« コーラマシュマロ | トップページ | 吉野家 納豆定食 »

ゼロ THE MAN OB THE CREATION 1巻

年末の「ここ一月で買った漫画の本紹介」で、ブログ「ぼちぼち。」の「ちきちき」さんから気になるとのコメントをいただきましたのでレビューしたいと思います。部屋主が芸術系が好きなのは小学5年生くらいから読んでたこの漫画の影響ですね。

ゼロTHE MAN OF THE CREATION 1 (1) Book ゼロTHE MAN OF THE CREATION 1 (1)

著者:愛 英史
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

部屋主の独断ランク:B

   作品全体ランク:A

多少ネタバレ注意です。

あらすじらしきもの

地球上に存在するあらゆるものを複製する「神の手」を持つ究極の贋作者、国籍・本名・素性の全てが謎に包まれ、姿だけではなく創作者の魂までも復元し、この世から「ひとつだけ」という言葉を消してしまう創造主(THE MAN OB THE CREATION)と呼ばれる男「ゼロ」の世界を駆けるアート・ロマンです。

♯1「アール・ヌーヴォーの奇跡」

3年後の未来を映し出すアール・ヌーヴォーの傑作「未来を映す大杯」の覗き込んだ少女・恵美が見たものは老婆になった自分の姿でした。それ以降、恵美は自分の姿が映るものを怖がり驚くべき速さで衰弱していくのです・・・彼女の両親は大杯の謎を解くため一縷の望みをかけてゼロへと複製依頼をするです。

♯2「ユーマ 呪いのダイヤ」

手にしたものは病の床に伏しやがては発狂して死ぬという、世界一の大きさを誇る「イブ。ユーマ」のダイヤの原石を手にしてから原因不明の病に倒れてしまった男を救うためにダイヤのコピーを依頼されたゼロが見た呪いの真実とは・・・

♯3「プルトゥ(地獄)から来た死の仮面」

半年前、フィジー諸島のとある島に仮面が流れ着きます。祟りの前兆と思い恐れる老人を尻目に若者が面を被ると、面は顔から外れなくなり、外れたときには顔がなくなっていました。島の博物館で学芸員をやっていた若者はその仮面を考古学の教授に渡すのですが、戻ってきた仮面は偽物で息子は帰ってこなかったのです。学芸員の父はわずかな望みをかけてゼロに面の再現を依頼します・・・

♯4「チャンカイのマドンナ」

「ゼロとコンタクトをとれば多分わかるだろう」という父の言葉通り、本人も依頼内容を知らないままに代理人はゼロにコンタクトをとります。依頼人が病に伏し余命幾許もない今世紀最高の彫刻家アルフレド・ドッセナであることを知ったゼロは、先インカ文明と呼ばれるチャンカイ文化から発掘された土器「チャンカイのマドンナ」が彼の作った彫刻であるとみぬきます。果たしてゼロは天才の若さゆえの過去の過ちを精算することができるのだろうか・・・

部屋主の感想

久々に読みましたがやはり熱いです。ただ、この1巻や続く2巻あたりはまだしっかりとした方向性をもっておらずといった感じで、演出にかなり不満があります(ゼロのすごさを強調するために人間を作ってしまうのはやりすぎでしょう。おそらく著者もこのへんは消してしまいたいはず)。

勧善懲悪な物語を楽しみながら、色んな芸術や歴史の勉強になるところがこの漫画の素敵なところでしょう。悪者をやっつけ、弱いものを救うその姿に憧れをおぼえます。巻によってはウンチクがすさまじいので読み応えも十分ですしね(基本的に字はかなり多いです)。

1巻の中にでは♯4が一番のお気に入りですね。この天才の過去の過ち系の話はこの後も少ないながらいくつかあるのですが全部大好きです。♯2のラストなんかもグッときますよ。

50巻以上刊行されており、今も連載中のもはや名作の部類に入るこの漫画ですが基本的に1話完結でゼロ以外の同じキャラクターも登場していないので、50巻のうちどこから読んでも楽しめますので、書店で見かけたときはどの巻でもいいので購入してみてくださいね。このブログから買ってもらえるのが一番嬉しいですが。

この巻の部屋主がグッときた台詞

あんたの命の値段だよ まだ高すぎるかね~あんたの命の値打ちがそれ以上だと思うなら その額をこの人たちがせめて雨露をしのげるように作ってやることだな

ネタバレするんで詳細は書けませんが、ここを読んだ人はきっと「ゼロ、カッコよすぎだよ」って思うはずです。ちなみにこの時提示したのは1$です。

物の価値というものは 人が決めるのではない 自分が決めるものなんだ

これもネタバレするんで詳細は書けませんが、ゼロが100億円の報酬よりもガラクタを選んだときの台詞です。こういう男になりたいものです。

人気blogランキングへ←ポチっと応援お願いしますm(__)m

にほんブログ村 本ブログへ←こちらもポチっと応援お願いしますm(_ _)m

|

« コーラマシュマロ | トップページ | 吉野家 納豆定食 »

コメント

お邪魔します(いそいそ)。

遊びにきたらいきなり自分の名前があったのでちょっとびっくりしてしまいました!
レビューありがとうございますm(__)m
実はまだ読めてないんですが、明日はお仕事もお休みなのでチャレンジしてみたいと思います。
ちょうどマンガ読みたい気分だし。
どの巻からでもいいんですよね?さすがに大きな書店じゃないと全巻は揃ってなさそうですよねぇ。

「ピアノの森」レビューも楽しみにしてます。

投稿: ちきちき | 2007年1月24日 (水) 20時39分

>ちきちきさん
いそいそとコメントありがとです^^
いえいえ、リクエストがあれば応えたくなるのが心情ってものです☆
これはどこから読んでもOKなので
気になったのならどこからでもお頼みくださいね(^-^)
ピアノの森も近々レビュー再開したいと思います。

投稿: シン@部屋主 | 2007年1月25日 (木) 17時50分

これ面白そうですねえ。
是非買って読んでみたいと思います。
でも、買うのは古本屋さんになるかな(;^_^A

投稿: じっちゃん | 2007年1月27日 (土) 07時31分

>じっちゃんさん
これは面白いですよ~♪
私の好きな漫画ベスト10に入っております。
古本屋さんで見かけたときは是非とも購入してみてくださいね^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年1月28日 (日) 01時26分

買いました。
ネット古本屋の『古本市場』にあったので。
とりあえず一巻だけ買いました。
他の巻も『古本市場』にあったので、
一巻が気に入ったら他の巻も買って読みます。
ご紹介ありがとうございました。

投稿: じっちゃん | 2007年1月28日 (日) 04時47分

>じっちゃんさん
おっ、早くもご購入されましたか^^
ただ感想のとこにも書きましたが
最初の方はまだムチャやってますので・・・(^^;
ですので1巻だけで評価せずに他のも読んでみて欲しいかなぁ・・・
なんて思ってみたりです。

投稿: シン@部屋主 | 2007年1月28日 (日) 14時36分

>ですので1巻だけで評価せずに他のも読んでみて欲しいかなぁ・・・
了解です。
本はまだ届いてません。
届いたら真っ先に読みます。

投稿: じっちゃん | 2007年1月28日 (日) 18時33分

>じっちゃんさん
とはいえ好みはあるかと思いますので。
じっちゃんさんにとっても面白かったら幸いです^^
また近日中に2巻のレビューをしたいと思いますので
よかったらそちらも参考にしてくださいね^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年1月28日 (日) 23時55分

『ゼロ』の1巻を読みました。
コンセプトは面白いですが、
ちょっと荒っぽいですね。
でもシンさんが「ダンダンよくなる法華の太鼓」と(何
おっしゃっているので、それを信用して
いきなり10巻くらいを読んでみようと思います。

1巻では最後の「チャンカナのマドンナ」がまずまずかな・・・・
と書こうと思ってたら、シンさんも同じ感想なんですね。
だとしたら今後が期待できそうです。

投稿: じっちゃん | 2007年1月31日 (水) 14時52分

こんばんは。
先日古本屋に立ち寄った時に1冊見かけましたので購入してみました♪57巻だったかな?
文字量いっぱいでガッツリ!な感じでした〈これを小5から読んでたなんてすごい…)。

面白かったです。
勝手に対象は美術品だけ、と思ってたのでお香の話が出てきたときはびっくりしました。そしてこのお話がお気に入りでした。

本当にどこから読んでもいけそうなので、見かけたら買う感じで集めようと思います(^^)v
ご紹介ありがとうございました

投稿: ちきちき | 2007年1月31日 (水) 20時08分

>じっちゃんさん
今のところ4巻までをかなり久々に読みましたが
まだまだ荒っぽい感じはしますね。
ウンチクも少なめだし。
やはり子供のころに読むのと大人になって読むのとでは
けっこう違うものがあり面白い感じです^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年2月 1日 (木) 02時31分

>ちきちきさん
最初の方は今ほどうんちくが詰まってないので
子供の私でも十分読めるレベルだったんですよ。
途中やたらと分量が増えたように思った時期もありましたが
最近はまた少なくなったように思っています。
ただ、それは実際の分量が減ったのか、
自分の読書能力があがったためかは不明ですが。

と、あのお香の話が気に入ってくれましたか。
あぁいうミステリ調の作品もけっこうあったりです^^
その巻だと個人的にはラストの話が私は好きです^^

投稿: シン@部屋主 | 2007年2月 1日 (木) 02時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゼロ THE MAN OB THE CREATION 1巻:

« コーラマシュマロ | トップページ | 吉野家 納豆定食 »