水) 22時18分

なんとコメントしていいのか・・・。
シンさんの本の評論は読んでいて、あれこれ考えますが、うまく言葉に出来なくて書けませんでした。
だから、ブログ止めないで下さい(><)

ネット難民やホームレスの問題も人事ではない事を痛感しました。

投稿: 陸抗 | 2007年10月11日 (木) 16時07分

>ちきちきさん
お久しぶりです。
更新がないのでどうしたのかなと思っておりました。
にしても旦那様はすでにお読みでしたか。
私個人としてはオススメなので、
是非ともご一読くださいませm(__)m

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月11日 (木) 20時13分

>陸抗さん
このブログのメインは何気に本の紹介だったりするのですが、
気合いと時間をかけて記事を書いても
コメントが少ないとどうにも凹んでしまって。
とはいえこうやって皆様コメントを残してくれたり、
コメントはなくても記事を読んでくれているようなので
なんとか頑張れてるます。
陸抗さんみたいに紹介した漫画の本なんかを
気に入って購入してくれたりなんかすると
ブログやっててよかったと思いますし(*´∀`)
今後ともヨロシクでございますですm(__)m

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月11日 (木) 20時18分

書店で見かけて
読もうかどうしようかと思ってた本なので
シンさんのレビュー読んで買う気になりました。
本文中に書いてらっしゃるように
支援団体やNPOという美名で
野宿者や高齢者を
食い物にしようとする奴らが
実はいっぱいいて
本当に支援が必要なのは誰なのかと
そこにちゃんと届く支援のあり方を
ごまかされずに見直すためにも
読書や勉強は大事だなと思います。

投稿: 月下 燕 | 2007年10月14日 (日) 12時30分

>月下燕さん
これはオススメです。
是非とも読んでみて欲しいと思います。

支援団体やNPOに関しては、ほんと胡散臭いですよね。
私が以前勤めていたところもかなりあやしかったです。
またNPOはヤクザの隠れ蓑になってる場合もあるので
性急になんとかしなければならないところの1つだと思います。

ほんとに支援が必要なところに必要な支援が届かない。
実に問題ですがそういう構図を大衆が知らないので
どうにもならない。
ゆえにこのような本の存在と読書をする習慣が
必要なのだとつくづく思った1冊でした。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月14日 (日) 22時34分

近頃話題の派遣切り。
「自業自得」「自己責任」「自助努力が足らない」という乱暴な声も結構耳にします。

でも「誰が好き好んで不安定雇用なんか望むもんか。職がなくてやむなしにという場合だって多いだろうに!」と不満に思っていたのでこの本を読めて良かったです。

イス取りゲームの説明が非常にわかりやすかった。

自分も就職氷河期世代に当てはまり、日雇労働・コンビニ夜勤・派遣労働と一通りのことを味わってきたため共感・憤怒する部分が多々ありました。今でも不安定就労からは抜け出せてないです。

野宿者問題の構造的背景を考える、の項を読むとよく言われる野宿者への批判が思い込みと偏見に満ちていることがわかります。その他全編に渡って予想以上な驚愕の実態が。

シンさんのおっしゃるとおり、著者渾身のルポということで説得力がありました。Sランクつけるのも納得です。

投稿: ぽん | 2009年1月 9日 (金) 02時43分

>ぽんさん
ついに大きな話題になりましたよね。
正直、今の派遣切り問題には色々と思うことがあり、
一概には言えないのですが、
(例えば氷河期世代はともかく
 バブル世代は選んでこういう道を選んだ人もいますから)
こういう流れは個人的には良いかと思っています。

それはともかくとして、
この本の内容は実に素晴らしいと思いますので、
読んでいただけて嬉しいです。
彼ら(私たち)をとりまく構造的な問題。
これをどう解決していくか。
一人一人の意識改革それしかないとおもいますので、
是非とも色んな人に読んでほしい1冊でした。

投稿: シン@部屋主 | 2009年1月11日 (日) 11時37分

昨日 名古屋で アルミ缶 45R袋に 半分ぐらいからそれ以上 つぶした缶を 6袋 約8文目ぐらいかなぁ 1キロ90円だったので
12・2キロで1098円でした。お金にならないものですね。
車で運搬。集積保管期間2ヶ月ぐらい
これは 労力的に 疲れ 他
無料でしか 引き取らない業者もありますね
生活保護問題 職安 失業保険 福祉 宗教
公務員 笹島寮 シェルター(愛知万博の時 作られた) 他
今 被災地問題
助けたくても 難しいですね。

投稿: 村石太マン | 2011年4月 3日 (日) 13時56分

>村石太マンさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。

アルミ缶を12キロで1000円…
それを集める労力を考えると
背筋がゾッとする料金ですね。

この国には構造的な問題が多々ありますが、
このセーフティネットについては、
正直もっともっと考え早く対応せねばならないと
常々感じております。

特に村石太マンさんもおっしゃってるように、
今回の震災では多くの被害が出ましたので、
これを機会にこういう問題にもっとつっこんだ
議論をせねばと思っています。

投稿: シン@部屋主 | 2011年4月 4日 (月) 01時31分

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