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禍家

お気に入りの作家「三津田信三」氏の最新作です。

禍家 (光文社文庫 み 25-1) Book 禍家 (光文社文庫 み 25-1)

著者:三津田 信三
販売元:光文社
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部屋主の独断ランク:C

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

12歳の少年「棟像 貢太郎(むなかた こうたろう)」は、父母が事故死したため、祖母と一緒に、千葉から東京郊外にあるとある一軒屋へと引っ越します。

引越し当日、家へと行こうとする貢太郎は、初めての街なのに既視感(デ・ジャ・ブ)を憶え不安に陥ります

これまでも何度かこういったことがあったのですが、その度に厭な目に遭ったり、危ない思いしたり、怖いことが起こったりしてきたからです。

あわてて家へ急ごうとする貢太郎は奇怪な老人に話しかけられます。「ぼうず、おかえり・・・」と。

引っ越した先の家や鎮守の森で、次々と怪異に襲われる貢太郎は、友達になった同級生の少女「礼奈(れな)」とともに、家、そして街の秘密を探り始めるのですが・・・

部屋主の感想

正直微妙です。これまでの著者の作品とは一線を隔します。部屋主が著者の作品で好きだったところがほぼありません。

怪異の主の息遣いが聞こえてきそうな感じの迫りくる恐怖の描き方のみかろうじて著者の作品の感じがします。

とはいえ恐怖度もそこまで高くありません。

ただ、ここまで作風を変えてるのは、色々と著者自身が試しているのではという感じがします。

部屋主が三津田氏の作品を高く評価している点のうち恐怖の描き方以外の、大量の伏線とその回収、メタ的な視点から自ら可能性をほとんどつぶした上での連続どんでん返し、色んな薀蓄とそれにともなう読みにくさ、といったものがさっぱりです。

上記の恐怖度の低さも含めて、その分かなり読みやすくなっています。ある意味で一般受けする作風を試してみたのではと部屋主は解釈してます。

物語的には少年の冒険物語的な要素、そこそこの怖さ、一応のどんでん返し(伏線が少ない上に簡単すぎるので驚くほど予想通りで、それをどうさらに返してくるのかを期待してたのですが・・・)など、作品自身としてはちゃんとしてます。

非常に分かり易いので映画化とかしやすそうな作品です。

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コメント

表紙からして怖そうですね~~(*^v^*)
わ~^読めないかも~~(^v^)

投稿: みみこ | 2007年7月16日 (月) 16時57分

ひゃ~、これもう読まれたんですか!
完全に三津田さんにハマってますね。
私は今日書店で見かけてどうしようかと迷ったんですが、
まだ読んでいないのがたくさんあるので、
出かけた手を引っ込めました。

投稿: じっちゃん | 2007年7月16日 (月) 19時02分

>みみこちゃん
これはまぁそんなに怖くないので
安心して(?)読んでOKかとおもいます^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年7月17日 (火) 19時05分

>じっちゃんさん
さっそく読みました。
でもまぁ記事内でも書いたように
三津田氏の作品として読むとガッカリすると思います。
首無と比較すると個人的には全くですね。
その分以上に読みやすいです。

投稿: シン@部屋主 | 2007年7月17日 (火) 19時08分

こんばんは。
これダンナに買ってきてもらう本リストに入れてたんですが、見つけられなかったみたいです(^_^;)
あんまりらしくないってことですけど、一般向けってことは読みやすいのかしら?初めてにはいいですかね?
とりあえず自力で探してみます。

投稿: ちきちき | 2007年7月18日 (水) 21時36分

>ちきちきさん
こんばんは。
出版社さえわかっていれば
そこそこ大きな本屋なら大丈夫かと思います。
一般向けで読みやすいですが、
三津田氏の作品の良さはほとんどないので、
初めに読むのには向いてないかもです。

投稿: シン@部屋主 | 2007年7月20日 (金) 20時21分

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