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99.9%は仮説

またこのブログを見てる人に質問です。飛行機はなぜ飛ぶのでしょうか?知ってる人います?

帯に書いてあったこの質問に惹かれちょっと立ち読みしてみると、どうにも著者の主張と日頃自分が考え、知り合い相手に主張していることが似ていたんで購入してしまった1冊です。常識や固定観念といったものを疑い(仮説を外す)、相対的に物事を見てごらんって感じの本です。ちなみに部屋主はちょっと病的な懐疑人間だったりします。今までは知ってることが多かった本は低評価にしてあったんですが、自分の思考とかなり似ているために高評価にしてあります。

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 Book 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

著者:竹内 薫
販売元:光文社
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部屋主の独断ランク:A

内容紹介的なもの&感想

さて、上記した質問の解答なのですが「実は今のところよくわかっていない」が答えらしいです。なぜよくわかっていないのかの説明をプロローグですることにより、試行錯誤と経験によってうまくいっていることと、科学的根拠が完璧にわかっていることとは別のことだと指摘してきます。

1章ではガリレオやコペルニクスといった歴史上の天才たちを例に出し、世界は仮説でできていると主張しています。また世界を覆う常識を払拭することがいかに難しいかも書かれています。ちなみに部屋主はガリレオの死に様を尊敬してたりします(ホントならね)。

2章は自分の頭の中にある仮説に気づきましょうということで、演繹や帰納といった方法を紹介しています。また、アインシュタインたちを例に、古い仮説の存在に気づいていて、そのうえで新しい仮説を考えることができると常識をくつがえすことができると述べています(迫害の危険も)。

3章はロボトミーの手術や冥王星を例に出して、時代によって正しい方法は変わり、仮説というものは180度くつがえるということを書いてあります。何でも鵜呑みにせずに、今正しいと思われてることもいつ間違ったものとなるかわからないと肝に銘じておきましょうということです(逆もまた然り)。

4章はポパーの反証可能性の説明から入り、科学では決定的な証明はできず、仮説と真理は違うということを述べています。同時に科学と哲学の関係についても書かれています。

5章では知的設計者説超ひも理論について解説し、このような大仮説ももしかしたらあるのではという可能性について述べ、問題は、わかってないことはわかってないときちんと教えるべきだと主張しています。

6章では役割理論や相対性理論を例に、頭の中の仮説を外し、相対的に物事を見るためには、疑う力をつけ、身近のもので哲学(素朴な疑問をもち世の中の基準を解体すること)することやってみたらと述べています。

最終の7章では、ホーキングや映画マトリックス、共約不可能性間主観性について説明し、あなたの頭の中もわたしの頭の中も仮説だらけだということを理解し、様々な意見を相対的に判断する頭の柔らかさが重要であるとくくってあります。

上記の紹介文を読んでると難しそうかも知れませんが、うまいこと説明してあるので読みやすいです。これを読めばこのブログのタイトルの意味がわかったりするかも。

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コメント

TBに対して、コメントありがとうございました。
本書は、難しい話を分かりやすく書いてありました。
思いこみをしないという趣旨が伝わってきました。

よく本を読んでおられますね。

投稿: ぜん | 2006年4月18日 (火) 20時56分

お返事遅くなってすみません。
あの後バイトに行ってたものでして。
また今日の昼間にでも、ぜんさんのブログをゆっくり見に行きたいと思います。
仏教に関する知識はさほどないので勉強させてもらうつもりです。

投稿: シン@部屋主 | 2006年4月19日 (水) 04時57分

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竹内薫『99・9%は仮説』光文社新書、を読みました。 本書は「あたまが柔らかくなる科学入門」という紹介されています。 科学について書いてあるのですが、字が大きいのと分かりやすい説明で、一気に読み終わりました。 導入部は、飛行機はなぜ飛ぶのか? 素人には分からなくても、科学者ははっきりと説明できると思っています。 しかし、肝心なところはよく分かっていないのだそうです。 >「飛行機が飛ぶ」という... [続きを読む]

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