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黒祠の島

設定が気に入ったので購入してみました。

黒祠の島 (祥伝社文庫) Book 黒祠の島 (祥伝社文庫)

著者:小野 不由美
販売元:祥伝社
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部屋主の独断ランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

「黒祠」とは。

明治政府の採った祭政一致政策によって、神社は信仰の対象ではなく、国民が義務として崇拝する対象とされた。

神社は国家の宗祀(そうし)として社格制度のもとに統合され、国家の施設とされた。

全国の神社は位階制によって整然と編成され、行なわれる祭祀も国家の定めた様式に統一された。この統合に与(くみ)しないものは迷信として弾圧されなければならなかった。

国家神道の中にあって、黒祠とは、統合されなかった神社を言う。それは迷信の産物であり、言わば邪教である。

・・・

作家「葛城志保」が、彼女の仕事のパートナーを務めていた「式部剛」に、「もし3日して私が帰ってこなかったら・・・」と自宅の鍵を残して失踪します。

過去を切り捨てたように生きてきた彼女のわずかな痕跡を辿り式部が到達したのは、「夜叉島」と呼ばれる「黒祠」の島でした。

余所者を嫌い、因習に満ちた夜叉島で、懸命に調査を進める式部は、嵐の夜、全身40箇所以上の刺し傷があり、神社の樹に逆さに磔にされた上、燃やされた死体へと行き着きます。

しかし、島の権力者であり謎の神を祭る「神領(じんりょう)」家は、何故か事件をもみ消そうとし、さらに式部は島から追い出されそうになり・・・

部屋主の感想

まぁまぁですね。

もっと怖い作品かと思って期待していたのですが、怖さは全くなしです。あらすじに出て来る死体の描写がその手のものが苦手な人にはちょっと嫌かなって程度でしょう。

黒祠で因習に満ちた孤島・・・こういう設定が大好きってことで、もっとドロドロしたのを期待していたのですが、全然あったりしたものでした。ここはかなり期待はずれで凹みました。

一応、ミステリですが、完全に展開は読めます。かなりわかりやすいですが、でもまぁ、それだからこそ満足感があるってのもあったりです。

謎の神の正体を陰陽五行によって解き明かすあたりが、マニアックですが部屋主にはツボでした。

面白くないことはないのですが、なんか色々と物足りない1冊でした。

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コメント

そうそう!私ももっとスゴイの期待した為、ちょっと肩すかし感ありでした
結末も、え〜ここに持ってくるの〜と言う感じがありで、評価難しい作品ですね

投稿: きりり | 2007年8月17日 (金) 20時41分

こんばんは。
当時著者がすごく好きで(今も好きなんだけどいかんせん新刊が出ない…)、発売されてすぐ買って読んだ事を覚えています。
面白そうな設定なのに、今一歩って感じの話なんですよね…確かに…

投稿: ちきちき | 2007年8月17日 (金) 20時53分

ふ~む、この本は一時手に取りかけた本ですが、
なんとなくハズレ的印象があって、
これまで手にとっていませんでした。
シンさんランクCですか。
微妙ですね。
設定は面白そうなんですがね。
「謎の神の正体を陰陽五行によって解き明かす」
なんてゾクゾクしますもんね。
でも、読みたい本が数ある中手を伸ばしにくいですね。

投稿: じっちゃん | 2007年8月18日 (土) 07時37分

>きりりさん
きりりさんもお読みでしたか。
ほんと期待外れでしたよね(>_<)
と、ラストの謎解きが突然すぎるのも
これまたいただけませんでしたよね。

投稿: シン@部屋主 | 2007年8月19日 (日) 16時37分

>ちきちきさん
ちきちきさんもお読みとは。
さすが有名作家さんですね。
私はこれがデビューです^^
でもいまいちでした(>_<)

投稿: シン@部屋主 | 2007年8月19日 (日) 16時39分

>じっちゃんさん
じっちゃんさんも1度は手にとったのですね^^
私は勢いで購入してしまいました。
最近ちょっと現実逃避してるものでして(^^;
一応感想では陰陽五行云々と書きましたが、
そんなに押しポイントというほどではなく、
他に押すべきポイントがなかったものでして(-_-;)
そこが好きなのはもちろんですが。

投稿: シン@部屋主 | 2007年8月19日 (日) 16時42分

>そんなに押しポイントというほどではなく、
>他に押すべきポイントがなかったものでして
親切なコメントありがとうございます。
やっぱり次に買うのは三津田信三さんの本にしましょう。

投稿: じっちゃん | 2007年8月19日 (日) 17時44分

>じっちゃんさん
いえいえでございます。
三津田さんの本ですが、
やはり「如き」シリーズがいいですね。
「首無の如き祟るもの」は見事かと。

投稿: シン@部屋主 | 2007年8月23日 (木) 04時34分

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