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デス・ネイル

お見世出し(収録されている「呪扇」はお気に入りの作品です)」が面白かったので購入してみました。

デス・ネイル (角川ホラー文庫) Book デス・ネイル (角川ホラー文庫)

著者:森山 東
販売元:角川書店
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部屋主の独断ランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「デス・ネイル」のあらすじ

ネイリストを目指す「奈々子」は、ボランティアで老人ホームを訪問し、「かつ江」という元占い師の老婦人の爪を美しくマニキュアします。

それから数週間、かつ江の訃報とともに彼女の感謝の言葉と遺品である眼鏡が、奈々子に送られてきます。

その眼鏡をかけネイルをしていると不思議な映像が見えはじめ、その眼鏡に導かれながら奈々子はネイリストしての素質を開花させていきます。

奈々子がカリスマと呼ばれるようになった頃、彼女の先生と親友が続けて行方不明となり、さらに2人の殺害を示唆する人物が現れるのです。

2人を助けるべくその相手の挑発に乗った奈々子ですが、彼女はそこで信じられないものを見ることに・・・

「幸運を呼ぶ魚」のあらすじ

中国風水で「幸運を呼ぶ魚」と呼ばれる高級魚「アロワナ(中国名・龍魚)」。

特にそんな知識もなかったのですが、「私」はアロワナを見た瞬間に好きになり、少ないお小遣いをはたいて購入してしまいます。

息子を良い私立小学校へ行かせるためにパートに通いはじめて妻からは毎日のように小言を言われましたが、私はそれに耐えながらアロワナを可愛がり続けました。

そんなある日、アロワナが「キンギョ・クレ」としゃべりかけてくるのです。私は幻聴だと思いつつも「願い事聞いてくれたら・・・」とアロワナに約束するのです。

全く信じてなかった私ですが、その後すぐに幸運が舞い降りてきて・・・

「月の川」のあらすじ

共働きの妻に急な仕事が入ったため、「栗山」は自分だけで娘2人を連れて学童保育のキャンプに行くことになってしまいました。

不機嫌ながらも参加したキャンプで、栗山は娘の同級生の母親「有馬」に目を奪われます。

美しい顔に日本人離れした抜群のスタイル。しかし、どうにも言動がおかしいのです。

そして、キャンプの夜、同じく参加している保護者が次々と彼女にまつわるよからぬ噂話を始めるのですが・・・

「感光タクシー」のあらすじ

最近彼氏が出来てラブラブな少女「チャコ」は、親友の霊を呼ぶという噂のある「ミカ」と美しい髪の「サキ」と3人で修学旅行で京都観光に来ていました。

ところが、3人の乗ったタクシーは、運転手は顔を隠しほとんどしゃべらないし、どうにも様子おかしいのです。

さらにミカの言動もどこかおかしい上、運転手ともどうやら知り合いのようで・・・

部屋主の感想

基本的に全部嫌いではないですが、全部妙に物足りない感があります。怖さもさっぱりですし。

「デス・ネイル」の感想

表題作に選ばれてるだけあって、この短編集の中では1番かと思います。

爪のホラーという着眼点がよかったかと。

物語的には単純な構造だったの油断していので、「この辺りで終わり、後味すっきりのホラーも好きだな」とか思ってたら、珍しくしてやられてしまいました。

なので独断ランクはBくらいで。

「幸運を呼ぶ魚」の感想

いやまぁなんというか単純な話でした。

「デス・ネイル」でちょっとしてやられた感があったので、2つのパターンを想定してたのですが、その内の1つがドンピシャでした。

色々と物足りないですが嫌いではないです。

お受験に対する風刺も含まれてるのかな。

とりあえずまぁ独断ランクはCくらいで。

「月の川」の感想

ダメだと思いつつも美人には弱い。

そんな男の性を巧くつくドキドキする作品でした。

でも全く怖くはないしオチが弱いので独断ランクはCで。

とりあえずこれだけ映画化希望(笑)

「感光タクシー」の感想

うーん、なんといってよいから。

微妙だけどこれまた嫌いではないのです。

こういうラストは特に。

なので独断ランクはCくらいで。

あと妙に読みにくかったです。

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コメント

ご無沙汰しておりました。m(_ _;)m
ブログ復帰しましたので、
また宜しくお願いいたします☆

「デス・ネイル」の表紙がとっても怖いです・・・
(゜-゜;))ブルブル…
そーいえば、もう随分とマニキュアしてないなぁ~
お米を研いだりすると、すぐ取れちゃうんですよね・・・(T0T)

「ダメだと思いつつも美人には弱い」
なるほど、男性ってそうなんですね。
( ̄ー ̄)ぐふふふ・・・

投稿: caren | 2007年10月29日 (月) 17時53分

こんばんは

デスネイル、表紙はいい感じですね(笑)
怖さ的にもう一つみたいですね。
う~ん、残念。

「狂い」の構造~人はいかにして狂って行くのか?~
という本を読みました。
平山夢明氏と精神科医の春日武彦氏の対談形式の本ですけど。
シンさん向けだな、と思いました(o^-^o)

投稿: nori | 2007年10月29日 (月) 19時30分

なんだか怖そうですね~
でも面白そうかな~と思ったんですが

今は京都人・・・シリーズを読むのに忙しかったりしています(^ω^)

投稿: ゆり | 2007年10月29日 (月) 22時05分

こんばんは。
表紙は確かに雰囲気ありますね~。
ちょっと全然知らない著者です。
はじめて聞いた。
チェックしてみます。

投稿: ちきちき | 2007年10月29日 (月) 22時29分

>carenさん
この表紙はいい感じですよね^^
私も好みです♪
マニキュアに関しては男なのであまり知りませんが、
マニキュアのホラーはおそらく初だと思うので、
実に新鮮でございました(^-^)b
美人に弱いのは男なので。

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月31日 (水) 12時18分

>noriさん
表紙はいいのですが内容はまぁまぁどまりですね。
「お見世出し」がよかっただけに
余計にそう感じたのかもですか。
「狂い~」は前から気にはなってたんですよ。
でも悩んだ結果買わなかったことが何度もだったりです(^^;

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月31日 (水) 12時21分

>ゆりさん
なかなかに面白いですよ。
読みやすいですし^^
まずは京都をお楽しみくださいませ☆

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月31日 (水) 12時23分

>ちきちきさん
ちきちきさんとは読んでる本が質が違いますもんね(^^;
この作品より個人的には「お見世出し」がオススメですが、
私のオススメというのはエグいということですので…

投稿: シン@部屋主 | 2007年10月31日 (水) 12時25分

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