ゼロ THE MAN OB THE CREATION 3巻
最近久々に読んでハマってます。なぜかアフィリエイトできないので普通に撮影した写真のみ貼っておきますね。
原作:愛英史 漫画:里見桂
部屋主の独断ランク:C
作品全体ランク:A
多少ネタバレ注意です。
あらすじらしきもの
地球上に存在するあらゆるものを複製する「神の手」を持つ究極の贋作者「ゼロ」の世界を駆けるアート・ロマンです。
♯12「トゥルファン・乙女の祈り」
中国は新疆ウイグル自治区トルファンの仏教壁画、中でも超一級品と呼ばれる「執金剛神」が何者かに盗まれ、追い詰められた美術館の館長はゼロに複製を依頼します。ゼロは報酬(2億4000千万)の面で折り合いがつかず、なによりこの事件で解雇された警備主任の娘「ミシェール」への仕打ちを見て依頼を断るのですが・・・
♯13「シバ女王の神鏡」
旧約聖書の中にわずかに登場するだけの「シバの女王」。200万人の難民を救うためにその財宝のありかを示した「シバの鏡」をシンガポールの富豪に売ろうとする「オフィール」王女と、それを阻止しようとする部族の兵士たち。王女たちはゼロに奪われる前にもう一つシバの鏡を作ってくれと依頼するのですが・・・
♯14「ワヤン・クリの怪」
1000年以上の歴史のあるジャワの「ワヤン・クリ(影絵人形劇)」、その上映中、睨まれたものは必ず死ぬという英雄「ハヌマン」の目が光ります。睨まれたのは卑劣な方法でリゾート開発を行っている「ルスカ」でした。ハヌマンの目が光るカラクリを見抜くためにルスカはゼロにワヤン人形の再現し犯人をつきとめるのですが・・・
♯15「妖刀のSPIRITS(魂)」
コレクターである「オナシア」の依頼の受けにいったゼロは、そのコレクションの中から、随分と人を斬っているのに刃こぼれ1つしていていない「備前の最上大業物」を発見します。これだけは「抜かないほうがいい」と忠告してゼロは去るのですが、オナシアは剣を抜き、妖刀に取り付かれてしまいます。オナシアの妻はなんとかしてくれとゼロに依頼し、ゼロは妖刀に対抗する刀をうちはじめます。
♯16「契り~ペラーダ山のガリンペイロ(金塊採掘者)」
ブラジルで1、2を争う大農園の1代で築き上げた「ロペスノ」がゼロに依頼したのは、経歴を詐称している己の原点である、ペラーダ山で金塊採掘をしていたときに親友と分かち合ったもののなくしてしまったペンダントの片割れの再現でした。と、同時に彼は10年以上探し続けた親友の家族を発見するのですが、それはかつて自分が財産目当ての結婚など許さないと激しく罵った息子の恋人だったのです・・・
♯17「遅れてきたサンタクロース」
クリスマス、雪崩に巻き込まれたゼロは、ドイツで貧しい一家に助けられます。その一家が貧困なのは父親が殺人容疑で逮捕されていたからした。そんな事をするはずがないという家族の話を聞いて、ゼロは一宿の恩を感じ、事件を独自に調査しはじめます。
♯18「ポンペイ~時空を駆けるblood(血)」
眠るだびに悪夢にうなされる少年「ジミー」。何人もの医者に見てもらいましたがその症状が改善されることはなく、両親は藁にもすがる思いでゼロに依頼します。ゼロは悪夢の分析を進めるうちに、ジミーがベスビオ火山の噴火により1900年前に歴史から消えた街「ポンペイ」に夢の中でいることに気づくのです。
部屋主の感想
正直この巻は微妙ですね。まだ方向性がはっきりとしてないのもあるとは思いますが、この漫画の魅力であるウンチクが非常に少ないのが何より残念です。
とはいえ、物語的にはそれなりに面白いのもあったりですしね。♯12なんかは、「おいおい、ゼロさん何臭い台詞を並べて口説いてるんだ」とツっこんでしまいたくなる場面はありますが、心暖まる構成です。
心暖まるという点では、♯16や♯17あたりもそんな感じですね。♯17の方はいまいちですが、♯16はけっこう好きです。
でもって、この巻で1番好きなのは♯14です。非道な方法でリゾート開発を行うルスカに対し、ハヌマンの伝説を使って手を引くように警告する現地住民のトリックをゼロが見破るまでは予想通りでしたが、、その後、逮捕されながらも涙ながらに「あなたに正義はないのかーッ!」との相手に「私のビジネスには関係ない」とまさかの返答をして唾を吐きかけられるゼロという意外な展開。でも最後はきちんと勧善懲悪、まさかあんな方法でのまきかえしがあったとは。あまりに渋さにため息が出ました。
この巻の部屋主のグッときた台詞
「弱者には傲慢な態度で強者にはへつらうか―ッ」
♯12でミシェールの父親を解雇にしないでという願いは無碍に断ったけれど、自分たちがゼロに依頼するときは媚び諂った態度をとった時のゼロ台詞です。ゼロが怒って依頼を断るのは当然ですよね。怒るときはしっかりと怒る、これ基本です。
「報酬は十分もらった あとは私が約束を果たすだけだ」
ネタバレするので詳細はあれですが、2億4000万円の報酬を、あること(普通はほとんど価値のないもの)と引き換えに依頼を受けた時の台詞です。こういう大きい人間になりたいものです。
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コメント
こんにちは☆
この漫画は読んだ事がないのですが、おもしろそうですね。
それにしても、2億4000万円の報酬ですかぁ・・・
もし2億4000万円あったら・・・
なんて考えてしまいます。( ̄▽ ̄;)ゞぽりぽり
投稿: caren | 2007年5月11日 (金) 15時04分
>carenさん
この漫画はオススメですよ^^
現在60巻近く出てますが基本的に1話完結で
登場人物も重複しないのでどこから読んでもOKですし。
と、ゼロの報酬にすれば
それくらいはまだまだ安いくらいです(;´д`)
投稿: シン@部屋主 | 2007年5月12日 (土) 17時36分